私が被害者となった刑事事件の裁判を傍聴しました。当初は略式起訴により罰金刑が確定する見込みだったのですが、一転して正式裁判を
行うことに。その経緯について詳しくは書けませんが「検察庁何やってんだ。」という気持ちで傍聴に向かいました。
裁判開始まで待合室で休憩。
裁判所内は午前中ということもあり静寂に包まれています。
裁判は本人確認、検察官による起訴状朗読、裁判長による黙秘権の告知、罪状認否、冒頭陳述、被告人質問、論告求刑等を行い結審。
検察側は罰金40万円を求刑、被告側は罪を認め事実関係を争わないものの、反省している等として罰金額は20万円が妥当と主張。
次回裁判で判決が言い渡されることとなりました。
1週間後、再び判決を見届ける為に傍聴です。
この扉は傍聴席側からしか開かない仕組みになっているそうです。
判決は略式裁判で予定されていた額と同額の罰金40万円。被告人は罰金額が高額だとして正式裁判を請求したのですが、別の思惑があって
のことなのは明白。そしてその策にまんまと引っかかり、取引したつもりなのか、関連する他の事件を不起訴にした検察庁は間抜けの一言。
本事件は自分が被害者とは言え、そこまでの被害を被った訳ではありませんので諦めも付きますが、本当に大切なものを傷つけられた際にも
こんな対応をされるのではないかと、検察庁への不信感が一気に高まりました。
尚、後日被告人は罰金額が高額過ぎるとして、東京高等裁判所に控訴しました。はぁ~。
平成31年1月になって、控訴審前に控訴取り下げ。何やってんだか、はぁ~。