Mini-probe 'Procyon' to be launched with Hayabusa 2
A miniature probe called "Procyon" is scheduled to be launched with
the Hayabusa 2 on Nov. 30, which will make it the first probe of its
size to be used to investigate an asteroid.
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probe 探査機 Procyon プロキオン(探査機名) launch 打ち上げる
miniature 小型の investigate 調査する asteroid 小惑星
【訳】
小型探査機「プロキオン」はやぶさ2号とともに打ち上げ予定
小型探査機「プロキオン」が30日、はやぶさ2号とともに打ち上げを予定され
ている。それは小惑星を探査する最初の小型探査機になる。
【解説】
見出しは慣れていないと訳しにくいかもしれません。
いつものように、新聞の見出しにのみ許される「be動詞の省略」です。
「Procyon is to be launched」と「is」が入っているのです。
「be launched」は、受動態で、「打ち上げられる」の意味ですが、意外と難しいのが「be動詞+to」の訳しかたです。
「be to」は参考書などには、「可能」「予定」「義務」などを表すなどという解説がありますが、要は、「be to」=「助動詞」だということです。だって、可能は「can」、予定は、「will」、義務は「must」だからです。
というわけで、見出しは「プロキオンはうちあげられる予定だ」となります。
本文の 「A miniature probe called "Procyon" is scheduled」も難しいですが、「is」が動詞です。「一つの文の中に動詞は一つ」ですから、「called」は動詞ではなく、「呼ばれる」という意味の過去分詞です。
「プロキオンと呼ばれる小型探査機が計画されている」がその意味です。
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