世界の趨勢は、間違いなく日本型の『省エネ、省スペース』の方向に向かっています。
日本の人口は、1億2千万人を超えますが、他の人口の多い国というものは、どれも『国民国家』ではありません。
多民族・多言語国家で、民族間、言語間のせめぎ合いで、足を引っ張り合っています。
日本のように、1つの統合された経済システム、社会風俗、習慣、そう云ったものが、定着している国など、ほかにはないわけです。
そして、この利点は、ますます、強まっていくと思います。
一皮むけば、異民族、異言語間の熾烈な闘争があって、なかなかうまくいく保証はないという国が、日本のように1億2千万人以上の人間が、同じ言葉を話し、殆ど民族的にも同じで、風俗、習慣などが同じ国の『省エネ、省スペース』というスタイルを、目指すのは、無理があります。
アメリカは、かろうじて、多民族を統合していますが、アメリカ英語だけしか使わない国という特徴を失った瞬間から、国民国家として、解体の危機に瀕していると思いますし、ロシアや中国は、間違いなく分裂すると思います。
インドも、分裂する可能性が、かなり高いのでは、ないでしょうか?
言語の格差の問題もあります。
あまりにも、格差が大きくなると、国民国家としての統合は、維持できなくなります。
言葉と所得水準、この2つで、ほぼ同質性を維持できている国は、唯1、日本だけです。
日本が、次の世界経済覇権国家になるのは、もはや、間違いありません。
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