令和7年元日のことです。正月休、特に1日は家に居るもの、と小さな頃から教え込まれており毎年ゴロゴロとしていたのですが、今年は一念発起して外出を。14時52分には生田駅に到着するも、いろいろあって店頭への到着は15時14分に。その時の行列はマンション下を越えて道路の高架下まで伸びており、その数は73人にも。それからの列の状況は、15時46人に1人、16時10分に1人、16時39分に1人、16時42分に1人、17時00分に1人、17時21分に1人、17時24分に2人がそれぞれ来店し、ラストロット調理中の17時35分に閉店となりました。なお、直前に並んでいた方は、16時42分に訪れた方と知り合いだったらしく、その方と共に最後尾に並び直していました。
公式Xにて、営業は15時までも宣告なしと事前告知されており、これまでの経験から、ラストロット調理開始前までは入店可なので、16時30分過ぎに来れば効率が良いことは分かっていたのですが、お店に失礼かな?と考えて、15時までに訪れられるよう計画を立てました。遅刻したけど。
そして、後続に計7人が続いた17時08分に入店し、17時28分になってラスト1つ前のロットにて注文の品が配膳されました。
あまり遅い時間だと売切れになってしまうかも?と心配していた正月3が日限定品も無事確保。なお、辛くなり過ぎるという理由で、大蒜ジャンが加わるとコールしても大蒜は入らないそう。どうしても入れたい場合は、その旨一言添える必要があるそう。
大豚、野菜脂+生卵2+大蒜ジャン。
これでも盛付完了からカウンターに置かれるまでに、かなりの固形脂がこぼれ落ちているのです。
麺。
10分弱の茹で時間で、1分強を要して4つの丼に振り分けられました。なお、それに比べて、硬めリクエスト分は約1分短く取り出され、軟らかめリクエスト分は4分弱長く鍋の中を滞留していました。
幅広い形状で、加水率の影響なのかゴワゴワとした表層の下はグニグニとした食感で、総じて硬めに。
火が奥まで通って、もやしがぐったりとして頭を垂れたような見た目。野菜が内包する甘みが引き出されていました。
豚。
サクッと裂ける赤身が大半を占める豚。
トロトロの脂身と、パチンっと折れた赤身。口の中で、容易に粉々に。
筋ばった箇所もある、野性味を持った赤身。
赤身はややカチッと、脂身はとろんとしていた、バラバラになってしまった端っこの部分には、タレの甘さが残っていました。
スープ。
少し乳化していたように思う、豚から抽出された旨味溢れる、力強くも濁りなく透明度の高い穏やかな表情を持った味わい。それは、ゆっくりとどこまでも広がっていくよう。一旦ごちそうさました後も、レンゲを上下させることを止められず、三度四度と。
プレーンな味わいで、背脂に肉片が混じった固形脂。
大きなものも。
店主さんがそう呼んでいたので、名称は大蒜ジャンでよいかと。これで、この美容外科医(元八王子野猿街道店2助手だそう)さんの知名度は飛躍的にアップしましたね。
刻んだ大蒜が豆板醤?と和えられて。他にも味噌や香辛料のようなものも入っていたような。ですので奥行きもあって。それと、そのままでも辛さ自体は許容範囲内です。
スープに溶くと、辛さよりも塩味が増して尖りを帯びると同時に、厚みが膨らんで。
生卵。丼が使いたくて食券を2枚購入しました。
およそ16分で完食し、後片付け作業中の厨房内に向けてご挨拶して退店しました。
帰り支度をしていると、この日の調理を全て終えた店主さんから「何人並んでたか数えました?」と聞かれ「73人かな?」「待ったのは2時間位?」「うん。」とのやり取りを。このブログが役に立ったと喜ぶべきか、バレてたと恥じるべきか。それとも偶々なのか・・・
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