今日のニュースを英語で読もう!

今日の英字新聞のニュースです。主に国内ニュースで高1が読めるレベルです。

ロシアの首相、北方領土を訪問予定

2015-07-24 17:34:58 | 日記

Russian prime minister may visit Japan-claimed northern islands


MOSCOW -- Russian Prime Minister Dmitry Medvedev indicated at a government meeting that he plans to inspect economic development on some of the Kuril Islands, an island chain that includes territories claimed by Japan, adding that they would play an important role in Russia's defense.

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prime minister 首相
claim    主張する
indicate   示す
inspect   視察する
development 発展
island chain  列島
territory   領土
defense     防衛   

【訳】

ロシア首相、千島列島を訪問予定

モスクワ発ーーロシアのメドベージェフ首相は日本の主張されている領土を含むクリル列島のいくつかの経済発展を視察することを計画していると政府の会議で発表した。また列島はロシアの防衛に重要な役割を演じていると付け加えた。


【解説】

見出し。「Russian prime minister may visit」
で、「ロシアの首相は訪問する予定だ」

中学校では、「may」は「~かもしれない」、「can」は「~できる」、「will」は「~だろう」と習います。けれど「may」「can」「will」には、厳格な意味の違いがあるわけではありません。「can」を「~だろう」と訳す場合もありますし、「will」を「~かもしれない」と訳す場合もあります。


「claimed」は「claim」(主張する)という動詞から分かれた「過去分詞」。
「過去分詞」は動詞が形容詞化したもので「主張された」という意味になります。

「Japan-claimed northern islands」で「日本に主張されている北の島」
→を訪問する

本文。

「Russian Prime Minister Dmitry Medvedev indicated at a government meeting」までで、(ロシアの首相ドミストリー・メドベージェフが政府の会議で示した。)

示した内容が「that」(~ということを)以下。

「he plans to inspect」(彼は視察することを計画している)

何を?

「economic development on some of the Kuril Islands」
(クリル列島のいくつかの経済発展を)→視察する

「an island chain that includes territories claimed by Japan」
はクリル列島の説明。
(日本によって主張されている領土を含む列島)→のクリル列島

ここの「that」は関係代名詞です。



「, adding」「カンマ+動詞ing」はいつものように「そして+動詞」と訳します。
ここでは、「そして付け加えた」

「that」(~ということを)

「they would play an important role in Russia's defense」
(それらの列島はロシアの防衛で重要な役割を演じるだろう)→ということを→付け加えた。

イケアのチェスト、危険の注意(ただしアメリカの話)

2015-07-23 14:44:13 | 日記
After 2 deaths, Ikea warns of risks with 27M dressers


NEW YORK (AP) -- A year after Ikea chests tipped over and fatally injured two boys, the Swedish furniture giant and safety regulators say consumers should keep the furniture -- 27 million chests and dressers -- away from children unless the products are mounted to a wall.


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warn 注意するように言う
risk   危険
M = million 百万
chest    収納チェスト
tip over   倒れる
fatally   死にいたる
injure   怪我をさせる
furniture  家具
regulaor   監視委員会
consumer  消費者
mount   取り付ける


【訳】

2人の死亡の後、イケアは2700万の収納家具の危険を注意する

ニューヨーク発(AP)--イケアの収納チェストが倒れ、2人の幼児が死亡して1年、スウェーデンの大手家具メーカーと安全監視委員会が消費者に、家具が壁に取り付けられていないなら、2700万のチェストに幼児を近づけないようにと言った。


【解説】


見出し。「After 2 deaths, Ikea warns of risks with 27M dressers」
(2人の死の後、イケアは2700万のドレッサーについての危険を注意する)


本文。「A year after Ikea chests tipped over and fatally injured two boys」
までで、(イケアのチェストが倒れて、2人の少年を死に至るほど怪我をさせた後1年)

「the Swedish furniture giant and safety regulators say」
(スウェーデンの家具の大手と安全監視委員会は言う)

「consumers should keep the furniture -- 27 million chests and dressers -- away from children」

(消費者は、子供を家具--2700万チェストとドレッサー--に近づけない方がいいと)→言った。

「keep ~ away from...」は「...から~を引き離したままにする」という意味の熟語です。

「keep the furniture away from children」は「家具を子供から引き離したままにする」が直訳です。

「unless」は、「もし~がなければ」の意味。「if + not」と同じです。
「unless the products are mounted to a wall」で(もし製品が壁にとりつけられていないなら)→子供をちかづけないほうがいい。

ルフトハンザ機、ドローンとあわや衝突

2015-07-22 15:23:02 | 日記
Lufthansa plane nearly collides with drone near Warsaw


WARSAW, Poland (AP) -- A Lufthansa plane approaching Warsaw's international airport nearly collided with what appeared to be a drone, the first such incident involving the German airline, officials said Tuesday.

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Lufthansa ルフトハンザ航空
collide   衝突する
drone   ドローン(無線小型飛行体)
Warsaw  ワルシャワ
appear  ~と思われる
incident   出来事
involve   かかわる


【訳】

ルフトハンザ機、ワルシャワでドローンとあわや衝突

ポーランド・ワルシャワ発(AP)--ワルシャワ国際空港に近づいていたルフトハンザ機がドローンらしきものとあわや衝突しそうになった。
ドイツの飛行機がかかわったこの種の最初の出来事だ、と関係者が言った。


【解説】

見出しは難しくないでしょう。
「Lufthansa plane nearly collides」(ルフトハンザ機はほとんと衝突した)
「with drone near Warsaw」(ワルシャワの近くでドローンと)

「ほとんど衝突した」は、英語独特の表現で本当は衝突していません。

本文。「approaching」の処理のしかたですが、ちょっと英語が苦手な高1は、
「A Lufthansa plane approaching」までで、(ルフトハンザ機は近づいている)と訳してしまって後が続かなくなることがよくあります。

そう訳すためには、「is approaching」と「be動詞+ing」の形の進行形にする必要があります。

ここの「approaching」は、「現在分詞」です。現在分詞とは「動詞から分かれた形容詞」のことで「近づいている」という意味で、前の「plane」を修飾します。

「A Lufthansa plane approaching」で(近づいているルフトハンザ機)

「Warsaw's international airport」(ワルシャワ国際空港に)→近づいている→ルフトハンザ機

「nearly collided with」(ほとんど~と衝突した)

何と?

「what appeared to be a drone」
この「what」は関係代名詞。「~のもの」の意味です。

「what appeared to be a drone」で(ドローンであると思われるもの)
→とほとんど衝突した。

次の「involving」も先ほどの「approaching」と同じように「現在分詞」です。
「かかわっている」の意味になり、前の「incident」を修飾しています。

「the first such incident involving the German airline」で
(ドイツ機が関わっている最初のそのような出来事)→でした。

「the first such inciden」の前に「it was」が省略されていると考えてかまいません。

アメリカのキューバ大使館にキューバ国旗

2015-07-21 15:05:46 | 日記
New era in ties begins as Cuba raises flag at embassy in U.S.

WASHINGTON (AP) -- Cuba's blue, red and white-starred flag was hoisted Monday at the country's embassy in Washington, signaling the start of a new post-Cold War era in U.S.-Cuba relations.


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era   時代
tie   結びつき
embassy  大使館
star   星をつける
hoist   掲げる
signal 示す
post-   ~の後の
Cold War 冷戦
relation 関係


【訳】

キューバがアメリカの大使館で国旗を掲げ、両国の新しい時代がの関係が始まった

ワシントン発(AP)--キューバの青と赤で白い星をつけられた国旗がワシントンのキューバの大使館に月曜日、掲げられた。そしてそれは、アメリカとキューバの関係の冷戦後の新しい時代の始まりを示していた。


【解説】

見出し。
「New era in ties begins」
「bigins」が動詞です。動詞の前が主部ですから、「new era in ties」(関係における新しい時代)が主部です。主部(主語)には、「は」か「が」が付きますから、「New era in ties begins」で、「関係における新しい時代が始まる」

「as」は「~とき」の意味。

「as Cuba raises flag at embassy in U.S.」で(キューバがアメリカの大使館で旗を掲げるとき)→新しい時代がはじまる。


「Cuba's blue, red and white-starred flag」までで(キューバの青と赤で白い星を打たれた旗」。「star」は「星」ですが、ここでは、「星をつける」という意味の動詞が変化した「過去分詞」です。

過去分詞とは、「動詞から分かれた形容詞」のことで、「~された」という意味になります。

「starred」で「星をつけられた」の意味になります。

「was hoisted Monday at the country's embassy in Washington」
(ワシントンにあるその国の大使館で月曜に掲げられた)

「, signaling」の「カンマ+動詞ing」はこれまでにも何回か出てきています。
「カンマ+動詞ing」は、「そして動詞」と訳すと8割方うまくいきます。

「, signaling」は「そして示した」の意味になります。

「the start of a new post-Cold War era in U.S.-Cuba relations」
(アメリカとキューバの関係における冷戦後の新しい時代の始まり)
→を示した。

世界最年長のレッサーパンダ、死ぬ

2015-07-17 15:18:12 | 日記

World's oldest lesser panda dies at age 24 in Japan zoo

KITAKYUSHU, Japan -- A lesser panda believed to have been the world's oldest has died at an animal park in Kitakyushu, Fukuoka Prefecture in southwestern Japan, at the age of 24, equivalent to roughly 108 years old for humans, a local official said Thursday.

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equivalent 相当する
roughly   おおよそ
local   地元の


【訳】

世界最高齢のレッサーパンダ、24歳で死ぬ

北九州ー世界最高齢であると信じられていたレッサーパンダが南西日本の福岡県北九州市の動物園で死んだ。24歳で、人間のおよそ108才に相当したと地元の動物園職員は言った。


【解説】

見出しは問題ないでしょう。
「World's oldest lesser panda dies」までで、「世界最高齢のレッサーパンダが死ぬ」

「at age 24 in Japan zoo」(日本の動物園で24歳で)→死んだ

本文。「A lesser panda believed to have been the world's oldest has died」
この部分までがちょっと難しいと思います。

この部分までを(レッサーパンダは世界で一番年取っていたことを信じていた)と訳せないことはありません。

けれどそう訳すと次の「has died」の処理に困ってしまいます。

「has died」か「believed」のどちらかが動詞で、どちらかが「動詞もどき」なのです。

「has died」はあきらかに動詞ですから、「believed」が動詞もどきの「過去分詞」なのです。

過去分詞とは「動詞から分かれた形容詞」のことで、「信じられている」という意味になり、前の「レッサーパンダ」を修飾します。

「A lesser panda believed to have been the world's oldest」
で(世界で一番年取っていると思われていたレッサーパンダ)→が

「has died」(死んだ)

「at an animal park in Kitakyushu, Fukuoka Prefecture」
(福岡県北九州市の動物園で)→死んだ

「equivalent to roughly 108 years old for humans」
(人間にとってのおよそ108才に相当する)→24歳で→死んだ。