今日のニュースを英語で読もう!

今日の英字新聞のニュースです。主に国内ニュースで高1が読めるレベルです。

安倍:日本は難民を助ける用意はあるが、受け入れない

2015-09-30 15:40:33 | 日記
Abe: Japan ready to help refugees, but not take them in


UNITED NATIONS(AP) -- Japan's prime minister said Tuesday that his nation needs to attend to its own demographic challenges posed by falling birth rates and an aging population before opening its doors to refugees.

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refugee 難民
United Nations 国連 
attend   専念する
demographic  人口の
challenge   問題
pose   突きつける
birth rate  出生率
age   高齢化する


【訳】

日本は難民を助ける用意があるが、彼らは受け入れない

国連(AP発)--日本の首相は火曜日に国連総会で、彼の国は難民に門戸を開く前に、落ち続ける出生率と高齢化する人口によって突きつけれれている人口の問題に全力をあげる必要があると言った。


【解説】

なんとなく、また世界で物議をかもしそうな発言です。
見出し。

「Abe: Japan ready to help refugees」
(安倍は言う、日本は難民を助ける用意がある)

「but not take them in」
(しかし彼らを中に入れない)

「Abe:」の「:」は「said」の意味です。「said」だと前後のスペースも含めて6文字になりますが、「: 」なら、後ろのスペースも含めて2文字。

字数が少なくなると新聞の見出しの文字を大きくできるからです。


本文。

「UNITED NATIONS(AP)」(国連発のAP通信社のニュース)

「Japan's prime minister said Tuesday that...」
(日本の首相は火曜日に...ということを言った)

「his nation needs to attend to its own demographic challenges」
(彼の国はその人口の問題に精力的に取り組むことを必要としている)

「posed by」
(~によって突きつけれれている)→人口問題

「posed」は「pose」(突きつける)の過去分詞です。過去分詞とは「動詞から分かれた形容詞」のこと。(突きつけられた)という意味になり、前の「challenge」を修飾しています。

「falling birth rates and an aging population」
(落ちている出生率と高齢化している人口)→によって突きつけられている問題

「falling」も「aging」も(現在分詞)です。現在分詞も「動詞から分かれた形容詞」で、「落ちつつある」と「高齢化している」の意味で、それぞれ「出生率」と「人口」を修飾しています。

「before opening its doors to refugees」
(国の扉を難民に開けることの前に)

「opening」は(動名詞)。「動詞が名詞化したもの」で「開くこと」の意味です。



インド、初の宇宙観測衛星を打ち上げる

2015-09-29 14:50:25 | 日記
India successfully launches its first space observatory


India successfully launched its first space observatory, named Astrosat, into orbit on Monday, it will attempt a deeper study of the universe, especially star systems.


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launch 打ち上げる
observatory 観測衛星
orbit   軌道
attempt   試みる
star system 恒星系


【訳】

インド:初の宇宙観測衛星打ち上げに成功

インドは月曜日、アストロサットと名付けられた同国初の宇宙観測衛星の打ち上げ、軌道に乗せた。
アストロサットは宇宙、特に恒星系のより深い研究を試みることを予定されている。


【解説】

今日のニュースは中3レベルの英語です。
サクサクと読んでいきましょう。

見出し。

「India successfully launches」
(インドは成功裏に打ち上げる)

「its first space observatory」
(それの最初の宇宙観測衛星を)→打ち上げる

新聞の見出しには「過去形」を使わず「現在形」にするのが通例です。
「新聞」とは「新しいニュースを提供するもの」ですから、過去形だと古いイメージがするからです。

本文。

「India successfully launched its first space observatory」
ここまでは、動詞が過去形に変わったこと以外、見出しと全く同じです。

次の「, ,」とカンマに囲まれた部分は、日本語でよく使う(   )と同じ使い方です。

「named」は「name」(名づける)という意味の動詞の過去分詞。
過去分詞とは『動詞から分かれた形容詞』ですから、(名づけられた)という意味になり、前の「observatory」を修飾します。

「named Astrosat」(アストロサットと名付けられた)→宇宙観測衛星

「into orbit on Monday」(月曜に軌道に)→打ち上げた

「it will attempt a deeper study」
(それは、より深い研究を試みる予定だ)

「of the universe, especially star systems」
(宇宙、特に恒星系の)→研究を試みる

ラグビー:日本の特急・山田、魚のために脱線

2015-09-28 16:10:00 | 日記
Rugby: Japan speedster Yamada was derailed by fish

The English wildlife is hardly renowned for being the most dangerous in the world, but Akihito Yamada was stung by a weeverfish and it caused the Japan wing to miss the clash with Scotland.

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speedster 特急列車
derail   脱線する
wildlife  野生生物
hardly   ほとんど~ない
renown   知られている
stung = sting(刺す) の過去分詞
weeverfish  ウィーバーフィシュ(毒魚)
clash   戦い


【訳】

ラグビー:日本の特急・山田 魚に刺されて脱線

イギリスの野生生物が世界でもっとも危険であることはあまり知られていない。しかしラグビー日本代表のウイング・山田章仁は毒魚ウィーバーフィッシュに刺され、スコットランド戦を欠場することになった。

【解説】

見出しの「speedster」は、(スピード狂)とか、(レーサー)の意味。
それえが、「derail」(脱線する)ですので、ここでは、(特急が脱線する)と訳しました。

「Japan speedster Yamada was derailed by fish」の直訳は、
(日本の特急・山田が魚のために脱線させられた)です。
「The English wildlife is hardly renowned for」
(イギリスの野生生物は~として、ほどんど知られていない)
「hardly」は(ほとんど~ない)という意味です。

「being the most dangerous in the world」
(世界で最も危険なものであるもの)→として知られていない

「being」は「be」の動名詞。(~であること)あるいは(~であるもの)の意味になります。

「but Akihito Yamada was stung」
(しかし山田章仁は刺された)「was stung」の「stung」は「sting」(刺す)の過去分詞、「was + stung」は受動態で、「刺された」になります。

「by a weeverfish」(ウィーバーフィッシュによって)

「it caused the Japan wing to miss」
(それは、日本のウイング『ラグビーでボールを持って走りぬけるポジション』)が欠席することの原因となった)

「the clash with Scotland」(スコットランドとの衝突)→を欠席する原因となった


日本政府、シリア難民の受け入れを検討

2015-09-25 15:22:59 | 日記
Japanese gov't considers accepting Syrian refugees as students

As refugees from Syria and other countries pour into Europe, the Japanese government has begun to ponder accepting Syrian refugees in the form of students.

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gov't = government 政府
consider  よく考える
accept   受け入れる
Syrian   シリアの
refugee  難民
pour   押し寄せる
ponder   熟考する
form   形


【訳】

日本政府、シリア人難民の受け入れを検討

シリアや他の国々からの難民がヨーロッパに押し寄せている最中、日本政府は学生の形でシリア人難民を受け入れることを検討し始めている。


【解説】

英語は動詞を正しく見つけることができれば、読解力はうんとアップします。

見出しの動詞は「considers」
「Japanese gov't considers」で(日本政府は考えている)

「accepting Syrian refugees」(シリア人の難民を受け入れることを)
この「accepting」は動名詞です。動名詞とは「動詞が名詞に変わったもの」で、「受け入れる」という意味の動詞が「受け入れること」という名詞に変わります。

「as students」(学生として)→受け入れることを→考えている

本文。

「As refugees from Syria and other countries pour into Europe」
この文の動詞は「pour」。(シリアと他の国々からの難民が押し寄せている最中)

「as」は「~時」としても「~ので」としても「~なので」としてもいずれもOKです。
ここでは、「~の最中(さなか)」と訳しました。

「the Japanese government has begun to ponder」
(日本政府は考えることを始めた)

「accepting Syrian refugees」(シリア人の難民を受け入れることを)→考えること

「in the form of students」(学生の形で)→受け入れることを考える

日本の難民受け入れはかなり狭き門だそうで、2014年度は「5000人」の申請に対して、政府が難民と認定したのは たったの11人だそうです。

難民問題にどう対処するのか、たしかに難しい問題ではあるのですが...。


ローマ法王、ワシントンで大歓迎

2015-09-24 20:26:09 | 日記
Papa! Pope stirs excitement in DC


WASHINGTON (AP) -- Cheered by jubilant crowds across the nation's capital, Pope Francis forged common cause Wednesday with President Barack Obama on climate change, immigration and inequality.


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Pope   ローマ法王
stir   巻き起こす
cheer   歓声をあげる
jubilant  大喜びの
forge   話あう
cause   問題
climate   気候
immigration 移民
inequality 不平等


【訳】

パパ!ローマ法王、ワシントンで大歓迎

ワシントン中の大喜びの群衆に歓迎されるなか、ローマ法王フランシスは、気候変動、移民、不平等などの共通の問題について、オバマ大統領と話し合った。


【解説】

見出しの「Papa!」はもちろんローマ法王のこと。
「Pope stirs excitement in DC」
(法王が興奮をかきまわす)が直訳。
「DC」は(ワシントンD.C.)のこと。

アメリカで「ワシントン」というと、西海岸のシアトルがある「ワシントン州」と東海岸の「ワシントンD.C.」があります。その2つを区別するために「ワシントンDC」とか ただ「DC」とだけいいます。

「Cheered by jubilant crowds across the nation's capital」
(その国の首都中の大喜びした群衆によって歓迎されながら)

ここの「cheered」は分詞構文です。分詞構文とは、「接続詞+主語+動詞」を「動詞ing」の一語で表すやり方で、接続詞は「when」(~とき)や「as」(~なので)
「if」(もし~なら)など、どんな接続詞で考えてもOKです。

ここでは、「while」(~しながら)で訳しました。

「Pope Francis forged common cause Wednesday with President Barack Obama」
(ローマ法王はオバマ大統領と共通の問題を話した)

「forge」は(鉄を鍛える)、「couse」は(原因となるもの)が元々の意味ですから、(共通の原因をなるものを鍛えた)が直訳です。

(共通の問題について意見をたたかわせた)くらいの意味になります。

「on climate change, immigration and inequality」
(気候変動、移民、不平等について」→意見をたたかわせた。