百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

千。

2023年04月30日 | 空木宝剣

 令和五年お題「千」。

裏千家  千玄室や  百三歳

「天皇の世紀」4月29日は昭和天皇の誕生日(昭和の日)。

先週「徹子の部屋」に千玄室さんが出演されていた。

特攻隊で、多くの戦友を失ったにも関わらず、生き残った事への後ろめたさが、その後の人生に付きまとったとの事。

特攻隊で、戦後俳優となり、水戸黄門役にもなった西村晃さんの話も出た。

以前、日経「私の履歴書」で、「千家の御曹司だから、お前は特攻から外されたのか」と西村晃さんが、千さんを問い詰めたという話を思いだした。

西村晃さん(1923~1997)は、74歳で他界。

四半世紀も経過すれば、その人を知る人も少なくなる。

深夜便の歌「今日がいちばん若い日」を唄うダカーポ。

♪結婚するって本当ですか♪(1974年デビュー)

昭和の若者にとって、令和の「今日は一番高齢の日」に違いないにも関わらず、「今日がいちばん若い日」という前向きな詩を届けたダカーポ。

人生いつでもこれからだという姿勢が素晴らしい。

深夜便や「映像の世紀」は、団塊にとって、千夜一夜物語かも知れない。


黄金の国。

2023年04月30日 | 百伝。

世間では、ゴールデンウィーク。

高速道路の帰省行楽大渋滞をニュースを観ていると、若い頃を思い出します。

山陽自動車道下りは備前IC まで、そこから先は未開通、一般道を尾道まで走らなければならなかったちょっと昔。

岡山市を抜けるのに大混乱大渋滞60キロの時もありました。

振り返れば、今はいい思い出。

先々週、NHK 72時間でロケ放映された国道2号線備前市にあるドライブイン大坂屋に、よく立ち寄ったものです。

今や、ゴールデンウィークとは無縁。

今は毎日が、黄昏時のゴールデン・デイズとなりました。

黄昏時、要介護という言葉が、だんだん身近に大きな問題となりつつあります。

お隣リの中国の習近平さん、国内向けに「中国から貧困層を一掃する」と断言しました。

日本にも、「介護難民、貧困層を一掃する」と、嘘でもいいから発言出来る政治家はいないのかな?

政治の貧困が、社会の貧困層を拡大させます。

ゴールデンウィークは、日本だけのカレンダー上の黄金週間。

黄金の国ジパングに生まれてよかったと、世界に誇れる国でありたいものです。


スマホ依存症。

2023年04月27日 | 百会倶楽部(日本「百」歴史探訪)

昨年から使用しているスマホ。

高齢者用の分かりやすく使い易いスマホなのですが、パスワードも消滅、機能が完全ストップ。

それに伴い、ここ数日間、大混乱していました。

まず連絡先が全て消滅、自分の関連サイトにも入れず、スマホコード決済も出来なくなりました。

その要因は、高齢者用のスマホのスペックが低く、chatGpt やら、盛り沢山いろいろとアブリをインストール、導入過多・・スマホ自体の能力許容範囲を超えてパニックを起こしたのだろうという見解でした。

まずは、初期化❗

いかに毎日、スマホに依存していたのか、反省自省の日々です。

初期化すると、消えた情報源に辿り着く為に、直ぐにヘルプ状態になります。

手助けになったのは、残して置いていた前の、もうひとつ前のスマホとバソコンの中にある情報源でした。

あとは、バスワード地獄になりました。

思い出す限りの世界のみが、デジタル世界です。

使い易いスマホは便利だけど、使い過ぎるとパニック症候に近づくという、スマホ依存症でした。

今週末からゴールデンウィーク。

五月連休中の登山計画。

故郷百島の茶臼山城跡まで出掛けてみようかと思案中です。

この場所は、瀬戸内海を制覇した村上水軍の内情、盛衰史(武家万代記)を唯一伝え遺した村上喜兵衛高吉の居城。

いつも、瀬戸内海に向かって虹を架けているようなスボット。

彼は、百島萬松山西林寺に眠っています。

彼が伝え遺した武家万代記が無ければ、村上水軍の内情実情は歴史上ほとんど謎だらけ、村上水軍存在そのものが海霧の中に埋もれていたのです。

この点(ところ)、スマホで、上手くちゃんと伝えないとね❗

 


雑草魂。

2023年04月22日 | 福伝。

明日は用事がある為、今日は、市会議員選挙の期日前投票に出掛けました。

都市部も地方も、地方議員のなり手が不足しているとか?

でも、福井市は定数30数人に対して、40数人が立候補して、激戦の様相を呈しています。

市会議員だけの収入では、生活が成り立たないのかな? 兼職されている議員の方が多いみたいです。

今日一票を投じたのは候補者は、市会議員という職業に専念して、落選すれば即、無職となる地元の知り合いです。

彼の応援運動の手伝いもしないけど、地域発展というよりも地元愛で善意溢れる地域にしたいという熱意は伝わってきます。

故郷の尾道も、明日は市長選、市議選が行われるみたいだけど、百島を大切にする市政になる事を期待します。

今朝、コーヒーショップで、たまたま手にした読売新聞の朝刊をたまたま拡げてみると、箱根駅伝百年に関連した亜大の記事。

母校の亜大(アジア大学)が、2006年に「世紀の番狂わせ」で優勝したという回顧記事でした。

亜大の雑草魂が、駅伝強豪エリートの駒沢大、順天堂大に逆転勝利。

・・雑草魂(ざっそうだましい)?

劣悪な環境の中でさえも、雑草のように生きるという事。

踏まれても踏まれても、雑草のように逞しく生きるという事。

久方ぶりに聞いた、いや目にした雑草魂という言葉。

善意溢れる地球上社会にならないとね❗


君は、燃えているか?

2023年04月21日 | 資本と社会の問題

車が発明された時には、誰も運転出来なかったはずだが、今は、世界中誰もが運転できます。

携帯電話も然り、家庭に固定電話が備わっていたのは、電線等のインフラ整備がしっかりしていた先進国のみでした。

ところが携帯電話が発明されると、中国やアフリカ、発展途上国、地球上に、あっという間に普及しました。

さらにインターネットの普及、日本はデジタル世界に乗り遅れた感があります。

今は、話題沸騰の対話型AI チャットGpt の登場・・まだまだ進化するのでしょう。

知的専門職の多くの仕事が消滅するかもしれません。

ファイア(FIRE)という単語が浮かんで来ます。

缶コーヒーにも、ファイアという品名がありました。

コーヒー飲んで、燃えろ❗発射❗という元気付けの意味合いなのでしょう。

それでも、ぼくらの世代でのファイアという単語は、クビだ、解雇だとか、そんな意味合いが強いのです。

しかし、今のFIREは「Financial Independence, Retire Early」の意味合いで、若くしてお金を貯めて退職、経済的独立、基本的には働かないのです。

対話型AI は、こうした人生設計目標の達成を助ける経済支援のアイデア・ツールになるかもしれません。

その一方で、人生相談にも応じます。

対話型AI は、働らかない引きこもりの方々にも、救いの手を差し出すツールになるかもしれません。

経済的にも。

働いても、働かなくても、人間の生きる価値は変わらない社会性、世界観が必要だと考えます。

僕自身、50歳の時に限界を感じて、普通の勤め人サラリーマンをFIRE しました。

単純明解な事ですが、対話型AI は、富裕層にも貧困層にも属さず、病気にもならず、患者にもなれません。

にもかかわらず、病気の悩みを質問すると、医者か、神様のような優しい対応を示します。

いつかは、神の領域に到達するかもしれません。

病に関しては、例えばガン患者は、心筋、脳梗塞等の急死、事故による突然死に較べると、人生に真剣に向き合い、多くの方にサヨナラを告げられる時間がある。等々

簡単な事を言えば、対話型AI は、殺人、犯罪、戦争を悪とみなし、平和、人権、人類愛を善とみなさない限り、使わない方がよいのです。

さもなければ、人間の使い方次第で、自殺も殺人の方法も、他人の弱味、貶める方法も教唆出来る怖い対話型AI になります。

現在の神様は、対話型AI の子孫かもしれません。

昔々の大昔、数万年昔、とある知的生物が、創り出した大量生産の不完全な対話型AI が、神々の御先祖様だったのかもしれません。

幸運な世界を❗

FIRE ❗


となりのローレンス。

2023年04月04日 | 百伝。

四月新年度が始まりました。

昨日は社会人1年生の様々な企業の入社式の様子が話題となり、ニュースになっていました。

羨ましいね❗・・もう一度、フレッシュマンになりたいものです。

今なら、可能な限り週休3日制、リモートワーク可能な職場環境に勤めたいものです。

振り返れば、50歳までは、気楽なサラリーマン稼業でした。

休日には疲れるほど遊んで、平日の勤務日は職場で心身リフレッシュ、寛いで疲労回復、次の週末休日に備える日常でした。

今は、リハビリ気分での仕事に勤しんで、死ねまで働くのが人生目標。

子供の頃の夢は、将来の夢に繋がります。

学校の休みは日曜日と週の半ばの水曜日辺りが好いのにとか、オーストラリアの大平原に暮らす子供たちは登校しないで、無線ラジオで自宅学習しているのをテレビ番組で紹介しているのを観て、子供心に、とても羨ましくて・・将来の夢に繋がりました。

スタートからゴールまでの若人の将来の夢?

就いた職業、企業を退職、転職、起業するのも人生の選択岐路、人生は大きく変わります。

しかし、たいていの人生の幸運、または不運となる要因は、次なる職場での三大原則。

1、給与、休日、福利厚生。
2、人間関係。
3、仕事内容。

上記3点の中で、不平不安不満が1つだけならば、様子見状態。

しかし、2つの悩みならば、転職へ。

さらに、悩みが3つになると、出勤拒否状態へ。。

人手不足の日本、15歳から64歳までの引きこもり人口は、140万人を超えているとの事。

この声なき憂い、誰が救い上げるのか?

振り返れば、上記3点原則、成る程と実感します。

希望の未来、期待の未来、願望の未来・・未来は、雨の中で灰色の空を見上げると分かりやすく、いつか晴れ上がる確実な未来予想図のようなもの。

来月は、五月晴れのサツキ、メイが、必ず訪れます。

人生の奥深さは、「となりのトトロ」のようなもの、多分。

その「となりのトトロ」の舞台版が、昨日、イギリス演劇界で最高の栄誉とされるローレンス・オリビエ賞の6つの部門賞を獲得したとの事。

おめでとう❗

若人の新たなるスタートに乾杯です。


極楽遊園地百島。

2023年04月03日 | 百島極楽遊園地

母の三回忌法事出席の為、百島へ帰省して参りました。

福山の常石港から乗船して、百島へ。

尾道港から常石港に着いた高速双胴船「ニューびんご」から、約30人ほどの外国人サイクリストが下船、降りて来るのです。

しまなみ海道から派生して、鞆の浦まで走るのかな?

尋ねもしませんでしたが、イタリアのエーゲ海に居るかのような不思議な光景でした。

母の三回忌当日の午後、家内が尾道に到着。

福田家内を迎えに福田桟橋まで行くと、同じく外国人4人の方も下船。

およそ2時間後、家内が新幹線で一足先に帰るので再び福田桟橋へ。

すると、あの外国人4人の方が、桟橋にいらっしゃっる。

乗船券売りのオジサンと少々お話していましだが、船の出航までの待ち時間、手持ちぶさたのような雰囲気でした。

僅か2時間の百島滞在なれど、せっかくの百島訪問なのに申し訳無く、楽しんでいない雰囲気でした。

百島のアートキャンプ見学に来たとの事。

ニュージランドから来たとの事。

四国を廻って尾道に来て、この百島へと来たとの事。

これから姫路、京都、東京を廻って、帰国するとの事。

ようこそ極楽遊園地、百島へ。

よい旅を❗

手を振って、お見送りしました。

百島も、新しい時代に突入するのかもしれません。

母の三回忌、懐かしい昔を思い出しながら、よい一日でした。

感謝。

また、極楽遊園地百島へ帰省します。


春らんまん。

2023年04月02日 | 萬伝。

琵琶湖周回は、春日和、春爛漫。

国宝彦根城の外堀の水面に映る夜桜は、圧巻でした❗

マキノ町から海津大崎の湖畔から、天空の桜並木と呼ばれている奥琵琶湖パークウェイにかけて延々と続く約23キロの花見小路ドライブ。

全国でも有数の桜名所である海津大崎湖畔は、大変な大渋滞でした。

カヤック、SUP、サイクル、バイク、歩行者、車でごちゃごちゃに賑やかでした。

約4000本の桜並木が続く奥琵琶湖パークウェイ、展望台からの琵琶湖の眺めもよかったです。

地上に降りると、大渋滞。

渋滞中、向こう側から何台もの自衛隊の装甲車とすれ違いました。

今は、春らんまんの自然美。

コンクリート建築の都市美観。

穏やかな世界、和やかな国家、朗らかな社会、健やかな生活が、いいなぁ❗

明日から、NHK の朝ドラマは、「らんまん」です。