<『断食』の脅威、チリ鉱山33人69日間サバイバル>
2010年8月5日、チリ・サンホセ鉱山・地下500メートル地点で突然落盤事故が発生!、33人が閉じ込められた!!
あらゆる坑道は塞がれ、開通のめどは皆無…。
刻々と時間は過ぎてゆく。 1週間が過ぎ、生存を信じる家族や同僚たちにも疲労の色が濃くなる、そしてさらに1週間…ひとびとに絶望感が広がっていた。
そして、事故から「17日目。」、探索ドリル先端に地下から命の「赤いメッセージ。」がくくりつけられていたのだ!!
落盤事故から「69日目。」、救出用の特製カプセル“フェニックス”が途中700メートルの緊急退避所に到達して、33人は救出された…。
沈着・卓抜したリーダー・ウルファス氏により、徹底した生活管理と自己管理がなされた。
当時の待避所には、わずか1日分の予備食料しか蓄えられていなかった…。
ツナ、サーモン缶詰、各々10個余り、他クラッカー、ミルク少々、それほどの食料で、どうして男たちは17日間も生き続けられたのか?
2週間以上…地底の密室空間で、ほぼ食料ゼロで閉じ込められた。
普通の人の感覚なら33人が全員餓死しただろうと思ったはずだ、すなわち全員絶望…。
ところが全員生還のメッセージに驚嘆したのだ…!
ウェルファス氏は、食糧は『3日』で(え~つ!)1人当たり「缶詰ツナ2匙。」、「クラッカー2分の1枚。」、「ミルク2分の1カップ。」と厳格に定めた…だれ1人例外なし!
これは、もはや少食とか節食というレベルではない。 明らかな断食(ファスティング)のメニューである…。(標準断食コースは20日間)
「断食を行うと、心が澄み切って非常に安定した精神状態(血圧も正常)。」になります。
それは「食べない。」ことが、逆に人間に強靭な生命力と精神力を「与えて。」くれる―という驚異の真実をチリ鉱山33人の生存劇は、われわれ人類に大きな『教訓』を残してくれたといえましょう…。
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