百島ファンクラブ 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

2006年06月29日 | 千伝。
どんなにぐうたらな人間でも、朝早起きをして、トイレ掃除、普通の清掃をし、まじめに仕事をすれば、生きていけるようになっていると、禅宗では教えている。

この世は、苦が基本であるから、それを乗り越えるのが人生という事になる。

人間・・どうしても壁にぶち当たるのは、どこか浮かれたり行き過ぎたり、やりすぎたりがあるので、そうならないために、座禅をすれば、反省したくなくても、反省の予防策となると教えている。

毎日の掃除と座禅は難を転じる基本姿勢のようです。

祭りのあと

2006年06月24日 | 千伝。
受信料で成り立つNHKのワールドカップの報道は、騒動しい。

4年に1度の世界的なビッグイベントだとしても、サッカーが嫌いな人は、世界中に大勢いる。

サッカー発祥地、イングランドしかり。

さらに今回の開催国ドイツにでさえサッカー嫌いは沢山いる。

ましてや、日本アメリカには興味もない人は、数え切れない。

昨日、ブラジルに日本は敗れた。

4年前、決勝トーナメントで、トルコに敗れた時と同じような脱力感もあるが、今回は、その後の高揚感がない。

あの時は、何か4年後が楽しみだった。

NHKのアナウンサーが、サッカー解説者に「4年後、どうなっていますかね?」と質問すると、「1年後さえ、どうなっているのかわからないのに、4年後のことがわかるわけがないでしょう」と答えていた。

・・至極正解である。(笑)

4年前に較べて、日本の足腰は強くなっているはずなのだが・・実際は、国力も景気もチーム力も強くなっているようには、到底思えない。

強力なJ1やJ2のチームが、地方に分散して多くの拠点が増えていくのは大いに結構。

だが、広告宣伝維持管理費のスポンサーには、企業の資金が必要になる。

地方都市でよく見かけるシャッター通り、かつて賑やかっだアーケード通りも、今はゴーストタウンの趣き。

真夜中にも関わらず、都会で「ニッポン、チャチャチャ」と熱烈な愛国心溢れる若者達よ。試合に負けて悔しさで泣いている日本の応援団、若者達よ。

そのエネルギーを、日本の地方に増え続ける荒れ放題の田畑山林、没落してゆく地方都市・・その再生に力の源になってほしいものである。

さもなければ、喩えいつか日本サッカーが勝利し世界の頂点に立つにしてもである。

今のままだと日本の将来は、確実に疲弊していく。

国を愛することは、国土を守ることである。

守りが崩されて、失点ばかりでは・・

攻撃は、最大の防御なり。

仙人掌

2006年06月07日 | 千伝。
我が家には鉢の中で、10年以上いっこうに大きくならないサボテンがある。

よそでは、何倍にも大きくなったサボテンを見た。

鉢から出してじかに土地に植えた結果だという。

人間が大きくなるにも、ヤリダセ、角出せ、頭出せで、根をはり、芽を出し、アメーバーのように伸びる環境探しに勢をださねば、鉢植えのサボテンになってしまう。
 
まず根から張っていって、頭は低くしていれば、大きく育つと思う。

積極さが根で、謙虚さが芽、明るさが光合成、仕事が水、アースに繋がった命は大きい。

ファンド

2006年06月06日 | 千伝。
プロ中のプロ・・村上逮捕に思う。

人間はいろんな因子を持っている。良い因子もあれば悪い因子もある。

成功の芽、失敗の細胞を、村上ファンドが一人芝居で示唆している。

「金儲けは悪い事でしょうか」と開き直るあたり、この人物は、相当、有頂天病にかかっている症候である。

昔の仕手は、ゼロッサムの世界は戦場であることを知っていて誰かが儲けたら誰かが損をしているのだから、謙虚にしていたが、村上の場合、自分の経歴が何処に出しても恥ずかしくないものだから、世間の反発まで買い占めてしまったようである。

星野仙一の「天罰」に憤慨していたが、ファンを通じて世間の怖さを知っている星野仙一と、勉強ばかりで世間知らずの村上では、山に例えたら裾野の広さが違うようである。

今日、事務所にO証券の新卒が訪ねてきて、飛び込みをやれと言われているというので訪ねてきたという。

証券会社の営業マンと信用金庫の渉外との違いを教えて差し上げた。

株は損があるので、損してもよいターゲットにしか行っては行けない。

損は金持ちしかしていけないし、汗水たらしたお金を狙ってはいけない。

それが出来なければ証券会社でもなく、都市銀行でも地銀でもなく、信金くらいに商売換えして、「こつこつ積み立てして100万貯めましょう」といっておばちゃん相手に小銭を集めたほうが良い旨を説明しました。

関西出身の新卒の若者とのことで、これから長い苦労の道が待っている事でしょう。

人間は構えていては窮屈で、自滅してしまう。

本を読んで人生が会得できれば、朝から晩まで本を読めばよいが、そうはいかない。
セールスの場合自分自身を売れとよく言われるのは、同じ買うならこの人間から買うと思わすか否かである。
 
その意味で、営業マンはいつもスタート地点に立っていなければベクトルを誤るという意味でアホになるということに他ならない。

固定概念や経験則は、相手を色眼鏡で見るに等しい。

常に柔軟性が必要である。 

株でも、今回の暴落で、大損した人もいる。

いつまでも上がりっぱなしというものはないにもかかわらず、妄信してしまうからである。

この世にまっすぐな道など有様もないし、アップダウンのないフラットな道なども少ないにもかかわらず、単調な人生を運転しようとするから悩みを抱える事になる。

親孝行

2006年06月06日 | 千伝。
昨今の子殺し、親殺しに思う。

親孝行が大切だ。

何故、親孝行というのが大切かというと、子供が不良であれば夫婦仲も悪くなるし、親孝行ものであれば、夫婦仲も良くなるというものだからである。

今、世の中がおかしくなっているのも、親孝行を教えない時代であるからで、甘やかしてばかりで、躾もしないつけがまわっている時代と言える。

親孝行者で犯罪者はいない筈である。