百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

熱狂のフィールド。

2023年03月25日 | 福伝。

福井県での地上民放放送局は、2局のみ。

今回のWBC 野球中継は、テレビ朝日系列とTBS系列で生中継されていました。

そういう理由で、福井県の在郷(田舎)に暮らす多くの知人がWBC 野球中継を観ていないのです。

ただ、ケーブルテレビ局と契約できる地域の家庭は、お隣り石川県のテレビ朝日系列とTBS.系列の2局を観る事は可能です。

福井県奥越(勝山市、大野市)は、いまだにケーブルテレビが全域に届いていないとの事。

これは、地域の情報格差になるのかな?

WBC 決勝戦、日本代表の中村悠平捕手(大野市出身、福井商業➡ヤクルトスワローズ)のご両親は、大野の自宅では観れないので、福井市の友人宅でテレビ観戦応援しているとの事、知人の説明です。

ホントかな?

今や日本全国、経済的に余裕があれば、インターネットや衛星放送を通して、一刻一刻と変わるスポーツ中継も瞬時に知ることも可能です。

野球日本代表の熱狂、いまだに醒めやらず、3年後のWBC が楽しみです。

栗山監督は、退任するとの事。

昨日は、再び森保監督が率いるサッカー日本代表が、3年後のワールドカップを目指して雨の中で始動。

初陣相手は、世界一貧しい清楚な大統領ホセ・ムヒカを輩出したウルグアイ。

政界引退も清々しかった。

長く率いるリーダーは、マンネリ化、国家躍進と自己保身を同一視します。

中国の習近平、ロシアのプーチン、然りです。

フィールド世界の選手たち、所属チーム、各々の地域、国家威信、プライドを胸にした戦士の如く全力集中で戦っているような姿、そこには社会の格差はありません。

観る者にも熱気が伝わり、体温上昇、一緒に闘かった戦友、兵士となるのでしょう。

勝敗のあとに、差別化社会、格差社会が蠢くような気がします。

負けたならば、次は「やり返す」「奪還」なんていう言葉が生まれます。

相手へのリスペクトを重んじるのが礼儀正しく大事。

ケビン・コスナー主演の映画「フィールド オブ ドリームス」、また観たくなりました。

人生のフィールド、心が溶けてしまうぐらいの熱い日々も必要なのでしょう。

 


野球と駅伝。

2023年03月22日 | 日本の百々巡り。

昨日のWBC 準決勝、対メキシコ戦、日本代表はサヨナラ逆転勝利、福井出身の吉田正尚、中村捕手も踏ん張った❗

試合前半を盛り上げた立役者は、メキシコのレフトを守っていた1番打者のアロザレーナ外野手。

あの腕組みポーズでどや顔、日本人には出来ないパフォーマンスでした。

春の選抜高校野球も、いいね❗

香川県代表の英明高校野球の校歌もいいけど、クローザの百々投手、いいなぁ❗

♪優れた人になりたい、元気な人になりたい・・だったかな?

先日、BSフジのテレビ番組を観ていると、長野県伊那市で春の高校駅伝大会が実況生放送が行われていました。

春の高校駅伝? 

初めて知りました。

参加校は、北海道から沖縄まで広がり、ナント約130高校チームだとか❗

オープン参加、参加申し込みするだけで出場可能だとの事。

有力校から無名校まで、駅伝ランナーが一斉にスタート、日本一の駅伝です。

勝利至上主義ではなく、自由に参加できる可能性を広げた大会に映りました。

地元のスポンサー企業となる寒天製造の伊那食品の社会活動が素晴らしいのでしょう。

野球と駅伝、日本独特のスポーツ文化は、ユニークです。

今日は、泣くも笑うもWBC 決勝戦・・プロの世界でのパフォーマンスの善し悪しは、観る人を元気にさせてくれるかどうかかな?

グローブ、ボール、シューズを買って、単純にキャッチボールをしたくなりました。


織田作之助とマクルーハン

2023年03月21日 | 空木宝剣

 WBCサムライジャパンのメンバー。
ピッチャーは、全員エース。
打者は、全員 4番。

全員が、シテであり、ワキとなって、グランドという舞台で、打ちも打ったり、投げも投げたり。走攻守の仕舞いを観るようだった。

大谷選手のホームランボールを、シェアする観客。

織田作之助(1913~1947)の小説の如く、登場人物全員が主人公である。

「船頭多くして船山に登る」の船頭は、封建的なポジション。

現在の船頭は、カメラの前に登場する全てを主人公として、世界村に届けるマクルーハン(1911~1980)的メディアがそのポジション。

船は、無事にマイアミに到着。

野球善哉が、世界平和善哉に辿り着くよう全力応援❗


Everything Etc.

2023年03月18日 | 福伝。

今年のアカデミー賞七部門受賞作品「Everything  Everywhere All at Once 」、観て参りました。

カンフー映画パロディ、中国系家庭の絆が軸、それに加味したSF的な映画要素、多元的な世界、映画マトリックスやらロードオブリンクを想い起こすような謎解き。

「刺青(タツゥー)は嫌いだ」という親から子への言葉。

哲学的な石の対話、宇宙世界のワープ、人生の分岐点、あの時あの決断をしていれば・・・人生は変わっていた。

無茶苦茶な映画でした❗

ハチャメチャな映画だけど、争いの虚しさ、LGBT 、いろんな事、様々な問題が詰まっている映画です❗

僕の英語力、リスニング力が足りない分、多分もっと深い部分を理解出来なかったアカデミー作品受賞映画でした。

映画鑑賞後、お腹いっぱい。

福井名物、おろし蕎麦をいただいて、帰宅しました。


サーフサイドシックス‼️

2023年03月17日 | 空木宝剣

WBC ベストフォー

桜咲く  東京ドームは  コロッセオ

🎵潮来の伊太郎ではないが、イタリーに9対3で、サムライジャパンが勝利。

野球は、ノボール 正岡子規(1867~1902)の命名。

いよいよ本場のアメリカはフロリダのマイアミにて、メキシコとプエルトリコの勝者と対戦とのこと。

マイアミと言えば、団塊にとっては、「サーフサイドシックス」のトロイドナフュー。

1960年代。

金髪をモーターボートの風になびかせた、マイアミのヒーローだった。

2023年は、誰が、マイアミのヒーローに。

団塊としては、1960年代のアメリカ配給のテレビドラマに憧れただけに、野球場や選手、試合状況のみならず、フロリダのキーウエストやマイアミの景色を、許す限り映像で披露して頂けば有難い。

サーフサイドシックス‼️


赤胴鈴之助

2023年03月14日 | 空木宝剣

(武内綱義1922~1987)

🎶剣をとっては日本一の 夢は大きい少年剣士
親はいないが元気な笑顔
頑張れ 強いぞ
ぼくらの仲間
赤胴鈴之助‼️

「オリャ~」の気合いで発する「真空切り」のラジオドラマ「赤胴鈴之助」が、吉永小百合さんのデビュー作との事。

昨日3月13日は、吉永小百合さんの誕生日。

「若い東京の屋根の下」や「いつでも夢を」「父と娘の歌」などの青春映画は、1960年代へのタイムトンネル。

スプリングバレーを飲みながら、60年前の映像にしか存在しない風景を懐かしむ。

団塊が少年の頃。

吉永さんの赤胴に白の胴着と白袴姿のテレビドラマがあったと記憶するが、73歳の今。

内容は失念している。

この100年の礼讃すべき事は、「映像の世界」が「現実」を修飾する質量を得た事かも知れない。


2023年3月11日

2023年03月11日 | 空木宝剣

あれから12年。

時間。

それは、火であり、水であり、風である。

火の玉をマントルで包み、表面の7割を海で覆った地球は、
時計のように、太陽を回る。

そして、全てを風化していく。

大災害に対して、人は未だ無力である。

鳥のように空に逃げる術もなく、津波てんでんこで、高台を目指すしかない。

ドローンや、空飛ぶ自動車の開発普及が急がれる。


100時間カレー。

2023年03月10日 | 福伝。

昨日、金沢駅まで出かけて参りました。

金沢は、しばらくぶり、駅周辺のビルも高層ビルばかりになりつつあります。

人間、そんなに高見を目指さなくても、努力しなくても、豊かに望ましい最適に暮らせる社会がいいなぁ❗

日本国憲法第25条には、「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と明記されています。

にもかかわらず、努力しないと競争社会には生き残れない、落伍者となる日常世界は、大変です。

世の中、大変だから辛抱努力の成功、やり甲斐があるなんていう世界なんて、ナンセンスです。

その一番の喩えにあげるならば、ロシアのプーチン大統領。

お酒のウォッカによって死ぬよりも、国家の為に戦死する方が、尊い生き様だと語っていました。

絶対権力という頂点を極めている国家為政者にもかかわらず、こんな事を言わなければならない21世紀の政治権力者に対して、同情、憐れみを覚えます。

毎日毎日、悶え苦しんでいるのでは?

仕事柄、お世話する認知症、高齢者、精神障害者の執着心とイメージが重なるのです。

人間には、やさしさ、いたわり、おもいやり、という倫理観、道徳観があるからこそ、社会の仕組みが出来上がったのです。

人から人、地域から国家、世界へと繋がる広がる、支え合う、助け合うのが社会という仕組みになればよいのにね。

福井への帰り道は、一般道を通りました。

途中に、福井県には無い、初めて見る看板「100時間カレー」のお店、百関連の100ならば、立ち寄らないとね❗

お値段もお手頃、期待を裏切るかのような予想に反して、大変美味でした❗

100時間、煮込むようです。

やはり、努力は必要なのか?


桃の節句

2023年03月03日 | 百伝。

今日は三月三日、ひな祭り、桃の節句。

ひな祭りを「桃の節句」と呼ぶのは、昔々から桃には邪気を払う魔除け、厄祓いの力があるからだ、とされています。

さらに、桃は長寿の意味もあるため、「桃」は「百」に意味付けされているのです。

日本で唯一の「桃の島」は、現在の「百島」に繋がっているのです。

今日は、ひな祭り。

雛人形は、女の子が幸せに元気に暮らせるように、病気や事故、その他多くの災いから守ってくれるようにと飾ります。

今日、越前大野の花祭り、千体以上の雛人形飾りに御参り致しました。

圧巻でした❗

幸せに元気で成長しますように❗


オギュスト・ロダン(1840~1917)

2023年03月02日 | 空木宝剣

考える  ロダンの目には  ラージヒル

飛ぶべきか?

飛ばざるべきか?

昔、 北欧ではスキージャンプ。

南方の国では、バンジージャンプは、囚人に対する極刑だった。

鳥は、飛び立つ前に、糞をして身を軽くする。

その糞力で、大空を自由に飛び回る翼を手にした。

糞が翼となり羽根を伸ばす。

大量に打ち上げられた鰯の群れ。

東京湾や淀川に迷い込んだ鯨。

シイラに追われ、海面を飛ぶ トビウオ。

鯨以外の殆んどの哺乳類が、陸に上がったように、海には海の
苦しみ。

地上には地獄門。

空には喰う即是空。

底なしの宇宙曼陀羅が広がる。

2023年3月1日水曜日。

時間と存在の中で、宇宙の果てまでの距離の答を、
100年以上も、「考える人」は探している。