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とんがらし地蔵

2016-10-24 16:35:47 | 寺院
 2016-10-23 今、よみがえる真慈悲寺の特別展。 講演会 「霊場真慈悲寺の誕生」

        -中世東国における信仰と救済- を日野市役所に聞きに行きました。

        特別展は10/06に見学しているので少し早く出かけ日野宿を歩いてきました。

        井上源三郎資料館の前に珍しいお地蔵さんがありました。







  とうがらし地蔵堂 

     真っ赤な帽子をかぶり、赤い前垂れを付けたお地蔵さまが祀られています。

     明和3年(1766)に祀られたお地蔵さまです。

     地蔵堂脇の空地には宝暦5年(1755)等と彫られた、三基の庚申塔も置かれています。



 

  赤いとうがらしが両袖に供えてあり、また堂内には穴の開いた石も祀られています。

    昔は囲炉裏の煙で目を病む人が多く、このお地蔵さまに、とうがらしを供えて願掛け

    参りをすると、治してくれるという信仰があったそうです。

    穴の開いた石は多摩川などで、選んで拾ってきた石で、やはりお供えしてお願いすると

    眼の病が癒されるとのこと。形が「目」に似ているからだといいます。

    このとうがらし地蔵は「日本のお地蔵さま100選」に選ばれているそうです。

             (日野宿発見隊資料より)