８月３１日。６月以来久し振りで長沼公園へ行きました。
野猿の尾根にはキンミズヒキと共にコヤブタバコがさくさん咲いていました。
コヤブタバコ（小藪煙草）
ツルニンジン保護区で今年はツルニンジン（蔓人参）が咲いているのを見ることができました。キキョウ科ツルニンジン属のつる性多年草で花期は８～１０月。名前は根が朝鮮人参に似ているから。別名ジイソブ（爺蕎）。片倉城跡公園でも今年初めて蕾が出来ています。咲くのが楽しみです。
山麓の沢沿いには早くもツリフネソウ（釣舟草）が２～３輪咲いていました。
山麓の林下にギンリョウソウモドキ（銀竜草擬、別名アキノギンリョウソウ）が沢山出てきていました。ツツジ科ギンリョウソウモドキ属の腐生植物で多年草。名前の通りギンリョウソウにぞっくりです。出てくる時期がこちらは秋（９～１０月に咲く）で果実が蒴果で上を向いて結実し熟します。ギンリョウソウは５～８月に咲き、果実は液果で頭を下を向いて結実し熟します。
草原にトノサマバッタによく似たツチイナゴの幼虫がいました。秋の花や虫が出てきています。
先日見かけたセスジスズメの幼虫がここにもいました。
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