百島ファンクラブ 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

大国 中国 小国。

2022年05月31日 | 萬伝。

日曜日の夜8時には、NHK の大河ドラマよりも、民放の「ポツンと一軒家」の生活を観てしまいます。

歴史上の英雄、天下の覇者という人物は、今でいうならば、戦争犯罪者、略奪者、侵略者、独裁者に近いのでは?

現在のウクライナでは、プーチン大統領は大悪党と成り下がりました。

それでも200年後のロシアでは、大国の意地を示した歴史上の偶像英雄、愛国者として、ロシア国内で崇められ祭られているような気もします。

お隣の朝鮮半島の歴史上においては、日本の豊臣秀吉と伊藤博文は、略奪者、侵略者として永遠に大悪党です。

因みに韓国では、こんな中国ヘの偏見もあります。

「中国という国名は、領土が広大なのに国民の器が狭いから、中途半端に中国と呼ばれるようになった」と、口の悪い一部の人は揶揄します。

元々の中国という名の謂われとは、世界の中のど真ん中に君臨するという中華思想から生まれています。

今や、その文字通りに世界の超大国として位置する中国の軍事力、経済力、技術力は、日本を含めた西側諸国にとっては大きな脅威です。

その中国、都市部と地方との格差が甚だしく哀しい現実があります。

中国国内の失業者は1億人とも言われています。

中国の片田舎に生まれた若者は、豊かさを求めて都市部に行く、中国の田舎も若者が少ないのです。

日本の地方、田舎の若者も同じように都市部、都会ヘの人口移動があるのも事実、それでも、広大な中国の人口移動は深刻な暗い問題があるようです。

都市部との経済格差が絶望的に埋まらない政治体制を知る知恵のある田舎の若者たちからは、国外に出て活動する者が増えています。

分かりやすい例が、中国人による国際的規模で立ち上げているインターネットの犯罪組織です。

貧困社会を無くさない限り、安全善良な治安社会は成り立たない事は、歴史が証明しています。

日曜日の夜、「ポツンと一軒家」の現実を観ながら思う事。

大国なれど貧しい国、小国なれども豊かな国は存在します。

ロシアや中国では、「ポツンと一軒家」での生活は、悲惨なぐらい貧しい生活になるような気がします。

今や、世界の中でも「ポツンと一軒家」で生活できる安心レベルが、その国の豊かさの社会バロメータになる統計経済かもしれません。

現在、日本の場合、経済的にも余裕、時間的なユトリがないと、「ポツンと一軒家」のような生活、暮らしは維持出来ません。

経済的に困難な方、社会的弱者は、都市部生活にしがみつくしかないのが、日本の現実社会です。

楽しみという自由生活の有無が、人生のモチーフになるからです。

日曜日の夜、「ポツンと一軒組」のような日本人の生活番組は、アニメ番組同様に海外から買い取り(輸出)ブームになるだろうなぁ。

思うのに、首相、大統領、国王、宗教者、国のリーダー、各国の統率者に必要な国際感覚の資質とは、基本は単純な事です。 

ポツリと独りよがり。

大国、中国、小国の関係無く「外国人、異国人、隣人が嫌いではない性質」を備えないとね、世界は争いが絶えません。

まず始めに、世界中のお金に賞味期限、使用期限を❗


ひまわり。

2022年05月29日 | 百伝。

最近、北海道網走港からのテレビ中継が多く、その風景をよく目にします。
高校3年生の17歳の時に行った網走港と、今もほとんど変わり映えのない風景に不思議な感覚になります。
昨日は、イタリア映画「ひまわり」を観に行って参りました。
高校卒業後、上京して、18歳の時に東京で初めて観た映画が、この「ひまわり」でした。
あのひまわり畑の撮影地は、ウクライナだったとの事。
今起きているロシアのウクライナ侵略という事で、改めて映画「ひまわり」が注目されて日本各地で再上映されているとの事。
当時は、ウクライナという地域さえ知らず、ソ連というロシアの広大な大地、その不屈な国民性に感嘆したものです。
鮮明に思い出した映画のストーリー。
それにしても、ソフィア・ローレンの演技力が圧巻でした❗
当時、映画の中で演じる役者さんは、僕よりも遥かに年長だったマストロヤンニとソフィア・ローレン、中高年のオジサンとオバサン、そして戦争によって引き裂かれる男女のストーリー。
しかし、昨日観た同じ映画の中のオジサンとオバサンだった方々は、アレレ・・・かなり若返っている❗
つまり、僕自身が、彼、彼女の当時の年齢を遥かに追い越したのです。
摩訶不思議、18歳の頃が鮮烈に甦りました。
当時は、予備校通いの浪人生、仕送りのお金で映画館やパソコン屋に入り浸り、ラジオ局に投稿したり、将来に対する全く切迫感も無く、気軽に生きていた東京での浪人生活でした。
その後の人生・・全く後悔していません。
福井から、再び東京にも行き来したくなりました。
人生の出会いと別れ、時の流れと時の重さ、故郷の広島(百島)にも感謝。
命という光景は短く、その風景は長い。
名作「ひまわり」を観た映画鑑賞の感想です。

百万長者。

2022年05月28日 | 百伝。

18世紀、道徳感情論と国富論を著したスコットランド人のアダム・スミス。

「嫌われるよりも、見下されて舐められる方が心外だ」と。

「人間として恥じる事なく公の場で他人と共に生活する能力である」と。

アダム・スミスは、18世紀スコットランドにおいて、既に自尊心と人権の保障を説いているのです。

当時の日本は、士農工商の身分制度のある江戸時代。

19世紀の英国で産業革命が起きる以前に生きたアダム・スミスの洞察力は、その後の大英帝国の底辺社会まで大きな影響を及ぼしています。

しかしながら、英国の階級社会、その格差は拡がり続けました。

アダムスミスの国富論から、約3世紀。

「21世紀の資本」を著した若き高名な現在の経済学者トマ・ピケティ。

20世紀は19世紀の格差を引き継いだが、2度の世界大戦によって、格差は大幅に縮小したと言います。

しかしながら、今はさらに大きな格差社会が生じているとの事。

資本とは不動産、株、それらを所有しているのが、資本家。

教育格差、経済格差、過去300年間を遡って、ピケティは、「格差が生まれる仕組み」を突き詰めています。

働いても働いても貧しく、豊かにならない格差社会は、何故か?

その要因は、政治の仕組みだとの事。

富の分配が、何故うまくいかないのか?

私有財産という呪縛という弊害、資本主義の限界なのでは?

日本国の岸田首相も「新しい資本主義」を提言しています。

ドイツや北欧のように、経営者や政治家ヘの報酬額を抑えて、従業員が自社に投資する割合を高くするなど学ぶべき事が多いとの事。

ピケティは、一般市民の庶民階級に社会実現の努力を求めるならば、富裕層階級には、最低でも同じ努力を求める証拠を示すのが、政治の役割。

私的私有財産という呪縛、宗教にも似た蓄財という正当化が、富裕層の仕組み。

要は、国家の経済成長よりも社会の貧困層の生活水準を上げる事。

貧富格差を確実に縮小するべきであるとの事。

簡単に言うと、スーパービリオネア(超億万長者)を無くすという事。

ピケティが殊更強く主張するのは、「万人の遺産相続、私有財産に時限爆弾を」と繰り返し掲げています。

僕の個人的な理解力ですが、この世界的な高名な経済学者トマ・ピケティさんの意図する見解です。

「社会には億万長者ビリオネアの存在は必要なく、百万長者ミリオンネアで十二分だ」と、言いたいのかなと考えました。

お金に賞味期限、使用期限を❗

今日は、1970年制作、イタリア映画「ひまわり」を観て参りました。


百島地域おこし協力隊員募集。

2022年05月23日 | 百島極楽遊園地

尾道市が、離島の百島に住みマリンスポーツの振興に取り組む地域おこし協力隊員1人を募集しています。

給料は月20万円、グロスかネットかどうか分かりません。

週月曜日から木曜日まで百島支所勤務、つまり週休3日制。

うーん、平均的な介護職の給与、休日数よりもかなり待遇がよいです。

今、同級生が非正規で百島支所で働いているから、その後釜かな?

ただ、任期が最長3年というのが、市の予算のせいか、短いのが気になります。

今日の中国新聞の備後版にも、「百島に住み活動協力隊員を募集」マリンスポーツ振興を担う、という記事記載あったとの事。

応募締め切りは、6月15日。

(写真提供 尾道市)

(中国新聞記事原文のまま)

百島は人口419人(4月末時点)。過疎化が進むが近年は宿泊施設のオープンが相次ぎ、カヤックなどを楽しむ人が増えている。

隊員は主に地元住民や事業者と連携して体験ツアーなどを企画し、交流サイト(SNS)などで情報発信する。

市外の都市部に住む20歳以上が条件。
報酬は月20万円。住居は市が斡旋する。
任期は9月から来年3月まで。
最長3年間まで延長できる。

尾道市市政策企画課
0848(38)9435


Combat ヴィック モロー(1929~1982)

2022年05月23日 | 空木宝剣

開けゴマ  油断大敵  平和の火  

チェックメイトキングツーこちらサンダース、ヘンリー少尉どうぞ。

カービン、リトルジョンによれば、バイデン大統領は、エアーホースワンにて横田基地に着陸。キャデラックビーストにて、赤坂迎賓館に到着との事。どうぞ。

ラジャー、こちらヘンリー。
ウクライナ ロシア戦争の時節柄、東京は厳戒態勢。

ノルマンディー上陸作戦(1944年)から78年。

世界は、またしても、大戦前夜の緊張感を呈している。

自由と民主主義を顕示する為、総力をあげて防衛すべし。

昔、女性のスカートが短くなったら、戦争の前触れといわれたように、最近、チェック柄のスーツが流行っているのが、目につく。

戦争というチェスがはじまらぬよう、バイデン大統領には、油を売らず、電波に乗せて、平和を売ることに専念して戴くよう、所謂、売電大統領を、厳重に警護すべし。

以上ヘンリーよりサンダース軍曹へどうぞ。。


虻と虹。

2022年05月18日 | 千伝。

みんな誰もが自分は、正しいと考えるのでしょう。

今、問題になっている山口県阿武町の24歳の若者。

町から間違って振り込まれた4630万円の行方。

地方の片田舎に暮らす若者にとって、一生涯に手に入らない大金かもしれません。

その若者はカジノに使ったから返せないと言う、本当かな?

社会、世間からの虻を叩くかのような同調圧力なのか、今、速報。

若者が少しづつ返金と謝罪に応じるとコメントしたとの事。

この若者のドラマ仕立てを考えてみました。

「4360万円という大金を得るなんて人生二度とない贈り物として、自分にも社会にも倍返しを計画しようとギャンブルをしましたが、大損しました。申し訳ありません。」と、そんなシナリオを考えました。

建国以来の大動乱だという北朝鮮のコロナ感染のニュース。

指導者たちだけは、既にロシアか中国ワクチンを接種しているのかな?

日本メディアは、北朝鮮のコロナ騒動を、何故連日大きく流すのかな?

北朝鮮からは、全く若者の声、叫び、青春ドラマが見えてきません。

それは、欧米化感染されていない祖国愛溢れる純な正直な未来ある若者ばかりだというスロガーンにもなります。

その北朝鮮、数日内にまたもやICBMミサイル を空の虹に向けて発射予定だとか。

昨日、未来にいる妙な夢を見ました。

百島から高速フェーリーに乗って、福山沖にある走島まで行った参りました。

そのような定期船は出ていませんが、確かに乗船出来たのです。

たまたま乗り合わせていたキャプテンと一緒に走島見学。

小さな島で、桟橋から降りて島一周するのも簡単、一周道路にびっしりと店が軒を並んでいるのです。

いろんな土産品店、レストラン、食堂がありました。

現在の江ノ島のような雰囲気でした。

お店の方から、「お母様にはお世話になっています。よく来てくださって、昨日も入らしってくださいました。」

母が生きているという事は、その時、僕は若いんだと甦りました。

走島から、どこへ行こうかとなり、高速フェーリーに乗り換え、西日光の耕山寺に行くことになりました。

生口島のどこかの港に到着、そこから耕山寺のある瀬戸田までの連絡交通機関が未来のモノレールになっていました❗

そこで眼が醒めたのですが、未来の夢から過去の現実に戻ったはずなのに、摩訶不思議。

過去と未来との境界線は、現在なのですが、未来も過去も現在に存在しているような気がするのです。

この世に極楽も地獄があるのだから、あの世は何にも無いかもしれません。

この世界は、あの世ヘの通り道。

天国に一番近い島が、故郷なのかもしれません。


平和の島。

2022年05月17日 | 百伝。

沖縄は、一昨日5月15日、日本に復帰50年目を迎えました。

沖縄返還という戦後日本が懸念した最大の外交問題。

「核抜き、本土並み」を適用した沖縄返還合意の裏で、有事の際、核再持ち込みを認める密約があった事実。

その密約の詳しい経緯は、当時の佐藤栄作首相の密使として動いた国際政治学者の若泉敬先生の自著1994年(平成6年)出版「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス(他に方法はなかったのだと信じたい)」に詳しい。

日本国首相の密使としてアメリカと返還交渉に当たった30代後半の若き若泉敬、相当優秀な若き逸材だったのでしょう。

その後の若泉先生は、沖縄に対して申し訳ないという自責の念、良心の呵責のせいか、政治世界から離れて、学究生活に専念します。

1980年(昭和55年)、若泉先生50歳の時、学究生活からも引退。

郷里の福井に戻り暮らし始めます。

1994年(平成6年)、日米の密約を暴露した自著が「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」。

その2年後、若泉先生は、鯖江の自宅で自殺、享年66歳。

あれから26年、当時の事はプライバシーもあり多くを語れませんが、よく覚えています。

凡人としての僕の年齢が、あの頃の若泉先生の年齢に近づいても、先生の考えに遠く及ばない、至らないと。

アメリカは、日本の核アレルギーを利用して、沖縄の米軍基地を永続的に使用するという沖縄返還交渉、自責の念。

未だに沖縄は基地だらけ、平和の島というにはほど遠いのが実状です。

沖縄が戦場になったのは、沖縄の責任ではなくて、日本の戦争責任なのでは?

沖縄に基地があるのは、沖縄の責任ではなくて、日米同盟という対仮想敵国ヘの抑止力なのでは?

その仮想敵国の中国は、アメリカが大嫌いみたいだけど、中国人はアメリカ人に生まれたい、成りたいという・・この世は矛盾だらけです。

昨日、フィンランドに続いて隣国の永世中立国のようなスウェーデンがNATO加盟を表明。

200年間、中立を守ったスウェーデンが現実路線に政策転換。

・・・なんだろう?

この朧気な不安定さは何だろう?

世界経済の混乱?

地域間の資本主義の敗北?

世界中が同時に生き延びたいという強迫観念に似た切迫感?

・・・話を変えて、余談になります。

先日、母の一周忌で、百島ヘ帰省しました。

百島は、平和な小さな島です。

百島の地面に足を踏みしめた瞬間、百島の優しさが伝わって来ます。

百島の空気に触れた瞬間、その清々しさに包まれます。

都会やら街では、この世の苦しさから逃げようと自殺する人が絶えません。

ふと、あの世は楽なんだろうなぁ?と考えてしまいます。

この世は、苦しいのが当たり前だと思うと、生きているのが少し楽になるかもしれません。

生きている間は、トコトンその苦楽を味わってやろう、励みにしよう、楽しみにしよう・・・平和の島での極楽感覚なのです。

人間には寿命があります。

お金と欲望には寿命がない。

お金にも使用期限、賞味期限を❗

争いも戦争も絶えない世界、平和な島での限界社会。

されば、貧富の格差解消、人間関係の格差解消、悩み大きさ、苦しみの重さ、その生活苦の格差解消に繋がると考えます。

合掌


沖縄復帰50周年。

2022年05月15日 | 空木宝剣

今日は、沖縄復帰(1972年5月15日)から半世紀。

与儀くんや ちむどんどんの  ころからか

1964年の東京オリンピックを、最期の大仕事とした池田勇人首相(1899~1965)。

そのあとを次いだのは、政界の団十郎と称された佐藤栄作首相(1901~1975)。

佐藤首相在位期間は、8年間(昭和39年~昭和47年/1964~1972)。

沖縄の返還がなされたのは昭和47年5月15日、まさしく日本国総理大臣佐藤栄作の最期の大仕事だった。

大学紛争や、アポロ11号の月面着陸、大阪万博やら三島由紀夫事件と、光陰交錯の昭和40年代。

NHK朝ドラの、ちむどんどん。

沖縄やんばる地方の比嘉家の物語を見ていると、団塊の青春時代にフィードバックする。

那覇高出身の与儀君を思い出す。

夏休みで帰省した際、ドル建てのジョニ赤やカティサーク  ホワイトホースやらを手土産にして、振る舞ってくれたものだった。

当時は、神戸港から、関西汽船等の沖縄航路があって、船便を利用していたようである。

沖縄復帰から50年の今日。

お陰様で、青春時代に舞い戻り、もう一つのドラマを見せてもらったような気がする。

戦後77年。27年間のアメリカ占領下の沖縄うちなんちゅうの苦労。

戦争という悪い出稼ぎは、21世紀の今でも、ウクライナ国民を苦しめている。

戦争は、千害あって、一利なし。

休むに似たりと、千利休(1522~1591)は、言ったか言わなかったか。

国土を焦土化する以外のなにものでもない。

下手な考えの為政者が、侵略者となる。

戦前を拒み、戦後記録を継続する事こそが、平和の力かな。


テイクタイム(Take Time )。

2022年05月05日 | 百伝。

今日は暑くてよかった。

昨日の朝は寒くて、起き上がりに頭がかき氷を食べた後のようにキーンと冷えた。

同時に左足がふらついて歩き方がオカシイ。

脳梗塞発症の危険を感じた。

立ち止まり、素早く大きく深呼吸。

体内の悪いモノを吐き出しすように、ゆっくりと腹式呼吸。

すると、スーと頭が暖かくなった。

血行の快復。

血流の改善。

水分の補給。

ほどほどの行動力。

テイクタイム。

同年代の俳優渡辺裕之さんの御冥福を祈ります。

彼のデビュー作品は、1982年の映画「オンザロード」白バイの警察官が仕事放棄、そのまま白バイで東京から鹿児島まで駆け抜けるストーリー。交通違反した役の岡田真澄さんの迫力ある演技が光った。

あれから40年後の渡辺裕之さんの「オフザロード」は残念だ。

同時伴映は、大林宜彦監督の尾道三部作の初作「転校生」だった。

合掌


五つのキン力。

2022年05月02日 | 百伝。

黄金週間のある五月になりました。

ゴールデンウィークを楽しく過ごしている方、そうでもない方、ご存知でしょうか?

人間朗らかに心地好く生きるためには、5つのキン力というバランスが大事だとの事。

金力、筋力、欣力、謹力、そして禁力です。

今は、人生多毛作の時代と呼ばれています。

もし、自分に田畑があれば、そこに何をどれぐらい植えて、何をどれぐらい育てたいですか?

田畑は、自分の人生という時間です。

人生一毛作という仕事人生だけでは、何か物足りない満ち足りていないと思うのは、僕だけかな?

これから社会に出ようとする若者には、給与収入の多さよりも休日の多い仕事先を探しなさいとアドバイスします。

就職後、悩み多い職場ならば、転職を考えるのも大事です。

1度の人生ならば、例えば10年毎に職業を替えてもよいのでは?

勿論、一生涯に一つの仕事を貫く、やり甲斐のある人生に出会え恵まれた方は、幸せです。

しかし、ほとんどの人間が誰かの道を歩かされて、自分本来の道を歩むのが難しい悩み多いのが現実です。

会社組織に属するならば、上司か誰か他人様から自分の価値を評価されて生きているのです。

自分の能力という資産を楽しく使いましょう。

欣力とは、喜ぶ力です。

謹力とは、慎む力です。

禁力とは、金力と筋力を過信しない力です。

非武装の罪無き市民が爆撃されてしまう無慈悲な戦争攻撃。

戦争は、長い歴史の中で繰り返して起こり消えません。

家屋土地財産を奪われ、祖国さえ失い流浪の民となった人々が生きてゆく術は、盗まれない技能という身につけた能力のみです。

元気が何よりも一番高い尺度です。


May Day

2022年05月01日 | 空木宝剣

 5月1日は、労働者の祭典、メーデー。

1840年の今日は、イギリスで初めて、ビクトリア女王の切手が発行され、1948年の今日は、美空ひばりのデビューの日。

1999年の今日は、しまなみ海道開通の日との事。

(NHK今日は何の日)によれば、毎日が何かの記念日。

只、メーデーは、昔の賑やかさは失われ有名無実となった。

世界の工場が、為替の安い国に流れて行って、日本のブルーカラーが減少したせいかも知れない。

様々な記念日を繋ぎ合わせてゆくと、歴史に辿りつくのかも知れないが、1945年8月15日の終戦記念日が、日本史最後の終戦記念日であって欲しい。

2022年の今、日本は、77年の平和を継続中。

戦争をしない継続こそ、真の力なり。

平和な国際関係は、健全な外交力に宿る。