奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

最近ご相談の多い内容で 「空き家活用」について お問い合わせを受ける事もあります。リフォームやリノベーション・古民家活用でセカンドステージや週末住宅、遊び場計画も一つの価値観です。

2023年10月09日 | リフォーム・リノベーション

最近ご相談の多い内容で

「空き家活用」について

お問い合わせを受ける事もあります。

 

先々週も、古民家を活用しての

自分たちにとっての

休日の「遊び場」を

つくりたいというご相談案件が

入っていたり

事業活用したいとの

ご相談をいただいたり。

 

※古民家リノベーション・リフォームで生まれ変わった空間

 

そういう事もあり、

空き家の活用に

お困りの方へ・・・・・。

 

※古民家リノベーション・リフォームで生まれ変わった空間

 

大切にしてきた

実家や住まいもそうですが

空き家を活用したいけど

どうしたらいいか分からない。

 

そんなご相談が

徐々に増えつつあります。

 

※古民家リノベーション・リフォームで生まれ変わった空間

 

古民家活用もそうなのですが

日本の心地良い美がある空間を

テーマとして、

手間をかけた手仕事や

地域の美しさを

継承することも

大切に考えています。

 

先代からの思いを受け継ぎ、

空き家に再び生命を吹き込み

地域の魅力を活性化

する事も丁寧に提案しています。

 

用途は宿泊施設や

ギャラリー

週末住宅なども含め

飲食店や地域交流の場としてもそうですが

最近は「遊び場」としても

ご相談をいただくケースもあります。

 

勿論例えばですが「商店」や「事業活用」も

一つの考え方ですし

週末にのんびりする「セカンドハウス」や

「趣味を満喫する別宅」も

空き屋利用の価値観の一つです。

 

空き家を再活用したい

というご希望をお持ちの方は

お気軽にご相談ください。

 

古民家を中心に

中古住宅の再活用も

拠点活用の手法になります。

 

自然が豊かな場所も魅力だと思います。

対応地域

奈良市/生駒市/大和郡山市/天理市/宇陀市/桜井市/橿原市/大和高田市/香芝市/葛城市/御所市/五條市
生駒郡[平群町/斑鳩町/三郷町/安堵町] 北葛城郡[王寺町/河合町/上牧町/広陵町] 磯城群[川西町/三宅町/田原本町]
山辺郡[山添村] 高市郡[明日香村/高取町] 宇陀郡[曽爾村/御杖村] 吉野郡[大淀町/下市町/吉野町/川上村]

※奈良県外の場合もご相談ください。大阪・三重・京都・和歌山など、奈良県近郊も実績があります。
大阪府[枚方市/池田市/門真市/箕面市/松原市/堺市/八尾市/羽曳野市/富田林市/河内長野市/太子町/河南町/千早赤坂村/和泉市]
三重県[名張市/伊賀市]
京都府[精華町/木津川市]
和歌山県[橋本市/かつらぎ町/紀の川市/岩出市/新宮市/熊野市]
兵庫県[神戸市/西宮市/芦屋市/尼崎市]

 

 

空き家や古民家をご活用したい方は、

HPのお問合わせまたは、

DMにてご連絡ください。

 

いただいた情報には、

順次ご連絡をさせていただきます。

 

「和の心地良い美がある暮らし」をテーマに

フルリノベーション設計の提案。

 

ご提案するプランは

和の暮らしに長く親しまれてきた

素材や知恵を

大切にしています。

 

丹念な設計と

職人による手仕事により、

お客様や利用者様が

日々の生活の中で

特別な時間を味わい

暮らす事で

栄養を補えることができるような

空間設計を基本に。

 

新築、建替え、リフォーム
設計・建築相談
暮らしのインテリア
間取りの相談等
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和の趣と数寄屋の歴史的背景を融合させつつ住まい手さんの「終の家」として暮らしの環境を提案した「旅館に住むような暮らし」のデザイン設計、大切な暮らしの価値観と情緒ある過ごし方。

2023年10月09日 | (仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋

 

旅館に住むように和の趣を愉しむ暮らし。

 

※和の粋を提案した玄関+玄関ホール(数寄屋の家)

 

繊細な和の趣を

存分に味わう・・・・・。

そんな日常を過ごしてみませんか?。

※前庭+門屋+ガレージ棟+母屋を含む全景外観

 

おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家。

ご依頼のご連絡をいただき

外構を含み

完成まで約6年の歳月。

 

住むという事を「どういう価値観」から

デザインするべきか?

というところからスタートして

様々な暮らしの在り方をカタチにした住まい。

※庭と坪庭をゆったりと眺める

   和の柔らかさを表現したLDK(リビング・ダイニング・キッチン)

※夜になると陰翳礼讃のように庭を含み

 昼と明るさとは別の雰囲気が生まれるデザインの仕掛け

 

「過ごしてきた人生の集大成」を考えた「終の家」が

住まい手さんからのリクエストでした。

※夜には門屋から玄関までのアプローチに

 風情を味わう和の情緒ある空間提案

※母屋の全景と和の趣を愉しむ佇まいに提案

 

日常的な愉しみが

環境により変化する事を原点に

和の趣が

居心地に繋がるように。

※眺める角度で陰翳の雰囲気も変化する和の佇まい

 

そんなテーマが「数寄屋」でした。

数寄屋(すきや)とは、

茶室のこと。

 

数寄屋と呼ばれる茶室が出現したのは

安土桃山時代。

 

もとは、庭園に面した別棟として造られた

小さな茶室(多くは四畳半以下)のことを

数寄屋と呼びました。

 

数寄屋建築とは、

日本の建築様式の一つであり、

茶室風を取り入れた住宅の様式です。

 

数寄(すき)とは和歌、

茶の湯、生け花など

風流を好むことであり、

数寄屋は「好みにまかせてつくった家」

という意味になります。

 

当時は床の間、違い棚、付書院という

座敷飾りを備えた

書院造(しょいんづくり)が中心でしたが、

茶人たちは

格式ばった意匠や豪華な装飾を嫌いました。

 

そこで好まれたのが

軽妙な数寄屋というわけです。

 

数寄屋建築の路地:苔(コケ)を上手に生やす。

 

江戸時代以降は

茶室から住宅へと広がりました。

 

現代では、

料亭や住宅でも

数奇屋建築にならったものが

造られています。

 

そういった背景をベースに

住まい手さんの「和の趣きの好き」を

デザインのテイストに備えつつ

現代と過去の歴史を繋がるように

提案した住まい。

※少し下げた垂れ壁+変木から醸し出す茶室の風情

 

玄関に施した垂れ壁とムロの「変木」は

天井高さから下げる事で

茶室の「にじり戸」を

イメージさせています。

 

※天井から下げた垂れ壁と変木で醸し出す和の趣

 

※隙間に設けた小さな庭にも風情を感じる和室の提案

 

少しの事ですけど

背景にあるデザインを

カタチにすることで

住む行為自体が

洗練され「深み」を帯びる事も

あります。

 

勿論「素材の風味」をどのように

空間へ融合させるのか?

という事も含んで。

 

※雪見障子から庭の風景を眺める座面の妙を提案

 

心地よい暮らしとは

どういった意味を

指すものなのか?

家族の価値観や

住まい手さんの意識を

丁寧にくみ取りながら

建築家としての自分の応えるべき

デザインと設計の提案を

毎回考えています。

※夜に醸し出す和の情緒を

    控えめな灯りと共にデザイン提案

 

数寄屋の住まいは

和の趣を大切に考えつつ

現代的な暮らしの居心地も

繊細に提案する和モダンの設計。

思いの背景デザインを紐解き
心行くまで住まいでの

暮らし愉しんでみませんか?

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