こんばんは、やまぐち建築設計室の山口です。
今日はいろんな人と会って話す機会が多くて・・・・・・。
大工さんだったり、電気工事の技術屋さんだったり、現場監督さんに、
同業の建築家仲間や市役所や県の技術職の人だったり・・・・。
なつかしい人にも、偶然会ったりして・・・・・。
何人と話しをしたかな・・・・・という感じです。
さて、すこし家づくりの話しを・・・・。
家を建てる土地・・・・敷地の大きさには限りがありますよね。
入り口が狭かったり、逆に入り口の幅は広いけれど、
奥行きが無かったり、
極端な形状の土地だったり・・・・。
そんななかでも、住みやすさを考えて、
土地の悪条件を逆手に、
心地よい住まいを考えるわけですが、
例えば、
密集地で、プライベートな空間を上手く設けたい・・・・でも、
閉鎖的な家は・・・・。
という相反する希望・・・・。
ホームページなどから、よく「問い合わせメール」で
相談をいただきます・・・・・。
そんな時は、庭のつくり方で工夫します。
密集地や狭い土地では、
建物と一体化した塀、又は中庭を設けて、
周りから見えない部分を探し、そこに大きな窓や出入り口といった
開口部を計画する事で、
外部や周囲からの視線を遮りつつ、
採光や通風を計画します。
で、そんな計画を練りつつ、仕掛けを考えて、
間取りで内部に広がりを持たせ、
室内でありながら、外部空間を上手く取り込み、
空間に連続性を持たせたり、人の視線の動きや「見え方」を
考える事で、空間に広がりを作り出します・・・・・。
相反する住まいに対する想いは、そうやって考えていくわけです。
Nさん、いつもブログ読んでくださってありがとうございます。
来週には「窓」の打合せ・・・・・。
「風景を取り込む窓」が課題ですね。