百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

ダイアナ妃 (1961~1997)

2017年08月31日 | 空木宝剣
朝顔の 的に集めし ゆばりかな

なくて七癖、女人禁制の男子トイレ風景。
社会の窓があるにもかかわらず、ベルトまで外して、小用を済ます人。
一歩前進で、朝顔に密着スタイルでする人。
手を洗う時、ハンカチを口にくわえて洗う人。
当世小便気質も様々だが、中には手も洗わない人もいる。
その昔、「えっ、山さん手を洗わないの」と聞いた事があった。
すると、「あなたのあそこは汚いの?ぼくのあそこは綺麗だから洗わないの ガハハハ」が答だった。
その人は、20年前の今日、ダイアナ妃と同じ日に亡くなった。
52歳だった。
生きていれば72歳。
立ション世代の面白い人だったが、あっという間の20年。
あの世では、手洗い励行をやっているだろうか?
ダイアナ忌の度に思い出す。

命の水。

2017年08月30日 | 千伝。
仕事を終えて、ランニング、走り終わったあとのビール、そしてスコッチウィスキーの美味しさ。

・・そういう若い時代もありました。

河島英五さんの「酒と泪と男と女」の唄を何度も聴いては、唄い続けた若い頃もありました。

♬飲んで~飲んで~、食べて、食べて・・いつのまにやら生活習慣病の肥満中年に。

そして、心臓を患い、大動脈が裂けて、あれもこれも禁則事項ばかりの日々となりました。

仕事を終えて、ウォーキング、歩き終わったあとのお茶、そして青汁の美味しさ。

これからは、人生を豊かにするぞ!

・・そういう老いの時代に入りました。



昨今の気になったニュース。

10年ほど前から行われている「全国学力テスト」の小学生、中学生の都道府県別の学力順位結果。

そんなことよりも、「子供の自殺率、イジメの増減率等々の都道府県別の順位結果」を報じたほうが善いのでは?

テレビを観ていると、ぼくと全く同年代の元小学校教諭同士の夫婦二人が、10年ほど昔に教師を辞めて、田舎で農業を従事、その移住生活を放映していました。

教員生活の中で教育という子供の学力を育てるよりも、農業生活の中で食育という野菜を育てる方が楽しいのでしょう。

・・妙に感心しました。



昨日の早朝、北朝鮮が、日本の上空を越えて、太平洋までミサイルを発射したニュース。

アメリカ、韓国が本気モードで、北朝鮮の政治体制を崩壊させるのは容易なのでしょうが、その後が大変なのです。

その周辺国に、北朝鮮からの何百万人もの難民が押し寄せるかもしれません。

南北統一後・・アメリカ、ロシア、中国の主導権争い、そして、日本の立場。

現状維持が、いちばんの外交の安全策なのでしょう。





この上のテレビ画像の田舎道、風景は・・スコットランドなのです。

スコットランドには、「自然享受権」というものが存在します。



誰かが所有している道でも、土地でも、自由に歩けて、気に入った場所であれば、そこでキャンプも出来るというものです。

こういうコミュニティの考え方・・スイスで教育を受けた北朝鮮の若い独裁者は、知っているはずです。

この番組・・NHK広島勤務の女子アナが歩き、ナレーターも行っていました。

スコットランドの人は、面白いことを彼女に言います。

自分の仕事場は「世界一美しいオフィスだ。毎日、風景の壁紙も変わる」



案内人は、日本在住経験のあるスコットランドの方でした。

番組の中で、日本で憶えた唄、「酒と泪と男と女」を口ずさんでいました。

とても、いい番組でした。



若い頃、何度も訪ねて大好きになったスコットランド・・やはり、いいね!

百代の過客。

2017年08月28日 | 千伝。
早起きは、三文の徳?

朝早く起きると、一日がやたらと長いのです。

昨日は、朝早くから一日中、テレビを点けたままにしていました。

NHKBSで「ツール・ド・フランス2017 特集」を観ていました。



自転車のロードレースは、楽しいです。

自転車を漕ぐ脚力やチーム同士の駆け引きに興味が湧くのではありません。



単純に「道」という風景に、惹かれてしまうのです。

この道は、どんな人たちが造ったのだろうかと、その想いを馳せるのです。



どんな小道、畦道、歩道、車道、林道でさえも、何か意味があるから出来上がったのでしょう。



民放の日本テレビ系では、毎年恒例となったチャリティ番組「愛は地球を救う 24時間」を放映されていました。

今回のテーマは、「告白する勇気」

昭和53年(1978年)の第1回放送から、はや40回目・・どんどんとマンネリ化が進んでいるようなマラソン道。

もともと、このチャリティ番組は、萩本欽一さんのラジオ番組が始めたもので、当時の日本の若い世代にも大きな影響力を与えたものでした。

そして、テレビ番組に格上げになったものですから、当初は、その道をつけた欽ちゃんのノーギャラによる「愛は地球を救う24時間」のようなカタチでスタートとなりました。

様々なものに挑戦していく「テーマ作り、目標挑戦」。

スポーツ道、武道、芸道、剣道、柔道、書道等々、いろいろとありますが・・・ウルトラ・ソウル♬

ところが、「その道をつける」が、「道を究める」となると、困ったものになります。

「その道の向こうにある自分の奥底にある感情を表現しなさい。闘争心を呼び起こしなさい」と、そんな事を求められてもね。

「その道、その門を間違えた」ということにもなりかねません。



欽ちゃん(萩本欽一さん)は、面白い事を言っていました。

「僕は、スポーツ、オリンピックのメダルも、お金集めにも関わらない方がいいの。だって、僕の名は、金が欠けるだからね」

「道の道ふべきは常の道にあらず」(論語)

老子曰く、「自分の身体も、道行く乗り物」を意味するのかもしれません。

「門を開く。道は開ける」ようなことなのでしょう。

「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。舟の上に生涯をうかべ馬の口とらへて老を迎ふる者は、日々旅にして旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり」(奥の細道)

高原のお嬢さん (1965年)

2017年08月27日 | 空木宝剣
八ヶ岳 高原列車 小海線

中央線小淵沢から、日本一高い、標高1500米を走る高原列車、小海線に乗って清里まで。

♪ あの人に逢いたい たまらなく逢いたい~
高原に風はわたり ~ 白樺は揺れていた~
― 夏がゆけば 恋も終わると あの人は いつも言ってた
リーフ リーフ 君に ぼくの 恋を語ろう
( 歌 舟木一夫 詞 関沢新一 曲 松尾健司 )


蓼科や リーフに乗って 霧ケ峰
(ビーナスライン)
24時間テレビ、槍ヶ岳に登った人も頑張ったが、槍の穂先に、
鉄梯子を掛けた人も偉い。

写経甲子園。

2017年08月24日 | 百伝。

還暦以上の広島県高校野球ファン世代には、忘れられない決勝戦があります。

ちょうど50年前の第49回夏の甲子園の決勝戦。

広島県代表広陵高校は、千葉県代表の習志野高校に初回表に2点を先取されて敗退、準優勝。

そう、独特の投球スタイルの宇根投手を擁した広陵高校の準優勝で終わった夏の甲子園でした。

郷土愛を全面に出しての応援の結果、準優勝という敗北感は、子供心に悔しさという感情を初めて自覚できた出来事でした。

あれから50年、そして、今年もまた広陵高校の準優勝。

あれから、広島県代表の高校球児の春夏を通じての勝敗、活躍・・勝った試合は、ほとんど記憶はないです。

が、広島県勢の大敗した試合は、よく憶えています。

だから、10年前の第89回広陵高校の僅差での準優勝は、それほど心の記録も記憶もありません。

例えば・・よく憶えているのは、第64回の決勝戦。

徳島の池田高校に、投打で圧倒されて、10点差で大敗した広島商業の準優勝。

伝統の広島野球が崩壊したと酷評されたものです。

そして、昨日の10点差での準優勝は、50年前の子供の頃に味わった記憶を、有り難く、心甦えらせてくれた出来事でした。

ところで、優勝した埼玉県の花咲徳栄高校野球チームの面々・・イケメン揃いだとの事。

・・顔立ちで負けたという噂もあります。

来年は、第100回を数える夏の甲子園・・ありがとう。

毎年毎年、白球を黒い文字で追いかけるような気持ちにしてくれます。

写経のような世界です。

合掌。


第99回全国高校野球選手権大会

2017年08月22日 | 空木宝剣
白球と 甲子球児と 夏の雲

甲子園もいよいよ準決勝。
ベスト4の火蓋が切られる。
暑い日も寒い日も、ひたすらあすなろ練習の成果の檜舞台。
走攻守を、飽くなきまで叩き込まれる事により、生まれる美しい技。
天才は、保険もかけずに一本道。
将棋の藤井4段のように、将棋以外には、目もくれず、進学という保険さえ躊躇する。
野球の申し子が集う、夏の甲子園。
野球以外目もくれず、キャッチボール、バッティング、走り込み、ノックを受けたものが、甲子園の雲をつかむに違いない。
人生の岩盤突破をせずに、保険かけまくりの我ら凡人にも、地元球児を応援して楽しむ一手あり。
広陵頑張れ。

百島の盆踊り 春駒。

2017年08月16日 | 百伝。
昨日、岐阜県郡上八幡から帰福。

日本三大盆踊りの一つ「郡上踊り」を堪能してまいりました。



日本三大盆踊りとは、徳島の阿波踊り、秋田の西馬音内の盆踊り、そして、郡上踊りです。

郡上八幡は、7月半ばから九月初めまで、各町内順番で三十数夜の盆踊りが続く日本一のロングラン盆踊りの町です。



そして、極め付けは、旧盆期間中は、町中心部での夜明けまで盆踊りを行う「徹夜おどり」です。



・・トランス状態になります。





そして、毎年約25万人から約30万人の人出のある賑やかな徹夜踊りです。



知り合いの方が、毎年、高知まで「よさこい踊り」に行きますが、今、理解できます。

おそらく、あの人もトランス状態になるのでしょう。

因みに、「よさこい踊り」は、隣県の徳島阿波踊りに対抗して、昭和29年(1954)から、経済復興の足がかりとして始まり、現在では全国200か所の地域で、ロック風、民謡風、サンバ風等々、様々な形態に進化しているとのこと。

阿波踊りは、御存知の通り「♬踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃソンソン♪」というアップテンポのフレーズで全国的な知名度も高く、徳島出身の郷土愛溢れる方々の熱意で、東京の高円寺、埼玉の越谷などでは「阿波踊り」が、地域行事としても根付いています。

秋田の「西馬音内の盆踊り」に関してはよく分かりませんが、富山の「おわら風の盆」と似たような哀切感が漂うような気もします。

さて、郡上踊りの凄いところは、1759年(宝暦9)年に青山幸道が郡上藩主として着任、「盆の4日間は身分の隔てなく無礼講で踊るがよい」と奨励しました。

そのため、地元の人はもちろん、現在でも、誰もが踊り子として参加できることです。

しかも、参加費無料です。

因みに、現在の東京の青山通りの名の由来は、郡上藩藩主青山家の江戸屋敷が在った場所なのです。

その縁で、毎年6月には、東京青山でも「郡上踊り」が催されています。

郡上踊りには、十種類の踊りがあります。



「古調かわさき、かわさき、三百、春駒、やっちく、げんげんばらばら、猫の子、まつさか、さわぎ、甚句」・・各々の節回し、踊り、それらを簡単な所作を憶えやすくして、踊り子として参加しやすくしているところも、大きな魅力でした。





実際の郡上踊りの順番は一定ではなく、その時その時の踊り場の状況を見て、組み合わせが変わります。

それによって、音頭取りも囃子方も踊り子も、夜通し徹夜で踊っても、楽しくなる仕掛けです。

「非常に合理的に構成された郡上踊り」という評価もあるようです。

個人的には、一番人気は、アップテンポの「春駒」。

下駄の音、手拍子、囃子・・アップテンポの・・♬七両三分の 春駒 春駒♬





・・今も耳に残っています。

はて・・春駒? 春駒?!

どこかで覚えがある・・と本棚から取り出したのが「百島ふるさと文化史研究会」が、2004年(平成16年)に編集した冊子。

・・あった!!

その中で、7ページにわたり「百島の盆踊りと由来」と、その現状を記録してありました。

各地区の盆踊りの経緯、その出費と気苦労・・そして、最初で最後となった幻の昭和47年8月13日午後8時開始の「第1回百島合同盆踊供養大会」。

泊地区と福田地区の踊りのテンポの違い・・7775拍子、7575調があるとか?

経費の問題、新盆の家の方が会場まで写真を持っていく大変さ、新盆の為に親類を招待している、町民の高齢化、盆踊りという娯楽性の無さ等々、様々な理由で合同供養盆踊りは一回限りで中止になったと記載されています。

御参考までに、「百島の盆踊りと由来」の記事を添付しておきます。







ただただ・・非常に驚いた事実があります。

百島の盆踊りには、昔から受け継がれた7種類の踊りがあって、7775拍子と7575調の2種類があったということ。

そして、百島盆踊りの最後の演目は、「春駒」で終了となっているとのこと。

百島の盆踊り「春駒」は・・どんな踊り、テンポだったのかな?

今日8月16日は、送り火・・京都は大文字焼き、敦賀気比の松原では灯籠流しと花火大会、そして、あの郡上八幡は、この夏最後の「徹夜おどり」。

郡上八幡の町は、あんなに凄い人出にもかかわらず、ゴミが散らかっていませんでした。



また行きたくなるような、清々しい気持ちになりました。

幸福は、遠いどこかではなく、身近に存在するのでしょうね。



春駒・・ランナーズハイです。

https://www.youtube.com/watch?v=qbUZUpUJ_EM
( 動画:郡上徹夜おどり2017.8.14 雨「春駒」)

極楽おおがっそう。

2017年08月14日 | 百島極楽遊園地

珠洲しさや やがて能登なり 大和なる


(百島 極楽遊園地ロケ記念碑から向島を望む。画:藤本重男)

現在の風景、時が過ぎれば、人の風貌も変わるが、景色も変わる。

段々畑が、野となり山となる。





「瀬戸の花嫁♬」がヒットした昭和の時代ぐらいまでは、どこの島々にも、美しい「だんだん畑」が残っていました。

作詞:山上路夫
瀬戸は日暮れて 夕波小波
あなたの島へ お嫁に行くの
若いと誰もが 心配するけれど
愛があるから だいじょうぶなの
だんだん畑と さよならするのよ
幼い弟 行くなと泣いた
男だったら 泣いたりせずに
父さん母さん だいじにしてね

岬まわるの 小さな船が
生まれた島が 遠くになるわ
入江の向うで 見送る人たちに
別れ告げたら 涙が出たわ
島から島へと 渡ってゆくのよ
あなたとこれから 生きてく私
瀬戸は夕焼け 明日も晴れる
二人の門出 祝っているわ

「だんだん畑」・・ほんとうに、「さよならするのよ」となりました。

今は、まったく見ることができません。

明治時代、瀬戸内海の風景を「美しい!」と絶賛した当時の欧米人が、今の瀬戸内海の風景を眺めると、どんな感想を漏らすのかな?

スイスやスコットランドの風景は、よく散髪されています。

「おおがっそう」は、鳥や獣や虫や草木が大喜びする極楽の地かもしれません。

人間は、きちんとした小奇麗な清爽な地を好むのでしょう。

「風雅(が)わりぃから、散髪せぇ」という声が聞こえてくるようです。


禅の教え。

2017年08月14日 | 易行難行修行

「朝から晩まで、幸福と繁栄を求めて、汗を流して働いている。どうすれば、自分の目標を達成できるか? どうすれば、周りの人間と衝突しないで生きて行けるか? どうすれば、自分の中に自信が湧いてくるのか? どうすれば、マイペースで生きていけるか?」

お坊さん、神主さん、神父さん、牧師さん・・皆さん、善いお答えをおっしゃる。

「生、老、病、死」・・苦楽の果てに「真の幸福、極楽浄土」があります。

・・ん?

苦楽の果て・・?

さて、「禅の教え」は、「人工知能(AI)」に限りなく近いものかもしれません。

ある意味において、食欲も金銭欲も、持ち家も身なり服装の心配も、欲望の無いであろう無心の「人工知能」に、幸福となるべき国家予算、極楽となるべき人生の予算概算してもらうとどうなるのかな?

戦争に関わる巨大な予算、武器商人、武器製造業、戦争屋・・幸福も極楽とも無縁となるはずです。

ただ、物事の「美醜」「善悪」という判断基準は、神の力という神秘性を伴い、それを問うものかもしれません。

「自分の目標をはっきり立てて、その目標を達成したイメージをどんどん広げなさい。必ず実現できる。自分で考えて目標を持って生きる」・・道元禅師は、こんな言葉を一切否定しています。

・・心身とは、自意識とのこと。

「自意識を捨てて、もっとおおらかな自然の心、宇宙の生命との共生という心身脱落」を、道元禅師は、説いています。

「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり」



新緑も、紅葉も、波も、せせらぎも・・すべて、自然の姿、宇宙の声だとのこと。

「禅の教え」・・風雅漂うこと也。

身の周りから掃除を始めよ。

洗面も掃除も修行・・曹洞宗開祖の道元禅師の「禅の教え」は、見事です。

・・追伸添えます。

同級生の皆さん・・永平寺に参拝に行こう。

鎌倉時代に生きた道元禅師が、ひたすら仏道を求め暮らした福井の「永平寺」を案内できます。

・・人生は、常に変化するものです。

だから、次の同窓会は、金沢。

その次の同窓会は、鎌倉でね。


山の日。

2017年08月11日 | 百伝。
今日は、山の日。

朝の散歩を兼ねて、近所の山に登って参りました。



久しぶりに、ミニ動物園まで。



子供が、まだ幼い頃には、肩車をして、よく、ここまで走って登ってきたものです。

入園無料の遊園地です。



徒歩約2時間の散歩・・足羽山散策でした。

帰宅後、エアコンの効いた部屋で、青汁、コーヒーを飲んでリラックス。

・・老化現象が始まっている。

お盆休み中、知り合いの家族は、ハワイやらグアム島へ・・大丈夫かなぁ?

テレビを観ていると、因島(尾道市)出身の作家湊かなえさんが出て居られた。

現在、兵庫県の淡路島在住とのこと・・食生活も満足、高級レストランの中で生活しているようだと表現していた。

湊さん、「山の日、自分も山ガールだとのこと」・・人生の視点が地方生活から始まるユニークな人柄がにじみ出ていました。

作家になるための才能は、何時間も何日間も書き続ける忍耐力が一番必要です。

山登りのような努力も必要なのでしょう。

・・原点を思い出すなぁ。

生まれて初めての海外旅行は、グアム、サイパン島でした。

来月からは、尾道で「山と海のアート回廊」という催しも始まるとのこと。

家内をつれて、一緒に、久しぶりに因島や生口島(瀬戸田)も巡りたくなりました。

山の日に「百の島」を思い浮かべました。

盂蘭盆。

2017年08月11日 | 百伝。
迎え火、送り火。

今日の午前中・・手足、目のシビレあり。

大きな病院での健康診断検査を行って参りました。

待合時間、高校野球甲子園第1試合・・石川県代表日本航空と千葉県代表木更津総合の対戦を観ていました。

九回表裏の攻防でイメージしたのは、石川県能登半島と千葉県房総半島は似ているなぁ・・琵琶湖と淡路島みたいだ。

お隣りの富山県と神奈川県もかたちが似ているなぁ。

そのお隣りの新潟県は、明治半ばまで、日本で一番人口が多かった地域でした。

当時(明治16年1883年)の本籍人口調査によると、1位は新潟県、2位は大阪府、東京府は14位でした。(因みに、広島県は8位。)

その後の人口動向、日本の地方からの東京への人口流入は、著しい極みの増加です。

最近、裏日本という言葉を見つけることはないですが、太平洋側が表日本と呼ばれるようになったのは、明治半ば以降なのでしょう。

江戸時代、太平洋側に暮らしていた人々は、大海の水平線の向こうに何があると感じたのでしょうね。



陽出ずる国の「火の玉」のようなものが東の海から昇り、西の海(西方浄土)へ沈む。

「地球は丸い」・・と思ったのかな?

北朝鮮とアメリカが、日本というテーブルの上でトランプゲームをしているかのような様相・雰囲気です。

「火の玉」の応酬は、いい迷惑です。

午後のランチ・・大戸屋で。



スマホで大戸屋の同族企業に関する記事を読んでいました。

大戸屋の創業者は、ぼくと同年代で、数年前若くして亡くなりました。

親族経営というのも大変です。

実は、日本経済の基盤を支えているのは、同族企業です。

経営努力成長、利益追求、社会的存在貢献・・例えば、地方を代表する企業ならば、その地域の文化を守る使命感も必要となります。

それが、国家という王朝のようなものになると・・国民生活向上、権力強化、大きな振る舞い、威厳を整う言葉が先走るようです。

北朝鮮も然り・・裏舞台から表舞台に立ち肥満膨張を続ける心身も健康診断を受けているのだろうか?

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者 必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし・・平家物語」

迎え火、送り火。

今日の診断結果・・大したこともないけど、よくもありませんでした。

今週末の百島へのお盆帰省、お墓参りはあきらめて、来月、もしくは翌々月に変更です。

大戸屋の「ごはん」・・リーズナブルな価格で、健康的で、美味しいよ!

合掌。

アロハ!

2017年08月07日 | 千伝。
福井で暮らし始めた頃、ご近所には楽しい御仁が居られました。

いつも、ハワイのアロハ・シャツを着て、ゆるりゆらりと自転車を漕いで、駅前の商店街にあるご自分のお店へ通勤。

「よっ!」と片手を挙げて、いつも挨拶をしてくれる陽気なアロハおじさんでした。

人を楽しくさせてくれる、面白い深い含蓄もある、踊り上手なアロハおじさんでした。

もう亡くなって、何年になるかなぁ・・。

「福井の花火も、福井の桜も、日本一だ」と常々言っていた福井のアロハおじさん。

「県内でさえ、福井花火よりも、三国や敦賀の海中花火の方が、スケールも大きいのに」と思っていました。

その福井の花火大会が、先週末行われました。



その日、あのアロハおじさんの奥様のお通夜が執り行われることに。

勿論、参列させていただきました。

帰宅後、少し花火を鑑賞しながら散歩。





花火は、これぐらいの規模が、いちばん好いかもしれません。

・・あの世へ、みんな必ず逝くんだよね。



福井の花火は日本一・・確かにそうかもしれません。

そう、福井の桜並木も日本一です。

福井ファーストです。



天国で、蝶が舞うような踊りをしながら、アロハのおじさんは大好きな奥様と久しぶりに会えて喜んでいるはず。

合掌。

・・アロハ!

平和式典のあと。

2017年08月06日 | 空木宝剣
ヒロシマの 渇きを浸せ 水柱



歴史は、戦争で彩られ、血で書かれてきた。



未来は、平和で彩られなくてはならない。



その為には、剣よりも強い「世界平和スクール」とも言うべき「一本のえんぴつ」を、広島に立ち上げる時か。





平和とは8時14分で時間を止める事。



現在は、地獄前何分を時計は示しているのだろうか?



夏本番

2017年08月06日 | 空木宝剣
砂浜に 寄せる年波 夏の勢

世界人口は、70億人に達したとの事。
中国が13億4800万人。
インドが12億4200万人で2位。
少子化の日本は、1憶2700万人で10位。
体温36度。
70億人には70億人の熱量がある。
この熱量をエネルギーに変えない手はない。
8月3日、第3次安倍改造内閣発足。
国会の中の数の力は、コップの中の嵐。
砂の数や星の数には、とうてい及ばない。
地球磁石の夏嵐。