今日のニュースを英語で読もう!

今日の英字新聞のニュースです。主に国内ニュースで高1が読めるレベルです。

相撲:高安、公式に大関に昇進

2017-05-31 15:13:20 | 日記
Sumo: Takayasu officially promoted to ozeki


The Japan Sumo Association on Wednesday officially promoted sekiwake Takayasu to the second-highest rank of ozeki. The 27-year-old, whose father is Japanese and mother is from the Philippines, is the first new ozeki since Mongolian Terunofuji was promoted after the summer tournament in 2015.


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officially 公式に
promote    昇進させる
association   協会


【訳】


相撲:高安、公式に大関に昇進

日本相撲協会は水曜日、公式に関脇の高安を2番目に高いランクの大関に昇進させた。父親が日本人、母親がフィリピン出身の27才は、モンゴル人の照ノ富士が2015年の夏場所後に昇進させられて以来、初めての新大関である。


【解説】


見出しにはいつものように「新聞の見出しにだけ許されるbe動詞の省略」があります。

「Sumo: Takayasu 《is》officially promoted to ozeki」
(相撲の話題:高安が公式に大関に昇進させられる)

「is promoted」は受動態。(昇進させられる)の意味です。

本文。

「The Japan Sumo Association on Wednesday officially promoted sekiwake Takayasu」
(日本相撲協会は水曜日、公式に関脇の高安を昇進させた)

「to the second-highest rank of ozeki」
(大関という2番目に高いランクに)→昇進させた

この「of」は(~という)の意味。
「the town of Niigata」(新潟という町)のように同格を表す「of」として使います。


「The 27-year-old」
(27才の男)

「whose」は関係代名詞。ただし、「コンマ」と「コンマ」ではさまれている部分は、日本語でよく使う、(  )のことだと考えてかまいません。

「, whose father is Japanese and mother is from the Philippines,」
(父親が日本人、母親がフィリピン出身である)→27才の男→は


「is the first new ozeki」
(最初の新大関である)

「since Mongolian Terunofuji was promoted after the summer tournament in 2015」
(モンゴル人の照ノ富士が2015年の夏場所の後、昇進させられて以来の)→
初めての新大関である。




皇太子、6月にデンマークを訪問する予定

2017-05-30 15:53:36 | 日記
Japan's crown prince to visit Denmark in June


Crown Prince Naruhito will visit Denmark from June 15 to 21 to commemorate 150 years of diplomatic ties. Denmark had requested a visit by both the crown prince and his wife Crown Princess Masako, but the crown princess will forgo accompanying her husband to reduce the burden on her.

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crown prince 皇太子
commmemorate  祝う
diplomatic   外交の
request   要請する
forgo      控える
accompany   同行する
reduce    減らす
burden   負担


【訳】


日本の皇太子、6月にデンマークを訪問の予定

皇太子徳仁親王は、外交の結びつきの150年を祝うために6月15日から21日までデンマークを訪問する予定だ。デンマークは皇太子と皇太子妃雅子様の両方による訪問を要請したが、皇太子妃は彼女の負担を減らすため夫との同行を控えるつもりだ。



【解説】

見出しにはいつものように「新聞の見出しにだけ許されるbe動詞の省略」があります。

「Japan's crown prince 《is》to visit Denmark in June」
(日本の皇太子は6月にデンマークを訪問する予定だ)

「is to」あるいは「be to」は教科書では、「未来」「可能」「禁止」「許可」などを表すとあります。けれどこれは「will」「can」「must」「may」のことです。

みなさんは「be to」=助動詞と覚えておいてください。

本文。

「Crown Prince Naruhito will visit Denmark from June 15 to 21」
(皇太子徳仁は6月15日から21日までデンマークを訪問する予定だ)

「to commemorate 150 years of diplomatic ties」
(外交の結びつきの150年を祝うために)→デンマークを訪問する

「Denmark had requested a visit」
(デンマークは訪問を要請していた)

「by both the crown prince and his wife Crown Princess Masako」
(皇太子と彼の妻皇太子妃雅子様の両方による)→訪問を要請していた

「but the crown princess will forgo」
(しかし皇太子妃は控えるつもりだ)

「accompanying her husband」
(彼の夫に同行すること)→を控えるつもりだ

「accompanying」は「accompany」(同行する)という動詞が名詞化した動名詞。
(同行すること)の意味になります。

「to reduce the burden on her」
(彼女の負担を減らすために)→同行を控えるつもりだ。

この「to」は不定詞。(~ために)の意味です。


佐藤琢磨、インディ500で優勝

2017-05-29 13:59:51 | 日記
Sato holds off Helio to get Indy 500 win


INDIANAPOLIS (AP) -- At the end of 500 miles around Indianapolis Motor Speedway, it was a former Formula One driver who took the checkered flag.
Takuma Sato became the first Japanese winner of the Indianapolis 500 on Sunday when he beat Helio Castroneves as the two traded the lead in the closing laps.


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hold off   突き放す
Helio Castroneves (人名)
former   元の
checkered flag   チェッカーフラッグ
beat   打ち負かす
trade やり取りする
lap    一周



【訳】


佐藤、エリオを突き放す、そしてインディ500の勝利を勝ち取る

インディアナポリス(AP) -- インディアナポリス・モーター・スピードウェイを回る500マイルの終わりに、チェッカーフラッグを受けたのは元のフォーミュラーワンのドライバーだった。佐藤琢磨は日曜日、二人が最後の数周でリードをやり取りしながら(抜きつ抜かれつ)エリオ・カストロネベスを打ち負かした時、インディ500の初めての日本人の勝者となった。


【解説】

見出し。

「Sato holds off Helio」
(佐藤はエリオを突き放す)

「to get Indy 500 win」
(そしてインディ500の勝利を手に入れる)

「to」は不定詞の副詞的用法。副詞的用法はふつうは、「~ために」と訳すことが多いのですが、(勝利を手に入れるために突き放す)と訳すよりは、ここでは、(そしてその結果)と訳す(結果の用法)ほうが適切かなと思います。


本文。

「At the end of 500 miles」
(500マイルの終わりに)

「around Indianapolis Motor Speedway」
(インディアナポリス・モーター・スピードウェイを回る)→500マイルの終わりに

「it was a former Formula One driver」
(それは元のF1ドライバーだった)

「who took the checkered flag」
(チェッカーフラッグを受けた)→のは元F1ドライバーだった。


この文は、「it ~ that」の強調構文の変形です。
「it ~ who .....」で(....したのは~だった)と訳します。

「Takuma Sato became the first Japanese winner of the Indianapolis 500 on Sunday」
(佐藤琢磨は日曜日、インデイアナポリス500の初めての日本人勝者になった)

「when he beat Helio Castroneves」
(彼がエリオ・カストロネベスを打ち負かした時)→初の日本人チャンピオンになった


「as the two traded the lead in the closing laps」
(その二人が最後の数周でトップを交換しながら)→打ち負かした時、








評判の「うんこ漢字ドリル」、183万部を売る

2017-05-26 13:58:50 | 日記
Popular poop-themed kanji drill sells 1.83 million copies


A series of poop-themed kanji drills created by a former foreign-affiliated securities company worker who founded a publishing company seven years ago has sold 1.83 million copies.

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poop うんこ
theme   テーマにする
copy   部数
a series of 一連の
create   作る
former   前の
foreign-affiliated  外資系
securities  証券
found   設立する
publish   出版する


【訳】


評判のうんこをテーマにした漢字ドリル、183万部を売る

7年前に出版社を設立した元外資系証券会社の会社員によって生み出された一連のうんこをテーマにした漢字ドリルが183万部の売り上げを達成した。


【解説】

見出し。

「Popular poop-themed kanji drill sells 1.83 million copies」
(評判のうんこをテーマにした漢字ドリルが183万部を売る)

本文。

「A series of poop-themed kanji drills」
(一連のうんこをテーマにした漢字ドリル)

次の「created」をどう扱うかが難しいところです。

これを(生み出した)と動詞でとらえると、「kanji drills created」で
(漢字ドリルが生み出した)となり、主語と動詞の関係が成り立ちません。

この「created」は(生み出された)という意味の過去分詞です。

過去分詞とは「動詞から分かれた形容詞」のことで、「created」が漢字ドリルを修飾します。


「created by a former foreign-affiliated securities company worker」
(元の外資系証券会社の社員によって生み出された)→漢字ドリル

次の「who」は関係代名詞。これ以下の文が、その前の証券会社社員を修飾します。


「who founded a publishing company seven years ago」
(7年前に出版会社を設立した)→元外資系証券会社の社員

ここまでが主部です。

うんこをテーマにした漢字ドリル→は

「has sold 1.83 million copies」
(183万部を売ってしまった)


経産省の報告書、社会保障制度の改革をもとめる

2017-05-25 15:33:52 | 日記
Report by young ministry staff sparks debate online


The Ministry of Economy, Trade and Industry released a report compiled by its young employees calling for reform of the social security system, sparking heated debate on social media. The report titled "Concerned individuals and a paralyzed country" calls for an end to the social security system where the young support the old.

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ministry 省庁
spark    火をつける
debate 議論
economy   経済
trade   貿易
industry   産業
compile   まとめる
call for   求める
reform 改革
security   保障
heated    熱くなった、白熱した
title   タイトルをつける
concerned   不安そうな
indiidual   個人
paralyzed   麻痺した


【訳】


若い省庁スタッフによる報告書、ネットの議論に火をつける


経済・貿易・産業の省(経産省)が、若手職員によってまとめられた社会保障制度の改革を求める報告書を発表した。そしてそれはソーシャル。・メディアでの白熱した議論に火をつけている。「不安な個人と麻痺した国家」とタイトルをつけられたその報告書は、若者が高齢者をささえる社会保障システムの終了を求めている。


【解説】

このニュースには、動詞から分かれて形容詞化した「過去分詞」がたくさんでてきます。

「released」「compiled」「heated」「titled」「conceerned」「paralyzed」がそれで、それぞれ「発表された」「まとめられた」「白熱させられた」「タイトルをつけられた」「不安にさせられた」「麻痺させられた」という意味の形容詞になります。

高校生が英文を訳す時に戸惑うのが、この動詞が形容詞化した単語の処理をどうするかなのです。本物の動詞なのか、それとも動詞から分かれた形容詞なのかを区別する力をつければ、英文を読む能力は飛躍的にアップします。

見出し。

「Report by young ministry staff」
(若い省庁職員による報告書)→が

「sparks debate online」
(ネットの議論に火をつける)

本文。

「The Ministry of Economy, Trade and Industry released a report」
(経済・貿易・産業の省が報告書を発表した)

「compiled by its young employees」
(それの若い職員によってまとめられた)→報告書

「calling for reform of the social security system」
(社会保障制度の改革を求めている)→報告書

「calling」も分詞ですが、これは現在分詞。(~している)という意味の形容詞で、ここでは、(求めている)の意味で、報告書を修飾しています。

つぎの「カンマ+動詞ing」は、これも分詞で分詞構文ですが、文の途中にでてくる「カンマ+動詞ing」は(そして+動詞)で訳します。

「, sparking」で(そして火をつけた)

「, sparking heated debate on social media」
(そしてネット上での白熱した議論に火をつけた)

「The report titled」
(タイトルをつけられた報告書)

この「titled」も報告書を修飾します。

「 "Concerned individuals and a paralyzed country"」
(不安にさせられた個人と麻痺させられた国)→とタイトルをつけられた報告書

ここまでが主部

「calls for an end to the social security system」
(報告書は→社会保障制度の終了を求めている)

次の「where」は関係副詞。

「where the young support the old」
(若者が高齢者をサポートする)→社会保障制度の終了をもとめている