今日のニュースを英語で読もう!

今日の英字新聞のニュースです。主に国内ニュースで高1が読めるレベルです。

STAP細胞はES細胞から作られたようだ

2014-12-26 19:33:28 | 日記
'STAP cells' likely came from embryonic stem cells

A panel under the Riken research institute said that the "STAP cells" that Haruko Obokata
claimed to have created were likely cells generated from embryonic stem cells.

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embryonic stem cell 胚性幹細胞(ES細胞) panel 委員会 research institute 研究所
claim 主張する create 作る generate 作り出す



【訳】


STAP細胞はES細胞から作られたようだ

理研の委員会は、小保方晴子さんが作ったと主張していたSTAP細胞は、ES細胞から
作りだされた細胞のようだと発表した。


【解説】

本文の「said that」の「that」は接続詞。文と文をつなぐ言葉です。
「that」の前までで、「理研の下の委員会が言った」。「that」は、「~ということを」の意味です。

さて、「that」以下の文。
「the "STAP cells" that」の「that」は、関係代名詞。

「Haruko Obokata claimed to have created」で、「小保方晴子さんが作ったと主張した」となり、ここまでで、
「小保方さんが作ったと主張したSTAP細胞」の意味。

ここの「to have created」ですが、動詞を2つ使うとき、2つ目の動詞には「to」をつけて不定詞にするのが
英語のルールです。その不定詞の後に完了形が来る場合、時制が一つ前であることを表します。

この場合「主張した」と「作った」も日本語では両方とも「過去」ですが、英語では、「主張した」よりも
「作った」方が時制がもっと昔だと表すことができます。

「were likely cells」でやっとこの文の動詞です。

「小保方さんが作ったと主張したSTAP細胞は、細胞のようだった」と「were」の前までが主部で、
ここで初めて主語を表す日本語の助詞、「は」が入ります。

「generated」は過去分詞で、「作りだされた」の意味。過去分詞とは、形容詞ですから、
「作りだされた細胞」と前の「cell」を修飾しています。

無投票の市町村選挙の数、増加

2014-12-25 19:56:44 | 日記
Number of municipal assembly elections held
without voting increases



The number of municipal assembly elections held without voting increased by 2.8 times
over a seven-year period following a series of mergers between municipalities.

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municipal 市町村の assembly 議会 election 選挙 vote 投票する
increase 増える period 期間 following ~を受けて merger 合併



【訳】

無投票の地方議会選挙の数、増加


無投票の市町村議会選挙の数が一連の市町村合併を受けて、
この7年間で2.8倍増えている。



【解説】

さて見出し。動詞がどれかを見つけられるかどうかが勝負です。

「held」は一見動詞ですが、「開いた」と訳してしまうと「市町村議会選挙の数が開いた」と意味が通りません。
「increases」は三単現の「s」がありますので、こっちが本当の動詞。

「held」は「行われた」という意味の過去分詞で、「投票することなしに行われた市町村選挙の数が
増えている」という意味になります。


本文「by 2.8 times」の「by」は「~の数の単位で」という意味です。

直訳すると「2.8倍の単位で」になり、「increased」と合わせて「2.8倍増えた」となります。




アメリカン航空機、成田に緊急着陸

2014-12-24 20:28:14 | 日記
American Airlines flight from China makes unscheduled stop in Japan


An American Airlines Boeing 777 bound for Los Angeles made an unscheduled stop at Narita International
Airport near Tokyo Monday night after a report of odor from the cargo storage area.

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airline 航空会社 flight 飛行便 unscheduled 予定外の bound for ~行の odor 異臭
cargo 貨物 storage 保管



【訳】

アメリカン航空機、成田に緊急着陸


中国からロサンゼルスに向かっていたアメリカン航空のボーイング777型機が貨物室からの異臭が
報告されたため成田空港に緊急着陸した。


【解説】

見出しの「unscheduled」はちょっと難しい単語ですが、「un」+「schedule」+「ed」だと考えると 
意味を想像できるかもしれません。

「schedule」はよく知っている「スケジュール」で、ここは動詞ですから、「予定する」の意味。
「un」は「アンパッピー」や「アンラッキー」の「~と反対」を表す接頭語です。
また最後の「ed」は、過去形か、過去分詞をつくる「ed」です。

この言葉の前に「makes」という動詞がありますので、「一つの文に動詞は一つ」という英語のルールから、
これは過去分詞だとわかります。「予定されていない」という意味になります。


本文は「made」が動詞だとわかれば難しくはないでしょう。
「ロサンゼルス行のアメリカン航空機が予定されていない停止を作った」が直訳です。


北朝鮮、再びテロ支援国家入り?

2014-12-22 19:19:48 | 日記
U.S. mulls putting North Korea on terrorism sponsor list


President Barack Obama says the United States is reviewing whether to put North Korea back on
its list of state sponsors of terrorism.


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mull 検討する sponsor 支援者 review 再検討する whether to ~するかどうか
back もう一度 state 国家



【訳】

米、北朝鮮をテロ支援国家指定を検討

アメリカは北朝鮮をテロ支援国家に再指定するかどうかを検討していると
バラク・オバマ大統領が発言した。

【解説】

まずは見出し。「mull」が動詞ですから「putting」は動詞ではありません。
ここは「置くこと」という意味の動名詞。

「put on」で「~の上に置く」ですが、「載せる」と訳してもいいと思います。

「terrorism sponsor list」は「テロ支援者リスト」の意味ですが、
この場合はテロ支援者よりも支援国家でしょうね。

本文の「says」が動詞、次の「is reviewing」も動詞です。「一つの文の中に動詞は一つ」という英語のルールがありますから、
実はこれは2つの文章です。

「says」と「the United States」の間に「~ということを」を表す「that」が省略されています。
このように2つの文が一つになったものを、複文、あるいは重文といいます。

複文、重文の違いについてはまた別の機会に。

インドネシアで火山噴火

2014-12-19 15:31:55 | 日記
Volcano erupts in eastern Indonesia

At least one person went missing and nine others were injured, four of them seriously,
after a volcano in eastern Indonesia erupted late Thursday, a government official said Friday.


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missing 行方不明 volcano 火山 erupt 噴火する seriously 重症 government 政府
official 役人


【訳】

インドネシア東部で 火山噴火

インドネシア東部で木曜遅く火山が噴火し、少なくとも一人が行方不明、9人が怪我をしている。
そのうち4人は重傷であると政府関係者が金曜に発表した。


【解説】

今回は、文法的にはほとんど難しくないので解説は、なし。

「at least」は熟語で覚えてください。直訳は「最少で」となりますが、
「少なくとも」と覚えたほうが役にたちます。

「were injured」は、受け身です。「injure」という動詞は「怪我をさせる」という意味。
自分から進んで怪我をするという人はまずいませんから、何かの要因で「怪我をさせられた」が英語の発想です。