百島ファンクラブ 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

Zeusのネット

2018年04月30日 | 空木宝剣

連休や ゼウスの降らす 金の雨

冬には、枯れたようにひっそりとした草木も、今や青く萌えている。

全知全能のゼウスは、雨になり、虫になり、鳥になり、ありとあらゆるものに姿を変えて、事象を創り出す。
ゴールデンウイーク。

半分青い空に向かって、人も鳥になる。

一日の半分、夜の空は黒い。

星座の輝く夜空を求めて、人は、ギリシャ神話や果てしない宇宙にまで、思いをめぐらす。
下界で生じる、戦争から、事件、パワハラセクハラまで、ありとあらゆる争いも、ゼウスの敷いた阿弥陀籤の範疇。
よって、この世の事象は、現れては消える眉つばもの。
世間を賑やかすメンバーの面々。
本日、向島に潜伏中と見られていた平尾メンバーが、なんと広島駅界隈の、荒神陸橋付近で逮捕されたとの事。
近くには、マツダスタジアムもある。

カープの赤いユニホームに身を包み、デイゲームを応援に行く自由人達は、逃亡者平尾メンバーの目に、どのように映っただろう。
団塊が、中学生の頃「メンバーじゃのう」という言葉が流行った。

向島の近所の百島でのことである。
フーリシュと言わずにメンバー。
山口メンバー、平尾メンバーの、次のメンバーは誰?


世界で一番小さい島。

2018年04月27日 | 百伝。

NHKBSの番組「永平寺 禅の世界」を観ていました。

福井にある「曹洞宗大本山 永平寺」は、海外からも禅の修行道場として、奇跡の寺として注目されているとのこと?!

百島の唯一の寺・・・曹洞宗 西林禅寺にも繋がる「禅の世界」です。

あのiPodやiPhoneアップル社創業者のスティーブ・ジョブズも、生前、癌と向き合う闘病中にも、永平寺に参拝することを夢見ていたとのこと。

永平寺開祖の道元禅師曰く、身心脱落を説いています。

「仏道をならふといふは、自己をならふなり。自己をならふというは、自己をわするるなり」

つまり、自己をならうというのは、自己を忘れること、自己の否定であり、自己を捨てること。

無限の可能性を否定しているのかな?

「身の程を知れ」と説いているのか?

そうなると、禅の境地である「身心脱落」とは、どういうことなのかな?

現実の生活問題・・・悩める問題は、人間関係の対人問題、金銭問題、そして異性問題かもしれません。

それ以上に、現実社会の大きな問題は、「食べていかないと、生きていけないこと」です。

昨日のTOKIOの山口達也メンバー?の女子高校生への強制わいせつ罪の謝罪会見。

彼と同年代の新潟県知事の女子大生への買春による辞職会見。

大韓航空の母娘の雄叫び、雌叫びのパワハラ報道。

・・・人間の強さは、人間の弱さに縛られているのでしょう。

自分の幸せは見えないけど、他人の幸せは見えるはずだから、他人を幸せにすることが「幸福の原点」だと思います。

弓と禅」というドイツ人哲学者ヘリゲルの実話、大正時代に出版された書籍があります。

スティーブ・ジョブズの愛読書でもあったとのこと。

ぼくも、随分昔、学生時代に読んだことがありますが、きっと今も尚も難解です。

弓の名人からは、「百発百中は曲芸であって、的を外してもよろしい」「弓を引くときは力をこめない、呼吸法が大事」「的を外しても怒らず、的に当てても喜ぶな」「矢は天地の自然によって放たれる」と教えられます。

自分を超えた、小さい自分など捨ててしまえという教えです。

話を盛っているかのような、非常に面白いエピソードがあります。

名人が、暗闇の中で線香の薄灯りだけを頼りに、約50メートル先の甲乙の二本の矢を放ちます。

一本目、見事、的のど真ん中に当たります。

二本目、一本目の矢を裂くように突き破りました。

そして、「いま 天地のそれ が射た」と。

・・・「それ」とは何か?

・・・本当の話かなと疑いました。

大学時代のクラスメイトに、高校インターハイの弓道大会で全国優勝した友人がいました。

彼曰く、「有り得る」と答えていたのが、印象に残っています。

禅の境地・・・大昔、中国には、8世紀後半から9世紀初めに「百丈懐海禅師」という方がおられました。

百丈禅師は、正式に禅寺の作務を修行と位置付けた「一日不作 一日不食」という有名な禅語を残しておられます。

「一日作さざれば一日食らわず」

「働かざる者、食うべからず」という意味合いではありません。

「一日作務(修行)をしなければ、食事をしない」という意味合いです。

個人的に解釈すると、「美味しく食べるために、よく務めを作すこと」です。

これは、引きこもりの方、ニートの方に伝えたい禅語でもあります。

さて、これも、個人的な感想ですが、多分間違っているかな。

身心脱落・・・寝たきり状態の境地に似ているかもしれません。

まもなく、六月から施行となる外国人旅行客増加に伴う民泊新法(住宅宿泊事業法)・・・高齢者問題と繋がるかもしれません。

今日、登場した「弓と禅」の著者ドイツ人哲学者ヘリゲル、その弓の師匠、そして、スティーブ・ジョブズ

皆さん、おそらく、それを知っていたのかも。

今日のタイトル名・・・世界で一番小さい島。

ランゲルハンス島と呼ばれるもので、膵臓の中の内分泌部を指しています。

膵腺房細胞と膵管上皮細胞の間に島のように見えるランゲルハンス島は、血糖を下げるインスリン、血糖を上げるグルカゴンなどのホルモンを分泌しているとのこと。

ランゲルハンス島が分泌するホルモンが不足すると糖尿病を起こし、その名は「島」を示すラテン語(insula) から「インスリン」と名付けられたとのこと。

究極の禅の世界とは、結局、その島につながってくると考えるのです。


心得、いただきます。

2018年04月24日 | 千伝。

厚生省の指針に沿うと、「看取り」という言葉が使われなくなるかもしれません。

代わりに「人生の終焉活動の・・・」とかナントカという言葉を使うようです。

人生の終焉には、身体的拘束の適正化、褥瘡予防対策をメインに掲げて、心も身体も、穏やかに生涯を終えられる日本国でありたいのでしょう。

現在、日本の高齢者の一人暮らしが約650万人・・・年々増加する統計数値があります。

更には、2025年には、75歳に近づきつつある団塊の世代が約700万人。

・・・ベッド数も、施設職員も全く足りない状況です。

だからこそ、在宅介護・看護という声が大きくなります。

でも、他人様にお世話になるということは、「大きなお世話」と「お金」が必要になります。

・・・自分の老後は、自分の身は、自分で守らないとね。

認知症の徘徊人が、転倒して骨折・・その予防対策に「身体拘束」が必要となるかもしれません。

例えば、ベッドから降りられないように4本柵をする。

例えば、点滴ルートを抜去すると血だらけになります。

弄便(オムツ内に手を入れる)後、糞だらけの手指を口の中に入れて、その指の爪で歯糞を削り取る。

その予防のために手袋をする・・その「身体拘束」は、ある意味で「虐待行為」とも取れるのです。

こういう行為、光景を見るにつれて、日本の介護の現場は、崩壊寸前の状態だと感じてしまいます。

では、一般家庭で「こういう介護」が出来るかと考えると、「想像を絶するストレス」を抱えるのは間違いないと思います。

ちなみに、食事介助での「ご飯」に「おかず」を混ぜて食べさせるのは、嚥下障害予防という名目での「虐待の一部」とみなされるのです。

自分の力で「食べられなくなった身体状況」での延命治療(胃瘻けい管、鼻注けい管)は、ヨーロッパではほぼ否定されます。

一方、日本の高齢者の年金支給の額による収入状況によって、家族が延命治療を判断するポイントとなります。

生きているだけで、毎日毎日、年金が入ってくるという打算なのです。

「あなたの仕事は、このベッドの上で生きること」と介護する奥さんが、寝たきりのご主人に声掛けしていたことを思い出しました。

高齢者、障碍者、弱者への身体的拘束防止は、誰のためのもの?

人権重視という言葉で攻められると、「はて?」という難儀な心境に陥ります。

昨日は、瀬戸内海レモンケーキ、北海道のえぞやステーキ丼弁当をいただきました。

「いただきます」の意味を考えてしまいます。

・・・合掌をします。

どなたかが、ご飯、お菓子を作ってくれたのです。

だから、感謝をしつつ、合掌をして「いただきます」です。


・・・美味でした。

多くの植物、動物の命をいただきました。

それを、噛みしめて感謝、有り難いから、「ごちそうさま=ご馳走様でした」と言います。

ご馳走様と言える人生には、穏やかな場所、穏やかな日々の終焉時が大事だと考えます。

これから超高齢化社会となる日本、「いいことが」いっぱいおこりますように。

怒るではないよ!・・興るです。

健康長寿に関して、こんな手ぬぐいも頂戴しています。

健康と長寿の心得、いただきます。

感謝。


3秒1パターン。

2018年04月21日 | 千伝。

何年も読んでいないのものは捨てようと思い、屋根裏部屋(ロフト)に収納している書籍の整理。

でも・・・やはり、捨てられない思い入れの深い本があります。

例えば、この本。

「カッコウはコンピューターに卵を産む」

 

WINDOW95が登場したインターネット世界の幕開けの頃に読んだ本・・・宇宙的で、天文学的で、興味津々でした。

ただ、ネットワークのセキュリティシステム安全性の問題は、現在も全く変わることはありません。

そして、侵入者も、追跡者も、人間であるということ。

弘法大師空海さんの密教、安倍晴明さんの陰陽道の世界観も同じく宇宙的、天文学的なネットワークです。

この本も興味深いものでした。

現代のコンピューター情報社会でさえ、奇跡が起こることを望んだり、超能力を得ることを祈ったりする集団や宗教団体は存在します。

百歩譲って、心の中に奇跡や超能力が生じるかもしれないとしても、その「知る」と「わかる」とは別物です。

薬を飲んで、病気が治るならば、奇跡かもしれません。

薬の効能書を読んで、頭が賢くなるならば、超能力です。

神さまも、仏さまも、AI(人工知能)も、人間の幸福を手助けするであろうから存在価値があるのでしょう。

コンピューター言語は、神さま、仏さまと、共に通じ合わないといけません。

はて、今でも、60日間で喋れる英会話モノが流行っています。

出てくる!出てくる・・・英語学習本が山のように沢山出てきました。

工業英語、商業英語、英語診断辞書、英語表現辞典、英会話教室、ボキャビルマラソン等々。

英語力アップのために、海外遊学を含めて、今までどれくらい自己投資したのかと思うと・・・車ならばクラウン1台分ぐらい出費したのでは?

それでも余りにも効果が薄かったのが、正直な気持ちです。

悲しくないですよ・・・笑えるぐらい楽しい思い出です。(笑)

英語力取得の基本は、リスニング、ヒアリング。

最初の一歩として、辿り着いたのが、この1冊でした。

息子へ。

生まれて、学べることは、人生の贅沢、道楽です。

感謝。


ペーパームーン。

2018年04月20日 | 百伝。

映画「ペンタゴン・ペーパーズ 邦題:最高機密文書」を鑑賞。

ベトナム戦争を描いた映画と言えば、「プラトーン」「ディアハンター」「グッドモーニング・ベトナム」「地獄の黙示録」等々の映画を思い出しますが、この映画は、ベトナム戦争に関わるアメリカ政府、歴代大統領のウソを記録した国防総省の機密文書に対して、「報道の自由と制約」の葛藤を描いた映画でした。

情報漏洩による国家の安全保障への脅威、国家権力の保身、国民の知る自由、民主主義、報道の在り方について考えさせられます。

子供の頃、ベトナム戦争というイメージは、アメリカが正義のために戦っているという感覚でした。

当時、百島でも、南ベトナムへ向かう輸出船に乗っている方は、給料が多いという話を子供時分に聞いた記憶が残っています。

「お父ちゃんもベトナムに行けばいいのに」と、子供心に無邪気で言ったかもしれません。

親になった今、子供に「戦場に行けばいいのに」とは言えません。

自分の価値観は、親から受け継いだもの? 自分で創り出したもの?

いずれにせよ、それを大切にする・・信念を曲げる必要もありません。

今の日本は、平和の中の見えない戦争というストレス社会なのかもしれません。

昼食後、五月の勤務表作りに専念

窓外の風景を眺めながら、子供の頃を思い出していました。

「勤務日程表を作成をする時間」よりは、子供の頃に、海藻やら山草やら薬草の種類を学んでいたら、もっと楽しい余生を過ごせたのかなぁ?

百島では、学ぶチャンスが多くあったはず・・・後悔しています。

昨日のニュース・・新潟県知事の辞職、財務省トップの事務次官の辞職。

勤務表を遠目で眺めながら、どこの地域も企業も職場も、パワハラ、セクハラ等で揉めているのかなぁ?

報道の制限制約、その社会的公益性、情報源、取材方法は、誰のため?

耳も鼻も、心臓も大動脈も患う高齢者になった今、大きな目標よりも、手の届く情報、手の届きそうな夢から始めればよいのでしょう。

マラソンは無理でも、いつまでも、百メートルを走れる余力を残しておきたいものです。

今宵は、三日月が輝いています。


さくらばし。

2018年04月16日 | 百伝。

週末は、夜桜見物、職場の歓迎会でした。

今日は、月曜日。

想いのある場所に、より多くの時間を過ごすのが有意義な人生になるのかな?

引きこもりという生活もあるし、発達障害という人格もあります。

年齢を重ねれば、発達障害を、発達促進という言葉に置き換えることも出来ます。

「若く見えますね」と言われます。

・・・歳を取った証拠です。

・・・どこに向かう発達なのやら?

 

百島のお隣りの向島には、今治から逃亡した窃盗犯が潜伏しているという連日のニュース。

・・・何故、そのまま尾道大橋を渡って本土側に向かわなかったのかな?

・・・向島をよく知っているならば、食糧も水の確保も簡単なのかもしれません。

・・・それにしても、向島に空き家が、現在1000軒もあるというのには驚きました。

・・・もうすぐ、動きもあるでしょう。

福井県のお隣りの滋賀県彦根では、19歳の巡査警察官が上司となる巡査部長を後ろから射殺した前代未聞の事件。

・・・どこかの国のように警察官が、市民を殺すような事件が多発して珍しくなくなると、怖いね。

・・・40年ほど昔、浪人生の息子が父親を金属バットで殴り殺した衝撃的な殺人事件がありました。

・・・被害者の父親は、当時の僕の上司と同級生だった方で、鮮烈な印象が残っています。

・・・ところが、今や、親殺し、子殺し、身内内での殺人事件も珍しくない現代の世相。

最近、耳の内耳の調子が変で、平衡感覚が崩れて、めまい、立ち眩み、往々にしてあり。

歓迎会にて。

酒は、百薬の長か、万病の元か?

日本国のお隣りの国、中国の気功、密教、陰陽道、諸々の本を読んでいます。

・・・生きている絶望というのは、何だろうね?

今の日本・・・団塊の世代は、約700万人。

引きこもりの方が、約100万人。

引きこもりの皆様方が、日本の希望となるかもしれません。

人は、自分の不幸しか見ようとせず、お隣りの不幸までは無関心です。

今にこだわらずとも、現実は、どんどんと変わっていきます。

耳を働かせましょう。

口を働かせましょう。

眼を働かせましょう。

どんどんと、自分を変えてみましょう。

お隣りから声を掛けるだけで、元気になります。

世の中は、何かを縁として成り立っているようです。

週に40時間学ぶ、あるいは働くか? 

週に100時間学ぶ、あるいは働くか?

・・・過労時間の問題ではありません。

・・・その努力結果は、あきらかに人生の成績の結果となります。

僕らは、幸福になるためよりも、幸福だと思わせるために、いつも歩いているのかもしれません。

「絶望」の向こう側には、必ず「希望」が迎えてくれます。

人生は、さくら。


ドストエフスキー (1821~1881)

2018年04月13日 | 空木宝剣
馬酔木咲き 三面八臂 酔いしれる

脱獄囚が向島に潜伏、未だ逮捕ならず。
そんな中、13年前の廿日市市、女子高校生殺人事件の容疑者が、山口は宇部にて逮捕される。

滋賀では、19歳の巡査警察官が、41才の巡査部長上官を罵倒されたからの理由で射殺。
19才の未成年者に、拳銃を持たせて良いものか疑問が残る。

三面記事を賑わす、犯罪者の罪と罰。
果たして、罪に対して罰とのバランスは均衡であるか?
バランスが崩れた時、治安は損なわれる。
過ちと不足から生じる、罪と罰はワンセット。
べシ教育とベカラズ教育は、双葉の時に躾るべし。
悪事はバチが当たるのでベカラズ。
嘘つきは泥棒の始まり。
このたった二つの事が守れない奴は、憤怒の馬頭観音の前にて、後ろ足で蹴られるべっし。

百島への情趣。

2018年04月12日 | 百伝。

百島の泊地区在住の赤松嗣美さん(74)が、書き溜めた小説全集「それでいいのか」を出版したとのこと。

(中国新聞4月11日付 記事)

百島の情趣にじむ作品というコメントです。

百島愛溢れる方々の皆様に、一人でも多く読んで頂きたい一冊です。

「それでいいのか」・・ユニークなタイトル名ですね。


縁側と小鳥のある風景

2018年04月09日 | 空木宝剣
縁側に 雀ちゅんちゅん 鉢を置く

備後の一部では縁側のことを、「えんえ」と言っていた。
とうせんぼのことを、「はっとう」と言っていた。
還暦以上の年配者であれば、言葉の手形が通じるかも知れない。
十姉妹やカナリア(金糸雀)等の小鳥を飼い、餌の入った鉢を縁側に置けば、鉢置く縁で八億円。
田舎から都会への人口の大移動。
無いものねだりの欲望から、得るものと失うもの。
歌を忘れたカナリアは、藪の中。
昔の歌を聞くとハットする。
(中国地方では、深夜に震度3~5の地震あり)

花祭り。

2018年04月09日 | 百伝。
昨日の4月8日は、花祭り・・お釈迦様の誕生日。



先日、木曽の百島を訪ねました。

付け加えると、木曽義仲は、平家追討の先陣を切った源氏のエースでした。

鎌倉幕府を開いた源頼朝、その弟の義経よりも素早く行動に移し、貴族社会の終焉と武家社会の幕開けを行った革命児でした。

寿永2年(1183年)、北陸に進撃して倶利伽羅峠で平家の大軍を壊滅させました。

その年には、入京して征夷大将軍に任ぜられます。

その旗挙げの地が、木曽の百島がある宮の原なのです。

しかし、翌年には、後白河法皇の策略によって、源義経率いる鎌倉軍に滅ぼされます。

木曽義仲を支援した百済寺。



木曽の百島にある義仲の菩提寺である徳音寺の境内にある観音菩薩像。

有り難いことに、足元の周りを歩くと西国三十三所の土をすべて踏むことができます。



2025年問題、8050問題・・お釈迦様なら何と言うのかなぁ?

仏様の智慧を!

人生百歳の時代に突入しようかとする日本社会の現状・・団塊世代の健康寿命と引きこもりの叫び声が、未来の日本を左右するのかもしれません。

NHKスペシャル・・毎年失踪する若者は、約3万人(多くが女性)いると言われています。

ひきこもり人口は、約100万人以上(多くが男性)いるとも言われています。

引きこもりの若者や中年が、働きもせず、そのまま生活保護を受けて高齢者と成り、寝たきりになるのでしょうか?

これも、人生の修行道なのでしょうか?

団塊の世代の大集団約700万人が、要介護の高齢者になりつつあります。

その時、日本は、介護難民だらけになってパニック状態となります。

引きこもりの皆様に助けて貰えないのだろうか?

神代桜。

2018年04月06日 | 千伝。

山梨県北杜市山高 実相寺。



神代桜・・ 福島県三春の滝桜、岐阜県根尾の淡墨桜と並ぶ 日本三大桜の一つ。

推定樹齢は、2,000年とも言われ日本最古の桜かもしれません。







ただ、そんなに大きくはありません。

それよりも、美しい境内でした。





薄墨桜の子孫やら宇宙桜も、満開状態でした。





ご住職様とお話することも出来ました。



明治40年の写真に基づいて描いたという「神代桜」です。



実相寺での早朝散策でした。



明るく、楽しく、元気よく、笑顔で、大きな声で笑えた一日でした。

神代桜に感謝です。


高遠の桜。

2018年04月06日 | 千伝。
長野県伊那市高遠。

高遠城址公園の桜は、青森県弘前、奈良県吉野山と並び日本三大桜名所のひとつ。



なかでも、高遠の桜は、「日本天下第一の桜の名所」と呼ばれています。



さすがに、高遠の桜でした。





圧倒されたという感覚です。

「桜酔い」になりました。

しばらくは・・桜見物は、いいかなぁ。



高遠の歴史、保科正之やら絵島の囲い家やらも見学しました。



高遠・・伊那市中心街から、約10キロほど離れた郊外にあります。

織田信長に滅ぼされた歴史があります。

同時代には、福井市郊外約10キロ先の一乗谷に朝倉氏の拠点がありましたが、同じく織田信長に滅ぼされました。

今、一乗谷は、朝倉遺跡としてのみ残っています。



高遠と一乗谷・・この差は、何だろう?

高遠へは、桜シーズン以外の時季に、訪れたい場所かもしれません。

木曽の百島。

2018年04月06日 | 日本の百々巡り。

10数年ぶりに木曽の百島を訪問しました。

当時は、日義村百島でしたが、今は周辺の自治体が合併したため木曽町日義になっています。

日義というのは、朝日将軍源義仲が、天下統一に向けて旗挙げした場所なのです。



久しぶりの義仲館です。

この裏手からは、百島地区になります。



外観は変わっていませんが、展示物は手作り感満載で、かなり変更になっていました。

10数年昔の前回、瀬戸内海の向島、百島のことを強く説明したせいかどうかは分かりませんが、こんな風になっていました。





百島が載っているでしょう。



宝剣岳も見えます。

さらに、驚いたこと!

木曽(源)義仲が、行動した地図です。



西の果ては、尾道の向島になっているのです。



でも、義仲が生きていた頃、向島ではないのではと思いますが・・(笑)

向島の義仲関連の神社の写真も飾ってありました。

ちなみに、向島には、木曽という名字がありますが、木曽地方には、木曽という名字は皆無です。



義仲館のすぐ近くにある義仲、義仲の母、巴御前の菩提寺は音徳寺(百島地区)。

裏手の山は、向山と呼びます。





木曽八景にも選ばれている・・とても立派なお寺です。





義仲のお墓参りもしました。



旗手という名字は、「旗挙げ」がルーツなのでは?

さて、10数年昔、この木曽の百島を訪れたときは、我らの尾道の百島の過疎化を心配していました。

今回の訪問感想ですが、木曽町は、大丈夫なのだろうか?・・という心配でした。



江戸時代は脚光を浴びた旧中山道の木曽路ですが、観光資源が「木曽義仲」と「本陣」と「中央アルプスの山並み」。



木曽の百島のメイン通りです。



前回、お伺いして、お話をしてくださったお家は、空き家になっていました。

徳音寺の奥様の話では、百島地区は、10軒もないとか・・いづれは消えていくのかもしれません。



何だか哀しい木曽の百島への旅路でした。

でも、木曽義仲という人物を、およそ500年後、あの江戸時代の俳人松尾芭蕉が憧れて追っかけをしているのです。

芭蕉の切望で、義仲の隣りで眠っています。

滋賀県大津にある義仲寺という小さな寺にお墓があります。

なんだかんだと時空を超えて、いろいろと空想も出来ますが、今日はここまで。


信州の春。

2018年04月05日 | 百伝。
父親が60歳の頃だったかな・・吉田拓郎の歌を聴きながら、どこがいいのか?さっぱり分からん。と言っていたのを思い出します。



今、信州に居ます。



明日、福井に戻ります。

人間、視力を失うと聴力が発達すると言われますが、逆に、60歳過ぎた者に、子供の頃の視力が復活すると、聴力も嗅覚力も衰えるかもしれません。

花粉症なんて無縁だったのに鼻水が出て仕方ありません。

そのあとが大変です。

鼻孔がカラカラに乾燥して、鼻くそが砂粒のような状態で詰まって息苦しい、取れば鼻血が出てくる始末。

耳は、内耳にある石が動いて平衡感覚、バランスを狂わせる状況。



そんな体調でしたが、信州の春が治してくれたのでしょう。

この地に来ると、地球はびっしりと生命の息吹に覆われていると自覚出来ます。

明日は早朝から山梨県へ。

日本三大古桜のひとつ、神代桜を見に行く予定。

そのあと、日本三大桜名所のひとつ、高遠城趾の桜見物。

そして、木曽路日義の百島に立ち寄って帰福。

明日は夜明け前から起きないとね❗

はやく寝ないといけないなのに、子供の頃のようにワクワクして眠れない今宵です。

楽しいなぁ🎵

嬬恋。

2018年04月05日 | 空木宝剣
タクロウの 届ける春の 深夜便

昨日は、マルチン・ルーサー・キング牧師(1929~1968)の命日(NHK何の日)。
3月5日は、吉田拓郎の72才の誕生日。
「歌は世につれ、世は歌につれ」結婚しようよ・旅の宿・襟裳岬・シンシア・もう春なんだね・明日に向かって撃て(レッドフォード・ポールニューマン)ではなく、明日に向かって走れ・・・が流れてくると、大平の眠りも覚めて暁まで。
フォークソング全盛期は、1970年代。
時間というベルトコンベアーは、あっという間に、青年を老人に変化させる。
人間なんてラーララーを、比治山か黄金山でコンサートてえのは、小手面どうだろうか?