奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

実際の広さ以上に、ゆったりと心地よく住む家を

2009年11月27日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

こんばんは、やまぐち建築設計室の山口です。

 

今日はいろんな人と会って話す機会が多くて・・・・・・。

大工さんだったり、電気工事の技術屋さんだったり、現場監督さんに、

同業の建築家仲間や市役所や県の技術職の人だったり・・・・。

なつかしい人にも、偶然会ったりして・・・・・。

 

何人と話しをしたかな・・・・・という感じです。

 

 

 

さて、すこし家づくりの話しを・・・・。

 

 

家を建てる土地・・・・敷地の大きさには限りがありますよね。

入り口が狭かったり、逆に入り口の幅は広いけれど、

奥行きが無かったり、

極端な形状の土地だったり・・・・。

 

 

 

そんななかでも、住みやすさを考えて、

土地の悪条件を逆手に、

心地よい住まいを考えるわけですが、

 

 

 

例えば、

 

 

 

密集地で、プライベートな空間を上手く設けたい・・・・でも、

閉鎖的な家は・・・・。

 

 

 

という相反する希望・・・・。

 

 

 

ホームページなどから、よく「問い合わせメール」で

相談をいただきます・・・・・。

 

 

 

そんな時は、庭のつくり方で工夫します。

 

 

 

密集地や狭い土地では、

建物と一体化した塀、又は中庭を設けて、

周りから見えない部分を探し、そこに大きな窓や出入り口といった

開口部を計画する事で、

外部や周囲からの視線を遮りつつ、

採光や通風を計画します。

 

 

 

 

で、そんな計画を練りつつ、仕掛けを考えて、

間取りで内部に広がりを持たせ、

室内でありながら、外部空間を上手く取り込み、

空間に連続性を持たせたり、人の視線の動きや「見え方」を

考える事で、空間に広がりを作り出します・・・・・。

 

 

 

相反する住まいに対する想いは、そうやって考えていくわけです。

 

 

 

Nさん、いつもブログ読んでくださってありがとうございます。

来週には「窓」の打合せ・・・・・。

「風景を取り込む窓」が課題ですね。

 

 

 

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