脳腫瘍の夫と共に

2010年4月グリオーマと診断された夫との手探りの日々…

あなたへ 2

2013-09-24 23:50:54 | 私の思い 3
仕事で
へとへとに疲れて
一人でお酒をのんでいると
あなたが元気だった頃のことを思います。


どんなに疲れて帰ってもまずはお風呂でしたね。
ゆっくりと
手足を伸ばして
温まることが大好きだったあなた。

そのあとは
ビール、
そして
焼酎。
季節によって
オンザロックだったり
お湯割りだったり。
どきどきは熱燗だったり。


飲みながら
たくさんの話をしましたね。


仕事で
疲れていたはずなのに
いつも
たくさん
話をしましたね。


仕事の話や
私の話、
こどもたちのことや
福祉の話


話題はたくさんありましたね。


翌日の仕事に差し障るからと
いつも
途中でストップしなければならないほど
次から次へと
話したいことが湧いてきて・・・。



あなた
今は
どんなに疲れて帰っても
話を聞いてくれる人はいません。


疲れきって
たった一人で
お酒をのんでいます。


あなたがいたら
なんと言ってくれるだろうと思います。


あなたは
どこにいるのでしょうか。


あなたがいたからがんばれました。
あなたがいたから耐えられました。
あなたがいたから・・・


あなたは
どこにいるのでしょうか。


あなたのいない世界は
永遠の闇です