HARD HEAD

旅行 社寺

目黒不動尊(龍泉寺)参詣

2014-04-04 09:35:22 | 寺院
 2014.04.02 目黒川の桜並木を散策後、目黒不動の桜と門前のうなぎ屋を思いだし足を向ける。







  かむろ坂 由来

   今から三百年ほど前数々の悪事を重ねた鳥取の武士平井権八郎直定(歌舞伎では白井権八)

   が鈴ヶ森で処刑され、目黒の冷心寺の僧に引き取られて葬られました。権八と相愛であった

   吉原の三浦屋のおいらん「小紫」はそれを知ると目黒へ急ぎ権八の墓前で自害しました。

   小紫の帰りを心配した、三浦屋の主人は小紫が可愛がっていた半玉(少女はおかっぱのような

   髪型をしていたところから「かむろ」と呼ばれていた)を迎えに出しました。

   「かむろ」は冷心寺で小紫の死を知ることになりました。泣きながらの帰途桐ヶ谷近くで

   暴徒に襲われ、目の前にあった池に飛び込み死んでしまいました。

   この様子を見ていた村人は哀れに思い「かむろ」を丘の中腹に葬り「かむろ塚」と

   呼んでいましたがその後、丘を「かむろ山」池を「かむろが池」と呼ぶようになったと

   いうことです。都市化とともに付近の様子も変わり、残されたこの坂道が

   「かむろ坂」と呼び残されています。(かむろ公園、説明版より)



  目黒不動山門前にある白井権八と小紫の比翼塚



  現役の頃近くで仕事をしたことがあり何度か食べたことがある美味しいうなぎ屋さんでしたが

      今日はあいにくの定休日残念でした(実は花より団子、うなぎに足を運ぶ)。







  龍泉寺(目黒不動尊) 山門と本堂 平安時代の創建で日本三大不動尊に数えられる名刹。



  境内案内図













  境内の桜 朱塗りの本堂とピンクの花色に染まる一帯は見応え十分。





  銅造大日如来坐像 1683年大衆による造像。総高385cm、座高282cm。



  水かけ不動 独鈷の瀧





  前不動堂



  勢至堂 江戸時代建立の仏堂建築



  青木昆陽 甘藷先生碑





  青木昆陽の墓 国指定史跡 

         うなぎは食べられませんでしたがソバをを味わい桜を楽しみ帰途に着きました。