575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

ひとつでもきのうよりきょう明易し  容子

2024年07月18日 | Weblog

いよいよ本格的な猛暑の到来です。明け方汗をかいて目覚める日々です。

容子さんのこの句。とても魅かれました。兼題の方に入れたいほどでした。

ひらがなが何かを意味しているのでしょう。昨日より少しでも前進して行こうという気持ちでしょうか?今日が一番いい日のような。

能登さん:毎日、少しでも前進! 若い頃の気構えを思い出しました。もしかして、全然違うかな?

童子さん:平仮名にすることで、丁寧に生きようという姿勢を感じます。

亜子さん:俳句は物を詠むのが基本だが、心境を詠んでもいい。「ひとつでもきのうよりきょう」というフレーズが素敵。具体的にはわからないがここに至るまでの心持ちが想像できる。一日一日を大切に生きている姿勢が伺えるが、解釈は読者にまかせられている。

 

作者の容子さん曰く

「そうでも思わないと、なかなかモチベーションが保てないので、何とか他人と比べないように、そう考えています。」とのことでした。

確かに!!何かひとつでも昨日と違うことや新しいことをすることが心を活性化するような気がします。自分なりのペースで。皆さん、暑さに負けずこの夏を乗り切りましょうね!今朝またサボテンの白い花が咲きました。麗子

 

コメント (1)
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