奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

毎日の暮らしと環境のデザイン設計・・・収納計画の勘所、廊下やホール、階段下等に計画する収納や玄関、各部屋の延長、キッチンやリビング、ダイニング周辺の収納、家全体での収納区分の計画性。

2019年04月12日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

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※階段下納戸収納

 

暮らしをデザインする様に。

毎日の生活環境の設計に色々と考えること。

密度と位置のバランスが

間取りに良い意味での隙間を生み出しますよ。

 

納戸が必要かどうかは

持ち物やライフスタイルによりますよね。

※玄関土間収納

 

 

適所収納と集中収納を改めて考える様に。

 

扇風機や炬燵、節句の人形、

ボードやスキー用品、

使う事が限られている季節用品は

収納場所を柔軟に考えてみる様に。

 

使用頻度が低いモノは、

ある程度まとめてしまっておく集中収納が適していて

納戸や押入れ、物置などを活用したり・・・・・。

 

ただし、最近は床暖房やエアコンが普及して

季節の家電もサイズが変わったり

使用頻度の変化もあり

昔とは少し状況も異なりますよね。

※廊下・可動式棚収納

それにより、季節での入れ替えの容量も

変わってくるイメージ・・・・・。

 

特にスペースの限られている状態では

その限られた空間に対して

あえて「納戸」が必要なのかどうかは

それぞれのライフスタイルや

持ち物の状態を見直して

適切な判断が出来る様に・・・・・。

※階段下・リビング収納・クローク

そういう意味で、

収納に対する考え方は二つあります。

 

ひとつは、適所適量で収納スペースを

設ける適所収納。

もうひとつは、納戸など一ヶ所に集中して

居住スペースを広く取る考え方です。

 

昔の本的なイメージでは

物の少ない中で暮らし、

出したら片づける。

そして次に利用する人の為に

場所を空けるという思いやりのある暮らし方が

多かったように思います。

※勝手口近くのキッチンパントリー

 

今の暮らしには

家族がここに使う物が格段に増えて

持ち物が多い場合にはやはり

使う場所にモノがあり

使ったら戻す適所収納が適していると思いますよ。

 

この適所収納の考え方を家づくりでイメージすると

玄関のシューズクローゼットに

ゆとりを持たせて、

重いモノや大きいモノを

一緒にまっておくのも使い勝手を良くする

場所の利用方法ですよね。

 

パントリーも、

キッチンの近くが一番有効という判断では無く、

場合によっては、勿論家事動線

生活動線によって

玄関近くや勝手口近くにレイアウトして

ストックの位置づけや

使い方をどのように考えるのかで

場所の概念が変わりますよ・・・・・。

 

 

幅広いアイテムの拡張性を収納スペースにも

落とし込む事で、

間取り空間の方向性も良い意味で

変化しますよ・・・・・。

 

家づくりや建築空間としてのスペースのレイアウト。

大切なモノゴトは

そういうところからの違いが

最終的に大きな差となりますからね。

 

それで変わる「モノゴト」を

丁寧に考えながら

住まいの設計と暮らしのカタチを

上質に心地からデザインするように。

 

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