心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

愚の如く、魯の如し

2010-05-17 | 禅語・般若心経
                            (半紙)

禅語の「愚の如く、魯の如し」 

世の中目立てばいいというものでもなく。
けれど現代は、目だってなんぼ・・のようなところもあるとかで。。

「愚の如く、魯の如し」とは、本物は、人に知られることがなくても
ひそかに努力したり、心を鍛えたりするものじゃ・・ってこと 

何かの目標に向かってやり続けること、あるいは、もし思い半ばで終わったとしても
その「やりたかったこと」と、そこへ向かう思いを心に持っていたならば
最後に笑える人生になるんでないの?ってこと 

一度きりの人生だもの。
かっこつけて自分より大きく見せたりして、一人後悔したり
誰かのせい、何かのせいにして、動けなくなっているとしたら、もったいなや。。

誰も見ていないところで、どれだけほんとの自分と向き合えるか、
それは・・どれだけ自分を大事にできるかってことなのかも 

「愚の如く、魯の如し」 

そんな風に生きられたら、なんか、かっこいいな・・ってね 
コメント (4)
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