心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

苦手もお互いさま

2008-01-19 | 漢詩


「心静興長」こころしずかなればきょうながし。
心が静かであれば日もまた長く興趣も深いものである、という意味。

社会にいれば、いろんな人と交わることになる。
気の合う人とばかりとはなかなかいかず、苦手な人、どうも相性の
悪い人もいたり。
同じことを言われても、ありがとうって思える人と、そう思えない人とか

そんな時、ふと自分のことも考えてみると、消したくても消せない自分の
キライなところも見えてきて、人のこと言えないなぁって落ち込むこともある。

だから時々、心静興長・・・と、ことばに出して確認する。

どうも気が合わないっていう相手と、無理に交わろうとしないで、
適当な距離を保ちつつ、キライな自分とも折り合いをつけつつ、心静かに。
どちらにも思いを強くせず、こだわらないように、こだわらないように。。。

本来人は皆、気持ちよく、仲良くしたいと思っているんだと思う。
だから、何事もなるべくなら、良い方に良い方に捕らえていきたいものです。

「キライ」も、「苦手」も余計なエネルギー使うから。
心静興長・・と念じつつ。

苦手な人・・私ももちろんいます。
そして私のことが苦手な人も、もちろんいるわけだから。

苦手もキライもお互いさま。
そう思えば、少しは楽になれるかな・・と 







 
 
コメント (2)
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