ご挨拶

　今年もいよいよ終わろうとしています。「光陰矢のごとし」こんな言葉がふと思われる昨今です。

　今回からは年賀状での新年の挨拶は失礼しようと思い、その代わりにと、このメッセージを書いています。
旧年中も何かとご迷惑をおかけしお世話になりました。今年一年、何とか無事に過ごすことが出来ましのも
皆様の支援のお陰と心から感謝しています。

　さて過去三年間、ひたすらに街に元気を、回船問屋に活気を取り戻したいと頑張ってきました。
また、食事処や土産処にお客さんを増やしたいと努力してきました。

　この下津井を訪れた人達に好印象を持って貰う、更にはもう一度来てみたい、そんな気持ちになって
貰えるようにしたいと努力してまいりました。

　しかしながら、この賑わいもほんのつかのものと思っています。やはり持続的な賑わいを作るためには
何かが必要だと考えています。それは言うまでもなく古き良き時代の名残をとどめたこの街並みや古民家を
活用した観光地としての下津井以外に道はないと思っています。

　その取り組みはやっと緒に就いたばかりです。どうか良い知恵を貸して下さい。そしてお力添えを下さい。
どんな取り組みをするにせよ、全ては人あらばこそです。人の思いや力添えがなければ幾らお金があったと
しても町づくりも古民家再生活用も出来ません。

　長くなりました。来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。ことのほか今季の冬は寒さが厳しそうです。
お体を大切にお過ごし下さい。そして良い年をお迎え下さい。