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100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

三十路分岐点

2012年06月17日 | 千伝。
今日、日本で一番注目を浴びた男二人・・同年齢では?

オウム真理教関連で最後の特別手配容疑者 高橋克也(54)が逮捕されました。

この男、オウム真理教に出家したのは、昭和62年(1987)です。

30歳という人生の岐路に、何かを宗教に求めたのでしょう。

それから、24年・・17年間の逃亡の末、本日、現金436万円を所持してまま遂に逮捕。

終身刑になれば、老後の金は、心配する必要もないでしょう。


もう一方の野田佳彦(55)・・日本国首相。

昭和62年、30歳の分岐点で、毎日毎朝毎夕、千葉県船橋の駅前に立ち「金権千葉の政治風土を変えよう」と訴えて県会議員を目指しました。

30歳という人生の岐路に、何かを政治に求めたのでしょう。

下馬評を覆して、見事、県会議員に当選。

それから、24年・・17年間の国会議員を経て、昨年、日本国内閣総理大臣に就任。

振り返れば、男の三十路は、あとあとの人生の大きな分岐点になるようです。


そして、彼らの人生は、終わりの始まりです。

今日の出来事雑感です。