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575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

天を支える彼女は誰? そして何故? 愚足

2008年05月11日 | Weblog
 先日の投稿で鳥野さんが「中でも惹かれたのは、「カリアティード」と題された油彩の裸婦。古代建築で庇やバルコニーの屋根を支えている女性の像を描いたものです。どこか孤独で、理不尽を訴え、それでいて力強い肉体。悲しみと諦めとその果ての嘲笑さえ読み取れて、いたたまれませんでした。」と書かれていましたね。
 バルコニーを支える彫像は、男性像がアトランタ、女性がカリアティードだと言います。
アトランタ(アトラス)は、ゼウスに天空を支えるように命じられたので、ここから男像柱がアトランタになったのは分かりますね。
でも女像柱が、なんでカリアティーダなのか、知りたい気がします。
 女性に天や建築を支えさせる発想が吃驚です。
 一体この女性は何をしたのでしょうか?

丘に立つカリアティードや夏の暁     ぐ


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Unknown (遅足)
2008-05-10 19:44:02
ギリシャのラコニアのガリアの町が征服され、 女達が苦役に従事した故事から「重荷を支える女」として、女性像による柱を 「カリアティード」と呼ぶ。
と、ありました。
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観て来ました (遅足)
2008-05-11 14:46:29
モジリアーニ。

やはり裸婦が良いですね。
あそらく彫刻から学んだ描き方でしょうか、
肉感豊かな裸体像。
それが哀しい色で描かれているところが
とても良いと思いました。
明るい色ではダメですね。

若い頃には感じなかったことです。


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