百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

百島 極楽遊園地。

2021年12月31日 | 百島極楽遊園地

今日は、2121年大晦日。

福井地方、今日も吹雪いています。

百島へ帰省中の保ちゃん、「百島かるた」を確保したとの事。

友には、いつも感謝です。

1日24時間は、幸福への助走。

幸福は、自分の内部にあると言います。

だから、「幸福になる」という気持ちを貫き通す、心の持ち方、心のモチベーション、太り方も大事です。

天気のよい朝には、散歩がてらに海の見える高台でパンとコーヒーを飲めば、身の周りがなんと美しい世界なのか気がつきます。

月や星の動き、満天の夜空を見上げれば、滅入った気持ちも馬鹿馬鹿しく雲散霧消します。

幸福になる義務を、過小評価してはなりません。

小さな事柄、挫折、後悔が、小さな悩みを奪い合い、多くの人間を殺すのです。

人を殺すのも、自分を殺すのも、悩みです。

運命の良し悪しに関わらず、悩みあれば「自分は自分である事」自体を忘れない、毎日の朝日と夕日の中の百戦錬磨。

命の種が生まれたのは、大海の中。

種から花を咲かせるのは、大地の中。

生きる強さを育むのは、天空の声。

極楽遊園地へと続く道程は、「幸福の賑わい」という静かなる心象風景。

1年365日、1日が24時間あるのは、幸福への助走だからです。

今年一年、この拙劣なブログに集った皆様に感謝の一言、言葉に尽くせぬ百言を申し上げます。

ありがとうございます。

行く年、来る年。

来年も宜しくお願い申し上げます。

より良い年でありますように。

感謝。


2021年大納会

2021年12月31日 | 空木宝剣
コロナ株 田んぼの株や 大納会

昭和の、振袖を着た証券嬢の華やかさはないが、 今年の兜町東証の大納会の鐘をならしたのは、渋沢栄一役の吉沢亮。

北浜の大証の鐘をならしたのは、五代友厚役ディーン フジオカとの事。

「青天を突け」から百余年、粋な計らいである。

「田んぼの株はあるが、兜町の株は、持ち合せがない」と言った時代から、令和の今。

コロナ禍のデルタ株やオミクロン株が猛威を奮って、経済を脅かしている。

田んぼの株は、瑞穂の国に欠かせず。

株式市場は、資本主義に不可欠。

だが、「百害あって一利なし」のコロナ株だけは、今年の大納会でお仕舞い。

来年の大発会はご免と行きたいものです。


一海里。

2021年12月30日 | 千伝。
懐かしい尾道の中央桟橋。



寂れているが、これまた懐かしい荒神通りの入り口。



かつては、この界隈が尾道の中心部、玄関口であった。

駅前桟橋で乗り遅れたら、海岸線を全速力で巡航船と競争して、中央桟橋まで。

その間、約5~10分の1マイル競走。

飛び乗り、百島まで帰った高校時代を思い出した。

参考までに、1海里の定義。

日本船主協会HP から抜粋。
「まず、海での距離は「海里(シ―マイル)」という単位を使います。陸上にもマイルという単位がありますが、これとは異なります。陸上の1マイル(約1,609m)に対して、海上の1マイル(nautical mile)は1,852mになります。これは、地球上で緯度1分*に相当する距離を海上の1マイルとしているためです。そして、船が1時間に進む距離(マイル)がノット(knot)で表されます。一般的な商船は1時間に22マイルほど進みますから、この場合、この船の速さは22ノットということになります。船は、海図を使って航海をします。海図は全て緯度と経度で示されていますから、海図上で船が進んだ距離や港までの距離を調べる場合には、マイルに対応したノットを使うと大変便利なわけです。(航空機含めて)」

因みに、1メートルの定義について。
1791年、地球の子午線の赤道からパリを通過して北極までの長さの1000万分の1を1メートルと制定。
現在は、1983年、フランス・パリで開催された第17回国際度量衡総会において、メートルの定義を「1秒の299792458分の1の時間に光が真空中を伝わる行程の長さ」とすることが決定された。

千年問題。

2021年12月30日 | 千伝。
2021年12月28日の福田港から常石方面を望む。



九州南端のトカラ列島十島村。

小宝島の東側近くに悪石島があった。

瀬戸内海の百島の東側近くに常石がある。

悪と常。

常石には、千年(ちとせ)地区が東側にある。

北海道の千歳と同じ読みではある。

さて、北海道東端の千島列島の近くには、どんな石の島があるのか?

それが、問題だ。

大阪しぐれ。

2021年12月28日 | 資本と社会の問題
1980年2月1日発売
歌  都はるみ
作詞 吉岡治
作曲 市川昭介

♪ ひとりで 生きてくなんて 出来ないと
泣いてすがればネオンがーネオンがしみる~
北の新地は 思い出ばかり 雨もよう  
夢も濡れます
あ~あ 大阪しぐれ~

ひとつや ふたつじゃないの 古傷は~
噂並木の堂島
堂島すずめ~
こんな私でいいならあげる何もかも~
抱いて下さい
あ~あ 大阪しぐれ

幸せ それとも今は 不幸せ
酔って あなたは曽根崎 曽根崎あた~り
尽くし足りない 私が悪い
あの人を 雨よかえして

あ~あ 大阪しぐれ~



忌まわしい大阪のビル放火事件。
加害者の記憶が消えるだろうという刹那。

合掌。

ひと休み

2021年12月28日 | 百会倶楽部(日本「百」歴史探訪)
・・一休さん。

朦々(もうもう)として三十年
淡々(たんたん)として三十年
朦々淡々として六十年 
末期の糞をさらして梵天に捧ぐ
借用申す昨月昨日
返済申す今月今日
借りおきし五つのもの(地水火風空の五大)を
四つ(地水火風)返し、
本来空に、いまぞもづく

この世のめでたき言葉は、「親死に 子死に 孫死に」と言った・・一休さん。

大徳寺です。

晩年の一休さんは、この寺の住職でした。



利休も、細川ガラシャも関わり合った・・大徳寺。

播州赤松一門が、大徳寺の起源となり、日本の文化にも多大の影響を与えた臨済宗大徳寺派大本山です。

かつて、遠い昔、百島の山を十文字山と名づけた先人は、京都四条通り沿いの十文字界隈から眺めた大文字山に想いを馳せたのでしょう。

百万遍手前から眺める大文字山と十文字山は、似ています。

コモンセンス。

2021年12月28日 | 資本と社会の問題
今年も残すところ、3日のみ。

福井地方、モノクロの寒い雪景色です。



昨日の地元新聞の一面記事です。



これまた、地球を覆う貧困に繋がる寒いニュースです。

懐を暖かくするのは、天気予報並みの正確な経済予測が必要です。

資本主義が社会主義へと回心する世界情勢も、これもまた不安です。

岸田首相の言う「デジタル社会」「新しい資本主義」政策が、見えて来ないのです。

デジタル世界の究極の目的が、アナログ世界の再現だと訳が分からない事を言います。

新しい社会主義を先導しているのが、ロシア、中国だと言うようなものでしょう。

百陽来福。

2021年12月23日 | 千伝。
昨日の冬至が過ぎれば、今日からは一陽来復、陽が少しづつ延びる日々となります。

気になるのは、わが百島中学校同級生の健康問題・・次回、一緒に茶臼山城跡探検に行こう。

今朝、テレビに出ていた岡山県出身で同年代のタレント美木良介さんのロングブレスの呼吸健康法・・・・成る程、学ぶこと多かったです。

健康で元気である事が、一番の財産です。

その財産も、寿命という使用期限まで元気よく使い果たしましょう。



オミクロン株の登場で、まだまだ長引くようなコロナ禍時代の今、今はどんな時代なんだろう?

未来からは、何を語られるのだろうか?



宇宙から地球を眺めると、国境は存在しないと言います。

人間を含めてウィルスのような様々な微生物が、地球の表面に張り付いて命の火花を灯したり消したりしているのでしょう。

人間だけを観察してみると、不思議な生命体です。

地球には、富裕な人間と貧困な人間が居る。

地球には、資本主義者と社会主義者が居る。

お金持ちと貧乏人の共存市場社会、繰り返す戦争と平和という共産継続社会。



クリスマス寒波が近づいて来ました。

シンプルに生きて前に進みましょう。

Merry X- mass🎵

Happy Christmas ❗

百陽来福。

のほほんと。

2021年12月19日 | 資本と社会の問題
日本の南欧エーゲ海、地中海とも呼ばれる瀬戸内海で生まれ育った僕には、雪景色は憧れの別世界でした。

日本の北欧と呼ばれる北陸地方。

福井地方、昨日から、程好い雪降りです。

昨夜は、満月の夜、雪道を散策。



雪雲の上に満月が浮かんでいました。

雪見と月見ならではの見事な景色でした。



のほほんと阿佐ヶ谷姉妹を真似て、中央線沿い高円寺。荻窪、吉祥寺・・・学生時代の思い出がいっぱいの都会暮らしも楽しくて好いけどね🎵

のほほんと月眺め、雪眺め、海眺める田舎暮らしは、さらに好いです❗

年明け早々は、百島の茶臼山城跡のある山登り探検予定です。

瀬戸内海全体図の村上水軍の攻防、盛衰を最もよく知る人物が居た城跡です。

千両、万両、南天。

2021年12月17日 | 資本と社会の問題
今日の12月17日の誕生日花は、千両だとか⁉️

生まれて初めて、自分の誕生日花が千両だと知りました。

確か、去年は、フリージアだったのでは?

さらに、一昨日、NHKの深夜便で、12月15日の誕生日花は千両だと言ってたけどね⁉️

誰が決めているのかな?

毎年変わるのかな?

つまり、自分の大好きな花、言葉、歌を、自分の誕生日に付け加えれば善い事に気が付きました🎵

最近、またメディア、世論、政治談義の中で「失われた20年、30年」という言葉が現れてきました。

この過去30年、日本経済の停滞、低賃金、つまり日本の貧困に繋がる意識問題です。

常に、30年以上昔のバブル時代を基準比較しています。

確かに、世界の中で我が世の春を謳歌したような日本経済の躍進、立ち位置でした。

海外に行けば、日本の多くの企業名の看板が至るところに掲げられていました。

でも、美化してはなりません。

当時の忘れてはならない思い出が盛り沢山。

世界経済を支配するかのような勢いの金満国家日本という評価に、当時は「日本の企業はお金持ちだけど、日本人はお金持ちでも豊かさもないよ」と個人的に反論したものです。

欲張り日本、エコノミックアニマル、余裕(ゆとり)も豊かさもない社会、日本人はウサギ小屋、鳩小舎で暮らす、働き中毒、下品な日本人だと世界中から揶揄されたのも事実です。

今の中国の勢いを連想します

豊かさの基準は、持ち合わせた楽しい自由時間でした。

あの頃の豊かさの指針は、収入の金額よりも、働く時間が少なくて、休日が多くて自由時間が多い事が最優先でした。

今も昔も、日本人の中で、一年に一度ぐらい1ヶ月間のバカンス休暇を取得できる割合、ほとんど皆無です。
 
今なお、生活困窮から逃れる方法として、北欧と南欧のそれぞれの政治方針、社会風習、生活習慣から学ぶべき事が多いです。

日本人の良さである上品さが評価されたのは、ここ30年ぐらいの事です。

失われた30年間が、お金の賞味期限だとしたら、日本人の評価価値は上がりました。

楽しい豊かな個性溢れるユニークな日本人市民が増えたのでしょう。

それでも、電車内放火事件のニュースを観た知人の中国人は言います。

「共産党支配の中国社会の方が、日本社会よりも治安が安全だ」

ほんの30年、40年前、金儲けに徹する経済優先の市場主義、とりわけアメリカを罵倒していた共産党国家なのに、様変わりした経済大国中国は、どこに向かうのかな? 

世界経済が破綻しない事を願います。

昭和の時代、戦争体験の世代から教えられた事。

ほとんどの方々が、若い世代に同じ事を言っていました。

「日本は戦争に負けてよかった❗」

昭和から30年以上過ぎた現在、残念ながら、そういう言葉を聞くことも少なくなりました。

想像して見ましょう。

あの大日本帝国が、中国大陸を占領して、太平洋を支配して、アメリカ大陸を覇権していた場合、どうなる事か?

ソ連共産党、ナチスドイツとも衝突、闘争。

共存共栄の世界はほど遠く、核兵器多用の戦争状態、世界経済は崩壊しています。

戦後の昭和の時代、消費税はなかった。

何故か、消費税を導入して平成時代から同時平行して日本経済が凋落して行きました。

この事に関して、自民党は、一言も触れていません。

世襲制の国会議員が多い自民党の先生方々、庶民の暮らしとは無縁なのかもしれません。

日本という国家は?

日本は、いまだに美化された昭和の幻影を求めているのでしょうか?

今、参議院予算委員会質疑の国会中継をテレビ が放映中。

与党野党の細々とした質疑ばかりで、あれでは優秀な若者は、政治家を目指さないでしょう。

世襲制ばかりの政治ドラマなんか、観たくもありません。

どうせならば、千両役者となれ❗

経済、政治、歌舞伎、芸能界も二代目、三代目がゴロゴロ、その一方で貧しい家庭に生まれたら、将来の希望が無いような「親ジャカ」という新語が生まれました。

日本に生まれて「国ジャカ」という言葉が使われない事を希望します。

日本の未来は雰囲気を明るくする人が大事。

明るくする人が、人生のアーチスト、トーチだとか❗

・・・一緒にいると、楽しい人もしくは善人が好いですね。

さて、おやつの時間。

もみじ饅頭に似た福井のお菓子、独楽吟を頂きます。



たいへん美味です。

そうそう、尾道の茹で卵も頂きました。


ルネサンス黄金の国ジパング 。

2021年12月10日 | 千伝。
日本47都道府県の面積と人口。
(令和2年10月1日国土地理院公表値と令和2年1月1日の住民基本台帳による)

面積の1位は、北海道の8万3424k㎡。
2位、岩手県の1万5275k㎡。
3位、福島県の1万3784k㎡。
4位長野県1万3562k㎡。
5位新潟県1万2854k㎡。
6位秋田県1万1638k㎡。
7位岐阜県1万621k㎡。(ここまで面積1万k㎡以上)
8位青森県9646k㎡。
9位山形県9323k㎡。
10位鹿児島県9187k㎡。
そして、11位はわが広島県の8480k㎡。
12位兵庫県の8401k㎡と続く。

因みに、人口の1位は、東京都の1383.5万人だが面積2194k㎡のぎゅうぎゅう詰め。
2位は、神奈川県の920.9万人。
3位大阪府の885万人。
4位愛知県757.6万人。
5位埼玉県739万人。
6位千葉県632万人。
7位兵庫県555万人。
8位北海道526.8万人。
9位福岡県513万人。
10位静岡県370.9万人。
11位茨城県292.1万人。
そして、12位が広島県282.7万人。
13位京都府254.6万人と続く。

47都道府県中、面積、人口とも10位内にランクされるのは、北海道だけ。

広島県は、面積11位、人口12位で、かつて「おしい広島」と言われた事もあったが、けっこうバランスがとれているように思える。

日本の、あらゆる格差問題。

その是正は、まず日本地図の空白に、密集した人口というパズルを、津々浦々まで、バランスよくはめ込む工夫が、1丁目1番の1かも知れない。



地球芸術の百島。

2021年12月06日 | 百伝。
「超老芸術」・・今朝、静岡県の高齢者の異彩を放つアート活動が特集された番組を観ていました。

老後になって、誰からの評価も気にせず、自分の好きな事をマイペースで活動している方々を「超老芸術」と呼ぶようになったみたいです。

百島には、アートベース百島が活動していますが、表現の不自由展の社会問題となって以来、現代アートという芸術への興味が、だんだんと期待感薄くなり、無感動、無関心になりつつあるのが正直な感想です。

それに較べて「超老芸術」は、社会的なアピールもなく、誰からの評価も関係なく、趣味アートに徹していて、勝手に周辺から高く評価されているのが好いです。

思い出すのは、百島中学1年の時、遠足に行った倉敷の大原美術館。

あの時、芸術の意味も分からないまま観賞したという体験、そんな体験が、あとあと何かの表現活動の要因のきっかけ一つになるのかもしれません。

アートベース百島も、そういった存在、拠点になって欲しいものです。

本物の生の英語を聴いたのも倉敷での遠足の時、アメリカ人の修道尼と先輩女子中学生との会話でした。

今、放映中の岡山を舞台にしたNHK 朝ドラマ「カムカム エブリバディ」の脚本は、藤本有紀さん・・・この方、以前は、福井を舞台にした朝ドラマ「ちりとてちん」の落語の題材をも手掛けた才気ある作者です❗

前回の朝ドラマ「おかえり百音」が忘れつつあります。

英語と落語のオチとしては、言葉の海と言葉の芸かな?

垣根があるようで、垣根のない異なる言語世界がアースアート、地球芸術。

隠れ里に秘かな制作現場があるような楽しい場所が、百島。


百島万古の思い出。

2021年12月04日 | 百伝。
先日、光悦寺境内で、この「ばんこ」を見つけて、しばらく腰掛けていました。

これ漢字で書くと、ばんこ(板固、万古かな?)・・英語に訳すと、テーブルかな? ベンチシートかな?
        ↓


腰掛けて、昔の思い出を振り返っていると、百島弁の方言丸出しで喋べりまくり。

「わしらぁがのう、子供の頃、これをバンコとよんどったんじゃ。わしらぁが子供の頃はのう、このバンコが百島中いたるところにあったのう。今は殆どないのう。わしらぁは、老人になってしもうたぁ。今は老人とは呼ばんのう。高齢者じゃ、高齢者じゃあ、わしらぁはのう、いつのまにか高齢者になってしもうたぁ。わしらものう、子供の頃があったんじゃ。このバンコを見て昔を思い出してしもうたぁ。」

「わしらぁがガキの頃、爺さん、婆さんたちがバンコに腰掛けて、その話をよう聞きょうたわぁ。子供心に、くそでもなぁ話を、よう話をしょるわぁ。と思ったもんじゃ。でも楽しかったのう。幸せじゃったのう。アハハ」

バンコという呼び名は、百島の方言だと考えていましたが、九州地方でも使うようです。

調べると語源は、ポルトガル語の 「banco(バンコ)」から派生して、 簡易な長椅子、縁台、床几(しょうぎ)台という単語に繋がったようです。

因みに、林芙美子も私小説「放浪記」の中で「バンコへ腰をかけた」と書いた部分があるようです。

時代が変わろうとも、椅子とか、ベンチは、ちょっこと座っても「居心地のよい自分の居場所、思い出」となるのかも⁉





今は、ベンチシートから、○窓、△窓、⬜窓、覗き窓の画面でノマドワーカーにもなれる時代です。

バンコに寝そべり、目を閉じて耳を澄ませば、懐かしい声が聞こえて、千秋万古、朗らかに万古長青の思い出が甦るのです。

百島で百歳人生。

2021年12月03日 | 百伝。
ご近所の京泉さんから、百島情報が届きました❗

ありがとうございます。

新しく、尾道~百島~福山(常石)航路に新造船「ニューびんご」が就航するとの事。

その御披露目式が、先日、百島の福田港で行われたとの事。

いいですね❗ 

目の前の対岸(常石)に停泊している超高級旅客船ガンツウに乗船するよりも、今度「ニューびんこ」に乗船できる日を想像するとワクワクします🎵



水素を燃料とした世界初の双胴旅客船“ハイドロびんご”Hydro BINGO"と、よく似ている。

姉妹船?

それもそのはず、ツネイシクラフト&ファシリティーズ(TFC)製造でした。

この企業、電力推進の船造りにも挑戦したりと・・・・凄いなぁ❗

京泉さん、情報ありがとうございます❗

世界中と交信する無線ハムの免許所持、狩猟免許も所持、さらにドローンを飛ばしての空中撮影・・京泉さんの百島ライフは、羨ましい、素晴らしいの一言に尽きます。

尾道のマンホールの写真も、ありがとうございます。



百島で百歳人生へと、元気で活躍して欲しい京泉さんです。

百歳体操です❗



感謝。

京都鷹峯と百々散策。

2021年12月02日 | 日本の百々巡り。

京都、北区鷹峰を散策しました。



鷹峯と言えば、学校の教科書にも登場する本阿弥光悦、その人が暮らし、ここに眠る日蓮宗光悦寺。

そして、光悦寺から僅か百メートル程離れている曹洞宗「源光庵(げんこうあん)」

本堂の中にある「悟りの窓」と名付けられた丸窓と、「迷いの窓」と名付けられた四角窓が、つとに有名です。

悟りの窓の円型は「禅と円通」の心を表し、円は大宇宙を表示。

迷いの窓の角型は「人間の生涯」を表し、生老病死の四苦八苦、つまり生と死、または病気などの辛い感情を表示しているとの由。





残念ながら、源光庵は庫裏改修工事のため拝観を長期休止中、拝観再開は来春予定との事でした。



(写真提供:京都府観光連盟)

44年ぶりの鷹峯散策でした。

京都市北区鷹峯・・京都中心部からかなり外れに位置しますが、かつては丹波の国方面への始発地のような場所でした。

それが、丹波に続くこの古道長坂道の降り口です。

(余談ですが、丹波地方の方言は、百島の言葉と似ています。)





四季育む宿「然林房」の傍らに急坂の古道が、東海自然道として残っています。

この宿の朝食は、44年経っても変わる事なく美味です。



さて、光悦寺の表と裏の一対の参道出入口です。





本阿弥光悦のお墓です。



江戸時代初期、この鷹峯に移住して、今風に言えば、鷹峯を芸術村にしたという人物でもあります。





境内からの京都市街地の眺めも好いです。

船岡山も見えます。



鷹ヶ峯、鷲ヶ峰、天ヶ峰(桃山)の三山・・よく見えませんでした。





ところで、現在の茶道の祖となる千利休という名前。

利休とは、「名誉も利益も求めない(名利共に休す)」という禅語の意味合いとなるようです。

ある日、利休は、天の声?神様?仏様から「千の幸福を授けよう」と言われました。

利休は、「千の幸福など求めません。百の幸福で十分です」と言ったとか?言わなかったとか?

百利休ではなく、千利休となった謂れは分かりません。

応仁の乱の際、京都は荒廃して大徳寺の山門再建努力したのが一休和尚、二階部分を千利休が行ったとの事。

その事で千利休は切腹する運命となります。

余談ですが、日本の禅宗に大きな影響を与えたのが、中国の百丈懐海(ひゃくじょうえかい)禅師の言葉で「一日不作、一日不食」。

「一日(いちじつ)作(な)さざれば、一日食(くら)わず」と読みます。

働かざる者、食うべからず・・かな⁉️

うらを見せ おもてを見せて 散るもみじ (良寛和尚)



今回の百々と鷹峯散策、とても楽しく懐かしく、ひと休み(一休)出来た時間となりました。