人生の潤いを生み出す暮らしの空間を
設計デザインのチカラで・・・・・。
よく考えられた家を建てると
暮らしが楽しくなる。
※郊外に佇む借景とアウトドア空間のあるシンプルモダンの家・事例
フォーカルポイントを
デザインするように・・・・・。
インテリアの用語のひとつに
「フォーカルポイント」というものがあります。
どんな意味かというと、
空間の中で
視線が集中する場所の事をいいます。
分かりやすい例だと、
例えば・・・・・絵画や工芸品、
観葉植物等がそうです。
玄関に入ってすぐに
目に見えるようなところに
絵画や工芸品、インテリアのアイテムを
レイアウトする事はありますよね。
※おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家・事例
そんな場合
来客者は玄関扉を開けた瞬間に
素敵な絵画や工芸品等にもくぎ付けになりますよね・・・・・。
※もてなしの家/和のエスプリを継ぐ家・事例
それがフォーカルポイントです。
実はこの「フォーカルポイント」は
玄関だけではなくて、
いろいろな空間で意図をもって
取り入れる事の出来るテクニックです。
リビングやトイレにも
取り入れることは可能ですし、
廊下や階段にも意図をもって
積極的に取り入れる事で
空間に「振り幅」が生まれます。
※時間の流れとルーツを豊かに感じる郊外に佇む平屋の家・事例
しかも・・・廊下や階段、
移動の空間に「それら」がレイアウトされていると、
家の中を移動している最中にも「インテリア」を
楽しむ事が出来ます。
出来る事ならば絵画や工芸品をメインに
フォーカルポイントとして
取り入れることが出来れば
空間の重みや意図も
見えやすくなりますから・・・・・。
故に、ポイントを曖昧にしないように。
出来る限り、一点に集中できるよう
ポイントをハッキリレイアウトする事。
フォーカルポイントの周囲が
ぐちゃぐちゃになっていると、
視線を一点に集中させるのは難しくなります。
また、特に味気のない質素なものは
フォーカルポイントに向いていません。
周辺とメリハリをつける程
効果は大きく期待できます・・・・・。
大原則として、
集中できるように配置されているか?
ポイントが華やかであるか?
を意識するように。
どちらかが欠けてしまうと、
フォーカルポイントと呼ぶに
ふさわしくありませんから。
そして、視界に対して
どのような位置関係で合わせるのか?
それも重要・・・・・。
これは先にも書いた
集中できるように配置されているか?
に含まれている要素ですが、
対面した際に、
目の位置に入りやすい位置と合わせる事で、
すっと目に入ってきますよね。
ですので、出来る限り人の目の高さから
視線に入りやすい位置に合わせて
フォーカルポイントをデザインするように。
インテリアのある空間を
美しい印象に、
そして伸びやかな視線の先を
用意する事で
空間を良い意味で上質に変化させる、
このフォーカルポイントの考え方は重要。
一つひとつの印象が
広域に効能を生み出しますよ。
住宅計画での
思考の範囲は
暮らし全体に・・・・・。
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