<ブログ・東京老人へのコメント:それによって、誰が利益するかという「刑事コロンボの法則。」>
一般的にいって、科学技術が進歩したといった場合、『効率』(アウトプット/インプット)が良くなることでありましょう。
例えば、日本の製造業の雇用人数が減少しているということは、日本の製造業が退歩(衰退)しているということではなく、『進歩』(進展・うまくいっている)ことの表れだということであります…。
何故かなれば、生産技術の進歩発展により、生産が自動化され、「ロボットが、物を生産する。」ように技術改良がされています…。
ばかりか、富士通ファナック忍野工場は、「ロボットがロボットを作る。」という無人工場となっています。
人間本来にとって、物を生産する=働く(喜びではありますが…)ことは『手段』であるとも言えて、「物を『消費』すること(生きること)。」が『目的』であると考えます…。
その意味で、日本において、第2次産業(製造業)の雇用人数が『減少』し、『消費』に関連する第3次産業のウェイトが高まっていることは、日本経済が成熟(人間の目的)に向かっているという「好指標。」であります。
そして、第3次産業とは、「消費対応。」の「サービス業。」の特性である「サービスの作り貯め。」ができないということから、顧客増減に合わせての「非正規雇用。」形態が常套なのであります…。
したがって、「非正規雇用。」問題ということは、「政治問題。」とか「格差拡大。」とかとは「別バージョン。」の要素があることに留意する必要がありそうであります…。
さて以上の『知見』をふまえて、今日の「医療(費)天国。」の実情をどう考えたらよいのでしょうかしらね…!!?
「技術発展。」の法則(?)から見れば、日進月歩の医療技術・医薬品の改良・進歩があれば、その目的である「治療の改善。」によって、目覚ましく『病気』、「病人数。」の『減少』がみられているはずであります…。
結果、年々「医療費。」の減額が行われていてしかるべきかと考えます…。
現状は、これと全く逆方向に向かっておるのであって、どの病院も患者数が増えて、押すな押すなの大繁盛であります…!!
日本は、世界有数の「医療(費)。」大国(天国)であると述べた所以であります…。
現実に云われている『通説』(病気にならないように何回も検査して「早期発見・早期治療。」)は、それによって、誰が利益するかという「刑事コロンボの法則。」(いわば神の目で見る)で考えれば、おのずと『犯人』は明らかだと思うんですがね…!!?
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