ワダソウが咲いているとのことなので小宮公園へ見に行きました。
行く途中、国道16号のバイパスと山田川が交わる地点でコゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)が咲いているのを見つけました。こんな所にも拡散しているのだ。
浅川に入ると土手沿いに種々の花が咲いていました。
カラスノエンドウとスズメノエンドウが混じって沢山咲いていたので、カスマグサ(かす間草)もないかと探してみるとやはり咲いていました。
ヒメウズ(姫烏頭)も咲いていましたが、これはやや遅く果実も出来ていました。左上方に2個あり三俣になっているのが果実です。普通3~4叉に分かれます。
ノジシャ(野萵苣)も咲き始めていました。ヨーロッパ原産でオミナエシ科の1~2年草。花期は5~6月でサラダ用として生食できる。
セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草、キンポウゲ科の1年草で有毒植物。)も咲いています。
ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)にはモンキチョウが吸蜜していました。
土手の内側にオオリキュウバイ(大利休梅)の樹があり満開の花を付けていました。中国原産でバラ科の落葉高木。千利休が好んだといわれる?。樹も花も大きい。
なお、浅川河原ではイワツバメが沢山飛んでいました。まだ営巣していませんが国道20号の橋下には昨年の巣が残っており、ここに再び営巣するのでしょう。
小宮公園では
ムサシアブミやウラシマソウが咲いていましたが、すぐワダソウ(和田草、ナデシコ科ワチガイソウ属の多年草。)を見に行きました。もう遅いのか赤い葯が落下している花がほとんどでした。何とか少し残っているのがありましたので挙げておきます。
ホウチャクソウ(宝鐸草)はまだ蕾です。
チゴユリ(稚児由里)も少しだけ咲いていました。
日陰にシュンラン(春蘭)も咲いていました。
ここのクチナシグサ(梔子草、ハマウツボ(旧:ゴマノハグサ)科で半寄生の2年草。)は残念ながらまだ蕾でした。
樹木の花ではオトコヨウゾメとヒメリンゴが咲いていました。
オトコヨウゾメ:スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木。
ヒメリンゴ(姫林檎):古くから鉢植えや庭植えで親しまれているが、来歴は不明。果実は小さなリンゴで秋に熟す。
最後に花壇でキバナオドリコソウ(黄花踊り子草)が咲いていました。ヨーロッパ東部~西アジア原産でシソ科オドリコソウ属の常緑多年草。
以上