今日のニュースを英語で読もう!

今日の英字新聞のニュースです。主に国内ニュースで高1が読めるレベルです。

日本人女性の平均寿命、3年連続世界1位

2015-07-31 15:46:25 | 日記
Japanese women top in life expectancy for 3rd year


Japanese women took the top spot in average life expectancy for the third year in a row at 86.83 years in 2014, while Japanese men climbed a notch to tie for third place at 80.50 years.

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life expectancy 平均寿命
spot     場所
in a row   連続して
notch   段階
tie   同順位になる


【訳】
日本人女性の平均寿命 3年連続世界一

日本人女性の平均寿命は2014年、86.83才で3年連続世界1位だった。一方男性は、80.50才で1段階上がって3位タイとなった。


【解説】

見出しの「top」は、日本語でも「トップ」と使いますので、間違いやすいのですが、この「top」は「1位になる」という動詞です。

「Japanese women top」(日本人女性はトップになる)
「in life expectancy」(平均寿命で)
「for 3rd year」(3年目の)

本文。「Japanese women took the top spot」(日本人女性はトップの場所をとる)

「in average life expectancy」(平均寿命において)→トップになる

「for the third year in a row」(連続の3年目で)→トップになる

「at 86.83 years」(86.83才で)→トップになる

「while Japanese men climbed」(一方日本人男性は登る)

「a notch」(一段階)→登る

「to tie for third place」(そして3位タイになる)

ここの「to」は不定詞です。「to tie」は副詞的用法で、「climb a notch to tie」
で直訳すれば、「タイになるために一段階登る」となるのですが、

「タイになるために登る」のは変です。ここは、「一段階のぼって、そしてタイになる」と訳します。

この「不定詞」の使い方を「不定詞の結果の用法」といって、「そしてその結果」と訳します。

消息不明のマレーシア機、発見か?

2015-07-30 15:46:24 | 日記
Plane debris in Indian Ocean same type as MH370


Debris found in the western Indian Ocean appears to be part of a Boeing 777, the same model as Malaysia Airlines Flight 370 that disappeared in 2014.

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debris 破片
appear   ~と思われる
disappear  姿を消す


【訳】


消息不明のマレーシア機、発見か?  

インド洋西部で見つかった機体の一部は、2014年に消息を絶ったマレーシア航空370便と同じモデルのボーイング777であるようだ。


【解説】

見出しの訳は「消息不明のマレーシア機、発見か?」としましたが、これはまったくデタラメな訳です。
「Plane debris in Indian Ocean」(インド洋の飛行機の破片)
「same type as MH370」(マレーシア航空370便と同じ)

「見出しにだけゆるされるbe動詞の省略」がありますので、
「インド洋の飛行機の破片は」「マレーシア航空370便と同じ」です 
が直訳です。

本文。
「Debris found」を「破片が見つかった」と訳してしまう人が多いのですが、「見つかった」と訳すためには、受動態の「was found」にしなくてはいけません。

「破片が見つけた」と訳すと意味が変です。

この「found」は動詞ではなく「過去分詞」です。

過去分詞とは、「動詞から分かれた形容詞」のことで「見つけられた」という意味になり、前の「debris」を修飾しています。

「見つけられた」→破片。

「debris found in the western Indian Ocean」までで、(インド洋西部で見つけられた破片)→は

「appears to be part of a Boeing 777」(ボーイング777の一部であるようだ)

「the same model as Malaysia Airlines Flight 370」
(マレーシア航空370便と同じ型)→ の →ボーイング777の一部であるようだ

「that」は関係代名詞。

「disappeared in 2014」(2014年に消えた)→マレーシア航空370便 とつながります。


福岡の古代遺跡、ユネスコ文化遺産候補に

2015-07-29 22:14:54 | 日記
Japan picks Fukuoka ancient monuments for UNESCO heritage list


The government will recommend the Munakata-Okinoshima monuments in Fukuoka Prefecture, as a candidate to be included on the UNESCO cultural heritage list in 2017.

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ancient 古代の
monument  遺跡
heritage  遺産
recommend  推薦する
prefecture 県
candidate  候補
include   含める
cultural  文化の


【訳】

福岡の古代遺跡 世界文化遺産に推薦

政府は2017年のユネスコ世界文化遺産リストに含まれる候補として福岡県の宗像・沖の島の古代遺跡を候補として推薦する予定だ。


【解説】

見出し。
「Japan picks Fukuoka ancient monuments」
(日本は福岡の古代遺跡を選ぶ)

「for UNESCO heritage list」
(ユネスコの遺産リストのために)

本文。
「The government will recommend the Munakata-Okinoshima monuments in Fukuoka Prefecture」
(政府は福岡県の宗像市・沖の島の古代遺跡を推薦するつもりだ。)

「as a candidate」
(候補として)→推薦するつもりだ

「to be included」
(含まれるべき)→候補として

「be included」は受動態。「含まれる」の意味です。
その前に不定詞の「to」がついています。
不定詞の「to」には、「~ための」、「~ために」、「~こと」などの意味がありますが、ここでは、「~ための」

「to be included」で(含まれるための)→候補 となります。

「on the UNESCO cultural heritage list in 2017」
(2017年のユネスコの文化遺産リストに)→含まれるための→候補として


台湾にアンパンマンショップ オープン

2015-07-28 17:36:21 | 日記
First overseas Anpanman shop to open in Taiwan this fall


The first-ever overseas shop to specialize in Anpanman goods will open this fall at a shopping mall in Taipei, with many goods available exclusively at the outlet.

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overseas 海外の
specialize  専門に扱う
available   買うことができる
exclusively  独占的に
outlet    直販店


【訳】

アンパンマンショップ今秋、台湾にオープンの予定

アンパンマン・グッズを専門的に扱う海外初のショップが、今秋台北のショッピング・モールに開店する。その店でしか買えない多くのグッズを扱う予定だ。

【解説】

見出し。
いつものように「新聞の見出しにだけ許されるbe動詞の省略」です。

「is to open」で、開かれる予定だ。
「be to」は「予定」「義務」「可能」などの意味があるのですが、みなさんは、「be to」=助動詞 と覚えておいていいと思います。

「First overseas Anpanman shop to open in Taiwan this fall」
で、「初めての海外のアンパンマンショップがこの秋台湾にオープン予定」

本文。
「The first-ever overseas shop」で(史上初の海外のショップ)

「to specialize in Anpanman goods」(アンパンマンのグッズを専門に扱うための)→ショップ

「will open this fall at a shopping mall in Taipei」
(この秋、台北のショッピングモールにオープンの予定)

さて、次の「with」の扱いですが、学校では、「~をともなって、オープンの予定」と訳すのではないかと思います。

けれど、「with」の前に「カンマ」があります。「カンマ」は意味が切れているという印ですから、ここは思い切ってその前までで いったん文を切ってしまってかまわないと思います。

そしてこの「with」は「そしてそれは~をともなっている」と訳します。

「, with many goods」(そしてそれは多くのグッズを伴っている/持っている)

「available exclusively at the outlet」(そのアウトレットで独占的に買うことができる)→グッズを持っている。

鹿児島県の硫黄山、小噴火の可能性

2015-07-27 21:22:11 | 日記

Mt. Io in southwestern Japan shows signs of volcanic activity


Mt. Io in southwestern Japan showed renewed signs of volcanic activity Sunday, the weather agency said, warning of a possible small eruption.

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sign 兆候
volcanic  火山の
activity   活動
renew   新しくする
weather   気象
agency   省庁
warn   警告する
eruption  噴火


【訳】

鹿児島の硫黄山 火山活動の兆候

日本・南西部の硫黄山が日曜日、新たな火山活動の兆候を示していると気象庁が発表した。そして小規模な噴火の可能性を警告している。


【解説】

今日のニュースは比較的簡単だと思います。

「Mt. Io in southwestern Japan shows」までで、
「日本の南西部の硫黄山が示す」

何を?

「signs of volcanic activity」(火山活動のサインを)

本文。

「Mt. Io in southwestern Japan showed renewed signs of volcanic activity」
見出しとの違いは、見出しが「shows」であるのに対して本文は「showed」と過去形になっていることと、「renewed」が入っていることだけ。

英語の新聞の見出しは、過去形を用いるのを嫌います。
なぜなら、新聞は新しいニュースを伝えるのが使命だから「過去のこと」なんて伝えたくないから...。

もちろん「示した」のは過去のことだから、日本語では過去形で訳してもかまいません。

「renewed」は「renew」(新しくする)の過去分詞。

過去分詞とは「動詞から分かれた形容詞」ですから、「新しくされた」という意味になり、後ろの「signs」を修飾しています。

「新しくされた」→「サイン」



「, warning」の「カンマ+動詞ing」は、「そして動詞」と訳します。

ここでは、「そして警告した」。

「of」(~について)→警告した

「a possible small eruption」(可能性のある小さな噴火)→について→警告した。

これが直訳ですが、「小さな噴火の可能性」と訳したほうが、日本語らしいかもしれません。