奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

設計の事デザインの事を色々と、家を建てる目的は何ですか?居心地や暮らしの価値で生まれる過ごす時間の意味、デザインの結果で過ごし方の意味も異なりますよ、例えばキッチンの選択でも。

2020年03月31日 | 設計の事デザインの事

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※アイランド型キッチンデザインの実例

 

家づくりと暮らしの空間づくりにも

色々な要素・・・・・。

 

家を建てるのが目的なのか

家を建てる事によって

生まれる時間が目的なのか?

※アイランド型キッチンデザインの実例

 

大切な部分を見失わないように

家づくりの大切なモノゴト色々と・・・・・。

 

例えば、キッチンで過ごす時間の事。

家事作業のイメージでの調理時間もありますが、

癒されたり、寛いだり

場所の機能と性能をどのようにデザインして

空間の役目を生み出すのか?

※アイランド型キッチンデザインの実例

 

※アイランド型キッチンデザインの実例

 

例えば、アイランドキッチンの

レイアウトを考えて

メリットとデメリットを考えてみたり。

※アイランド型キッチンの変形型レイアウト(ペニンシュラ型キッチン)

 

それによってプラン・間取りの要素と

暮らし方が変わりますからね・・・・・。

※アイランド型キッチンの変形型レイアウト(ペニンシュラ型キッチン)

 

アイランドキッチンは海外では普通だという事

そもそもアイランドキッチンとは

一体どのようなキッチンなのか

想像することができるでしょうか?。

※アイランド型キッチンの変形型レイアウト(ペニンシュラ型キッチン)

 

アイランドキッチンとは「島」のように

レイアウトするキッチンの事・・・・・。

中にはペニンシュラ型といって

「半島」のようにレイアウトする手法もあります。

 

どちらかというと広い空間を活用する

キッチンであり、

海外での印象の方が強いキッチンで、

名前の通りアイランドのような

独立したキッチンのことをいいます。

 

それ故に開放的・・・・・・。

 

このアイランドキッチンのメリットは

やはり開放的ということ。

 

部屋の中にて独立したキッチンなので

狭いということはありません。

 

逆に広くて調理しやすいものになっています。

今まで狭い中で料理していて

品数が作れなかったという方や、

コンロが少なくて効率が悪く

時間がかかっていたなど

かなり不満も多かった事も有るかと思います。

 

でも「アイランドキッチン」は

この全ての不満を排除してくれます。

 

また、広く確保されたキッチンは

効率性がかなり上がり、

狭かったキッチンスペースも

アイランドキッチンを選択する事により

大抵は広々使うスペースが生まれ、

動き方も、料理の時間も開放的になります。

 

このように考えると、

料理が楽しくなってきませんか?。

 

そしてコミュニケーションに

繋がるキッチンであるという事・・・・・。

 

決して空間が広いだけの

メリットではありませんよ。

 

もちろん他にもメリットはあります。

 

それは家族とコミュニケーションを

取りやすいということです。

 

今まで閉鎖的なキッチンで

料理していた場合は

誰ともコミュニケーションを

とることが出来なかったのでは?。

 

特にテレビも視聴できず、

家族の誰かと視線を合わせて話が出来たり

しましたか・・・・・?

 

そうではないと思います。

料理をじっとみている必要がありましたよね。

 

しかしアイランドキッチンは

決してそのようなことはありません。

開放的なので家族とも簡単に

コミュニケーションをとることができます。

 

何かとコミュニケーションと取りながら料理すると、

一人ぼっちではない環境で

きっと料理も会話も弾むと思いますよ。

 

小さなお子さんがいらっしゃる場合なども

様子を目で確認しながら

料理できるので安心感もありますよね。

 

アイランド型や対面の形態をとるレイアウトだから

出来る過ごし方がありますからね・・・・・・。

 

アイランドキッチンの

メリットの次は・・・・・・。

真剣に考えていらっしゃる方は

デメリットについても聞いてみたいと

思いますよね。

 

次に・・・・デメリットについて。

 

スペースがかなり必要だという事。

今まで狭いスペースが

キッチンになっていた場合などは

リフォームをしてあげる必要があります。

どうしてもアイランドキッチンとして作るためには

相当のスペースが必要です。

※ミニマムなアイランドキッチン(キューブ)

 

※ミニマムなアイランドキッチン(キューブ)

 

但し・・・なかには「最小空間利用」が出来る

特別なキッチンも存在しています。

トーヨーキッチンスタイルの「キューブ」。

ミニムに最大限の活用が出来るキッチン・・・・・・。

 

独立した広々とした空間を確保する事。

そして収納にも影響が出てきてしまいます。

また、アイランドキッチンは

収納を確保できるのですが、

棚などの位置、

手元の置き場を検討する必要性が高く

開放感がある故の少し面倒な配置

になってしまいます。

 

つまり、手元を隠すという機能性が

どうしても低下してしまい、

また広さが必要となる為に

ある意味ではキッチンは最小限のものだけでいい

という方には

あまり向いていないものになっているのです。

 

そして・・・・・。

部屋に調理の匂いが蔓延しやすいという事。

性能のよい換気扇に進化していましすが、

それでも匂いを全て除去する事は

難しいのが現実。

 

アイランドに限った話しではないのですが

アイランドのレイアウトの場合

よりそれが目立ちやすくなります・・・・・。

 

アイランドキッチンは

調理スペースが独立しているので

匂いがリビングなどに

蔓延しやすくなってしまうんです。

 

したがって匂いのきつい

料理を作ったりすると

部屋のカーテンやソファなどに

影響を与えるケースもあります。

 

貴重な家具を愛用している場合は

そのあたりにも注意が必要ですよ。

 

油のはねに注意。

揚げ物や鉄板などで焼いている場合、

油のはねがかなり深刻なってきてしまいます。

 

アイランドキッチンは

独立しているので

油などがはねやすく

リビングにも影響を与えるケースもあります。

なので・・・その辺りに対応する

周辺選択のデザインも大切。

 

そして、スペースが広いため

その飛び跳ね掃除しようとしても

広いスペースを掃除することにもなります。

 

掃除があまり好きではないという方は

あまり向いていないキッチンかもしれません。

 

このメリットデメリット両方を

実際に視野に入れて判断する事が大切ですよ。

 

どんなキッチンにもどんな選択にも

メリットとデメリットが存在します。

自分の中の許容範囲や

暮らしのイメージや過ごす状態を加味して

得る事の出来る意味を考えて

その上で「選択」することが大事ですよ。

 

意識する事で見えてくる

暮らしのカタチがありますから・・・・・・。

 

居心地の差を感じる住まいのデザインを

考えてみませんか?。

 

暮らしの環境を

紐解きながら「デザイン」の提案と

暮らしの質的向上をいつも提案中ですよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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