親戚の藪の丘のおじさんは、90歳過ぎてもバイクに乗っていました。
父も母も、80歳過ぎてもバイクに乗っていました。
自転車を含めて、二輪車はバランス感覚を維持するための健康法には間違いありません。
より確実な長生き長寿を願うのであれば、一年中冷暖房完備、栄養バランスが整った三食付の高齢者施設に入居する事です。
入居の際は、年金受給額等の収入証明書、諸々の書類提出が必要となります。
施設というのは、若い時期ならば、教育教養、自立精神、未来に向かう寮生活に映ります。
一方、高齢者施設は、今まで生きた生活感覚を尊重、安心安全な生活を第一とします。
施設内の生活といえば、きょういく、きょうようが、極端に少なくなります。
今日行く場所も今日用事が無くなると、未来よりも過去の時間軸が中心となります。
同じ事ばかり話す、長~く生きると、その証として認知症が進むのも道理です。
加えて最近は、保証人であるご家族の方から、金銭的にもっと安価な施設に移れないか、という要望が増えています。
高齢者施設、いろんなタイプ、入居費用も様々、千差万別です。
加えるならば現実問題として、団塊世代の多くの年金生活者から、経済的な理由で施設に入れない介護難民の大増加が深刻な社会問題となるのは、すぐ近い将来だという事実です。
団塊世代が要介護の後期高齢者となると、老人も大型化、権利要求、理論的バワハラ言語も増えて、女子力が中心の日本の介護現場は更なる疲弊をするのは必定となりそうです。
訪問介護やら通所デイという福祉サービスもありますが、介護難民という社会問題の根本的な解決とはならないでしょう。
認知症になると、買い物難民になる、食事介助が必要となる。
寝たきりになると、生活維持、家庭内介護は大混乱。
独身者は、どうなる?
されど、経済的に高齢者施設への入居は困難、狭き門。
必ず要介護高齢者になる、独りトイレにも行けない。
必ず天災、大地震は来るのと同様です。
安全な居場所は、何処?
田畑のある田舎よりも、間違いなく都会、都市生活者の方が社会生活弱者となるような気がします。
どうする?日本社会です。
日本政府は、地方重視しながらも、東京一極集中を維持。
企業に賃上げを要請しながらも、IT時代に向けてリ・スキリングによる大転職も薦める矛盾政策。
非正規労働者は、どうなる?
少子化対策として、異次元の大盤振る舞いの3兆円予算政策。
日本に生まれたならば、高齢者になっても健康的、経済的にも安心できる最低限の社会保障のある生活を❗
北欧社会並みの、将来への不安が少ない安全社会、そんな国に生まれたい❗
日本は、明日から祝日のない六月水無月。
ドラえもんのストーリーの中。
6月には祝日がないので、のび太君が、6月2日を「ぐうたら感謝の日」を制定したとか。
当日は、職場での健康診断日。
高齢者になると、毎日が、ぐうたら健康診断日です。
今の日本国、ほどほどに生きて、あんまり長生きしたくない社会です。
どうなる? 日本。