goo blog サービス終了のお知らせ 

HARD HEAD

旅行 社寺

四国八十八ヶ所巡り 第八十番札所 白牛山 国分寺

2013-05-27 15:06:30 | 四国八十八ヶ所巡り
 2013.05.11 国分寺駅に10:13着徒歩約10分で国分寺に到着する。



  付近案内地図



  国分寺由来 国の特別史跡に指定されている。なお国分寺跡で特別史跡であるのは

                    遠江国分寺跡と常陸国分寺跡の三ケ所です。

       


  仁王門  創建時の中門を踏襲すると見られている。



  仁王像



  参道  見事な枝ぶりの松が茂る広々とした境内は森閑とし、天平の昔を偲ばせる。



  屋根瓦に葵の紋が入った仁王門を潜ると、参道の左右に四国八十八ヶ所の本尊石仏が並ぶ



  旧金堂跡(手前)と現本堂(奥)。金堂礎石 正面十四間、奥行き七間。











  本堂 鎌倉時代再建 国指定重要文化財。 奈良時代の講堂跡に立ち、その礎石を再利用

     している。 宗派 真言宗御室派 本尊 巨大な(5.7m)千手観音菩薩で重要文化財。



  多宝塔形式の大師堂。千体地蔵が安置されている。右側、納経所の建物内で礼拝する。



  鐘楼  右金堂礎石跡



  銅鐘 国指定重要文化財 この鐘は創建当時(奈良時代)に鋳造された四国最古の鐘で

            総高約1.5M、重量約1200KGである。また大蛇伝説でも知られている。



  仏足石



  さぬき七福神の中で紅一点の「弁財天」がある。美、徳、福にご利益が。



  願かけ金箔大師



  毘沙門堂



  七重の塔跡 四間(約10M)四方で十五の礎石が残る。左奥は地蔵堂。



  11:20分次の第81番へ。へんろころがしで友人に迷惑かける恐れあれ一人でタクシーで向かう。



   


四国八十八ヶ所巡り 第七十九番札所 金華山 天皇寺

2013-05-26 20:54:40 | 四国八十八ヶ所巡り
 2013.05.11 金倉寺駅8:16発~多度津駅乗換~八十場駅8:58着、駅から徒歩約10分

                       天皇寺に着く。



  神宮寺なので山門がない 屋根瓦付の三輪鳥居が建つ。普通の明神鳥居の左右にやや

     小さい脇鳥居を組み合わせた珍しい鳥居で、奈良大神神社など全国で3ヶ所しかない。

           正面には崇徳天皇社(白峰宮)が配置されている。





  天皇寺 弘法大師が堂宇を建立、妙成就寺摩尼珠院と号したが、保元の乱で讃岐に流罪と

      なった崇徳上皇は1164年ここで崩御し、この寺に仮安置された。後に上皇の冥福

      を祈る為、崇徳天皇社(現、白峰宮)が建立され、当寺は別当寺となり、寺号は

      天皇寺と改められた。





  本堂 宗派 真言宗御室派 本尊 十一面観音菩薩



  大師堂





  白峰宮 境内



  白峰宮     八十場駅に戻るが、この駅を通過する電車ばかりで10:06まで待ち

                   次の第80番国分寺へ 

 


四国八十八ヶ所巡り 第七十六番札所 鶏足山 金倉寺(けいそくざんこんぞうじ)

2013-05-25 20:08:09 | 四国八十八ヶ所巡り
 2013.05.11 善通寺ステーションホテルを6:45分に出発し金倉寺に7:30頃着く。





  金倉寺は天台寺門宗の祖師、智証大師円珍の生誕地。円珍は弘法大師の姪の子であり

      814年に生まれた。お寺は円珍の祖父にあたる和気道善(わけのどうぜん)が

      建立した。駐車場側入口に着いてしまったので仁王門に回り入場する。



  金倉寺仁王門 



  仁王像 阿形、吽形



  参道 正面に本堂がある。



  鐘楼 普通の鐘楼と違い柱の数も多く珍しい形です。先に本堂がある。





  本堂 宗派 天台寺門宗 本尊 薬師如来。



  大師堂(祖師堂) 智証大師(円珍)、弘法大師(空海)、伝教大師、天台大師、神変大菩薩

         の五祖師を四国霊場で唯一安置している、弘法大師以外を祀るのは珍しい。



  か梨亭母堂(かりていもどう) 鬼子母神を祀る堂。



  観音堂  十一面観音を祀る堂。



  乃木将軍妻返し松 明治の偉勲、乃木将軍は、善通寺第十一師団長を務めていた時、寺の

    客殿を宿泊所にしていた。夫人が東京から面会に来たが、女人禁制の寺ということで

    会う事を拒否する。夫人は、しばらくの間、境内にある松の木の下に佇んでいたという。

       7:50頃 次の第79番天王寺へ




四国八十八ヶ所巡り 第七十五番札所 五岳山 善通寺 西院

2013-05-23 20:49:07 | 四国八十八ヶ所巡り
 2013.05.10 中門を出て少し行くと仁王門がある、そこから先が大師様誕生所、西院です。



  仁王門 前にある堀 門前の石橋は毎月20日のみ通行できたということから

                   「廿日橋(はつかばし)」といいます。



  風格ある仁王門





  仁王像 阿形、吽形



  御影堂への廻廊



  御影堂(大師堂)は礼堂、中殿、供養殿、奥殿の四殿からなり、大師は奥殿に当たる所で

            誕生したといわれる。つまり、母親の館の跡である。

            地下には戒壇があり、闇の中を歩いて廻れるようになっている。

           「悪業のある者は出られない」と言われる約100mの戒壇巡りである。
 


  鐘楼 向う側左に御影堂、右に聖霊堂。



  親鸞堂 浄土真宗の開祖、親鸞聖人の御尊像を安置している。

                     この尊像は「鎌田の御影」とも云う。



  護摩堂 不動明王をお祀りする。



  聖霊殿 戦没英霊の奉安のための忠霊堂。



  聖天堂 聖天さまをお祀りする。



  弘法大師像



  正覚門 済世橋の前にある。 一時間ほど参拝して今日の宿泊先ホテルに行く。 


四国八十八ヶ所巡り 第七十五番札所 五岳山 善通寺 東院

2013-05-23 13:58:25 | 四国八十八ヶ所巡り
 2013.05.10 第74番より約2k途中で小雨が降ってきたが、約30分で

    真言宗三大霊場(和歌山の高野山、京都の東寺、善通寺)である、善通寺に着く。



  南大門(善通寺の正門)参道の右に五重塔、正面に金堂(本堂)が見える。 806年

     留学先の唐から戻った大師は、自家の先祖を祀る為に氏寺を建立することを思い立ち

     豪族だった父の佐伯田公(さえきたぎみ)から譲り受けた邸の跡地に七堂伽藍を

     七年がかりで建立、完成したのは813年でした。



  案内図 境内は東院と西院に分かれており、東院には金堂、五重塔、釈迦堂等伽藍があり、

      西院はいわゆる誕生院と呼ばれる大師個人にまつわる空間で、御影堂などがある。



  境内 正面に金堂(本堂)左に鐘楼。広い境内です。





    山号は、寺の背後に聳える香色山、筆山、我拝師山、中山、火上山の五峰にちなんで

             付けられ、寺号は父、田公の法名「善通」から取られている。

  金堂(本堂) 元禄年間(1688~1704)再建。宗派 真言宗善通寺派(総本山)。

         本尊 薬師如来坐像は、像高3mに及ぶ丈六の巨像で、1685年

                  御室大仏師、運長法橋によって造像された。



  境内 五重塔 左に釈迦堂、手前に鐘楼。塔の高さが一際目立ち圧倒される。





  五重塔 総高45m、総欅造り。1845年から再建が始まり1902年に完成した。



  釈迦堂 左に赤門(東門が本来の名称)が見える。



  鐘楼





  大楠  南大門横と五社明神にある二本の楠はいずれも樹齢1000年を越える。お大師様

                幼少の頃、そして善通寺創建当時を偲ばさせる大木です。



  金堂前で記念撮影。



  中門          次は西院へ。