百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

ザック・ジャパン

2014年06月26日 | 百伝。
近頃は、キリンのスポーツドリンク 日本代表Go!Go!Go!を飲みながら、応援していましたが・・



昨日の対コロンビア戦・・ザック日本は、残念な結果に終わりました。

10対4ぐらいで、日本が勝っていても、おかしくない試合でした。

サンフレツェ広島の青山選手を、いくら「蛍」が光る夏の時季だとは言え、後半の時期に変えるべきではありませんでした。

あの守備優先の選手交替(交代)から、一気に点を取られてしましました。

ザック監督の退任表明は、仕方ありません。

初めて決勝トーナメントに進出を果たしたギリシャは、よくがんばりました。

ザック監督をはじめとして、日本チーム代表の皆さん・・お疲れ様でした。

こんなに時こそ、是非、百島へ来ていただきたいものです。

元気がでることまちがいのない島!!

百島が、いつか、日本代表のキャンプ合宿が可能な地となれますように。

ザック・ジャパン・・この四年間、夢を、ありがとう。

きのう見た咲く花。

2014年06月21日 | 千伝。
紫陽花・・この花を好きだという人には、親密感を覚えます。



はじめて、紫陽花を見て「癒し」を与えられたような記憶があるのは、まだ幼稚園児になるか、ならないかの・・まだ幼な子の時でした。

場所は、あとで調べると、広島・宇品港の沖合いに浮かぶ金輪島という小さな島でした。

父の乗った船が、金輪島のドッグに入って、その宿舎に行ってたのでしょう。

その宿舎に入る石段に、美しい紫陽花が咲き誇っていました。

立葵・・・この花を好きだという人には、憧憬感を覚えます。



はじめて、立葵を見て「異国情緒」を認識したかのような記憶があるのは、大人になってKEW(キュウ)王立植物園で散策していた頃でした。

昨日のサッカーW杯の日本対ギリシャ戦。

何故、意気消沈するのか・・分かりません。

引き分けでしたが、日本代表チームを責めるべきではありません。

後半戦、一人少ない10人になって戦い、必死の形相で守り切ったギリシャの選手達を讃えるべきです。

ぼくは、紫陽花と立葵が、戦っているかのような花のイメージが浮かんできました。

とても、いい試合でした。

解説のサッカー専門家も、言っています。

「引き分けで、よかったのです」

もし、日本が、勝っていたならば・・。

日本は、勝ち点3。

ギリシャは、勝ち点0で、予選敗退。

これで、コロンビア(勝ち点6)とコートジボワール(勝ち点3)、そして日本(勝ち点3)の三つ巴の戦いになっていたとか・・。

しかも、予選敗退のギリシャはモチベーションは無く、どうしても勝ち点6が欲しいコートジボワールに勝てないだろうとのこと。

そして、25日の結果によって、日本、コロンビア、コートジワールが、共に勝ち点6になった場合・・得失点差で決勝トーナメントに進出するのです。

だから、コロンビアは、日本に対して、負けないゲームに持ち込むのは目に見えていました。

しかし、昨日の日本とギリシャ戦の引き分けによって、コロンビアは決勝トーナメントへの進出が決定しました。

25日の対日本戦は、コロンビアにとって勝ち負けは二の次、調整のための消化試合で控え選手を多く起用するとのこと。

さらに、勝ち点1のギリシャは、昨日同様に、必死の形相で、コートジワールに戦いを挑むことでしょう。

・・と、あるサッカー専門家のお話でした。

さて、どうなることやら?!

25日の日本対コロンビア戦、ギリシャ対コートジワール戦のゲームが、楽しみです。

紫陽花も立葵も・・がんばれ。

でも、これ以上・・必死にがんばっているのに、ガンバレは、キツイことかなぁ。

いい試合を見せて欲しいなぁ・・。

大きく、美しく、花咲くように。

百の花束を!

2014年06月19日 | 百伝。
Out of Rosenheim ・・ローゼンハイムからバグダッド・カフェ。

若い頃は、「長い目で考えろ」とか言われ、逆に「長い目で見てください」とか・・よく言ったものです。

還暦近い年齢になると、その「長い目」の言葉も様変わりします。

パソコンの画面を1メートルぐらい離れて見ると、よく見えるのです。

ワールドカップたけなわのブラジル・・治安が悪いなぁ?!

ましてや、ウクライナ、もしくはシリアやイラクで生まれ育っていたならば、おそらく、この歳まで、生きていなかっただろうと考えるのです。

いくつ命があっても足りないかなぁ?!

・・日本に生まれたことに感謝。

還暦すぎての余命の人生を想い巡らしながら、その準備のために通信制大学生として「社会福祉学」を学べるのも日本に生まれたからだと実感するのです。

アラブの春には、未だ遠い中近東の世界です。

イラクの首都バクダッドに迫る危機・・大丈夫だろうか?

かと言って、ドバイ界隈の超高層ビルやら超斬新なデザインをした建物を見ていると人類の未来世界にも映ります。

石油が枯渇して、あと100年後には、ゴーストタウンにならないことを願います。

日本の未来を担う「エネルギー基本計画」も、実のあるものになって欲しいものです。

その日本においては、昨日18日は「地域医療・介護推進法」が成立しました。

これからは、国のシステムよりも、地域(自治体)のシステムによるサービス内容、その課金体系の地域格差も、どんどんと拡がるようです。

東西冷戦時代の頃、当時、西ドイツが制作した映画「バグダッド・カフェ」を思い出しています。

西ドイツの田舎ローゼンハイムから来た肥満の女性が、アメリカを旅行中に夫婦喧嘩をして別れて、独り・・ラスベガス近くの寂れたカフェに辿り着き、そこを舞台に人間関係に少しづつ変化が起こる物語です。

人間の善意あるコミュニケーションを、ほのぼのと実感した記憶があります。

そして、もうひとつ・・。

「知的障害、天才とは何か?」を深く考えさせてくれた「アルジャーノンに花束を」。

干支がネズミだった父が、生前「ねずみは、いつもモルモットの実験台になって、かわいそうだ」と言ってた言葉が甦ります。

その著者ダニエル・キイス氏のご冥福を祈ります。

銃弾よりも花束を!

きのうを振り返る道

2014年06月16日 | 千伝。
昨日は、小山なのか、小島なのか・・その頂上まで登って参りました。



頂上から見た風景です。



昨日のサッカーW杯の日本対コートジボワール戦。

解説のサッカー専門家は、言いました。

「アフリカ人は、後半戦になると集中力が途切れるので、後半、日本の得点チャンスとなります」

・・??

それなのに、何で?

・・2点も取られるんだよ!!



もうひとりのサッカー解説者は、言いました。

「高温多湿は、日本にとって有利です」

アフリカの方が、高温多湿だろう!!



昨日は、父の日でした。

広島カープ・・よかった!!

1軍と2軍を往復している状況の背番号49の天谷宗一郎選手の活躍、火付けから、10連敗から逃れました。

天谷クンの背番号変えた方がいいのでは?

それでいいののなら・・四苦八苦の状況から、疾駆して欲しいなぁ。

昨日は、天谷クンの故郷の道を走りました。


チベット 天空の湖

2014年06月12日 | 千伝。
今朝、NHKBSで、10年前に放送された「チベット 天空の湖」の再放送を観ていました。


(写真提供:NHK・BS)

富士山よりも高い、標高5000メートルの天上に生きる人々の言葉です。

「我々は、豊かではないが、貧しくもない」

確かに、チベットの何も無い世界での生活が、貧しく映らないのです。

肉体は、武器にもなり、楽器にもなる・・と誰かが言っていました。

付け加えると、肉体は「乗り物」だと確信してしまうと、何となく腑に落ちます。

心とか、精気が、主人公で、肉体は、単なる「乗り物」かもしれません。

「生きる」ということは、肉体という「乗り物」を手入れしないと、遠くまで上手く安全運転できないかもしれません。

人生航海、人生行路を歩む・・。

遠くまで行きたいのならば、自分という「乗り物」の手入れをしないとね。

「チベット 天空の湖」を観ての感想です。

ミツバチと自転車

2014年06月11日 | 百伝。
最近、物忘れが、ひどくなっています。

人の名前さえも・・困ったものです。

・・何か書こうと思っていたのに、何を書こうか、すっかり忘れています。

最近・・と言っても、昨日と今日のこと。

気になったもの、驚かされたもの等々・・書いています。

ミツバチは、環境指標生物だそうです。

とりわけ、大都市間でのミツバチ・プロジェクトを推し進める地域興しが増えています。

ミツバチの住める都市は安全な都市だそうです。

つまり、安全の指標となるようです。

昨日、テレビを観ていると・・とあるミツバチ・プロジェクトの代表者が、取材を受けていました。

その方・・??

この方・・?!

・・かつての僕の上司でした!!

元気そうで何よりです。

・・非常に大きなハッピー気分になりました。

・・感謝感激。

はちみつ・・元気の源?

自転車は、環境指標乗物かもしれません。

尾道と今治間のしまなみ海道は、サイクリングの聖地となるような地域興しが活発のようです。

ぼくが暮らす福井には、競輪場もあり、いくつかの高校に自転車部もあり、郊外に行くと、よく様々なサイクリストと出会います。

若い頃、僕も少し自転車に乗っていた時季もありました。

泊地区の我が家から福田桟橋まで、5分間前後で走っていた記憶があります。

調布を起点に多摩川沿いに羽田空港や奥多摩湖まで走った思い出があります。

英国滞在中のサイクリング行程。

サウザンプトン ~ ソルズベリー ~ ストンヘンジ ~ バース ~ オックスフォード ~ ウィンザー ~ ロンドン・ブライトン往復 ~ セブン・シスターズの白い絶壁・・楽しかったなぁ。

はちみつが、走るための幸福と元気の源を与えてくれるかもしれません。

若さも強さも美しさも

2014年06月08日 | 千伝。
前々から、観に行きたかった映画「マンデラ 長い自由への道」を、やっと観ることができました。


(写真提供:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン)

ぼくが、南アフリカのネルソン・マンデラという人物を知ったのは、1987年の英国滞在中の頃でした。

毎日のように投獄中のネルソン・マンデラ氏が、メディアで頻繁に登場するのです。

この人物は、何者・・?!

サーチャさんは、マンデラ氏をテロリストと呼んでいたこともあるそうです。

当時の世界は、ソ連はゴルバチョフ、米国はレーガン、英国はサーチャという時代です。

南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)対して、世界の批判が集中している頃でした。

日本のメディアは、彼のことをほとんど取り上げていませんでした。

南アフリカでの日本人の地位は「名誉白人」として処遇されているという妙な誇りを報道していたぐらいです。

ネルソン・マンデラ氏・・ほぼ27年間の獄中生活を経て、71歳で釈放。

釈放後の南アフリカは、いつまでも暴動、殺戮事件の絶えない社会でした。

若き頃のマンデラ氏は、女性遍歴も多く、白人支配下の社会に対して、「服従」か「闘い」かを声高く叫んでいました。

そのマンデラ氏が、「赦し合う」というメッセージを国民に投げかけた時には、鳥肌が立つような感動を覚えました。

その後、南アフリカ大統領に選出されたのです。

肌に色の違い・・人種差別。

初めて、外国人と話したのは、いつだっただろうか?

初めて、黒人と話したのは、いつだっただろうか?

同じ人間なのです。

マンデラ氏が、幼い頃に過ごしていた故郷で、その村の長老から子供たちの向けられた言葉が、映画の始まりと終わりに使われていました。

・・深淵な言葉です。

「若さも、強さも、美しさも・・・おまえたちのものではない」

木曜ドラマ

2014年06月05日 | 千伝。
今朝のNHK朝のドラマ「花子とアン」。

「はな」の妹「もも」が、初恋の相手「あさいち」に片思いの恋心を告白して、北海道へ嫁ぐ決意。

初恋の相手「あさいち」は、姉の「はな」へ片思い・・それを知る妹の「もも」の純真さが光りました。

日曜日の英国の貴族の館を舞台にしたとあるドラマの姉妹とは、大違いです。

午後、NHKラジオを聴いていると、ヴォーカルグループのル・ヴェルヴェッツが、ゲスト出演。

ル・ヴェルヴェッツというその名を初めて知りました。

ヴォーカルグループだけあって、実に声が響き巧いです。

5人全員が音楽学校出身で、全員身長180センチ以上で、全員ルックスもよいみたいです。

なかなかの有望株です。

驚かされたのは、彼ら・・ル・ヴェルヴェッツの目標(夢)は、2020年の東京オリンピックの開会式に新しい国立競技場で、国家「君が代」を歌うことだそうです。

こういう夢をカタチにするのには、今から、声を出して言わないとね!

素晴らしい目標です。

5人の中に、一人に福井県出身の方がいました。

黒川クン・・がんばれ!

夜、木曜時代劇「銀二貫」最終回・・深い物語でした。

武士の子から、商人の子へ。

幼い二人が、やっと結ばれる。

寒天、羊羹・・商品の売り方。

ロケ先に京都の大覚寺が映っていたのもヨカッタです。

大坂商人の極み・・「始末・才覚・神信心」。

海山資本主義

2014年06月01日 | 百伝。
映画「マンデラ 自由への長い道」は、息子と一緒に、後日観に行くことしました。

今夜は、NHK・BSのBiz+サンデー特集「里山資本主義が日本を変える!?」という約100分番組を観ていました。

全国放送で初めて「里山資本主義」を取り上げたとのこと。

ゲストは、藻谷浩介さん(日本総合研究所・主席研究員)と星野佳路さん(星野リゾート代表)。

島根県の石見銀山の古民家から生中継・・日本各地の取り組みを紹介していました。

千葉県佐倉市の不動産業者、岡山県の林業、尾道帆布・向島の立花テキスタイル、福井県池田町の取り組み、兵庫県養父市の農業等々。

いちばん興味深かったのが、鳥取県大山町への移住者増加現象でした。

大山を中心とした「ど~んとした風景」がよいのでしょう!?・・Iターンの方が多いのです。

やはり、いちばんの地域の宝は、人材なのでしょう。

よき人材無くして、よき地域復興無しです。

地域の宣伝、広告、営業力も必要です。

地域間競争は、ますます激しくなるのでしょう。

そして、田舎や地域ブランドとは、地元意識の強いプライドかなぁ!?・・よい譬えを挙げていました。

小藩の津和野藩は、隣りの大藩の長州藩に伍するために、福祉や文化政策を重用して森鴎外や西周を輩出したとのこと。

振り返って、今の百島は、百島診療所スタッフ、アートベース百島のスタッフのIターン組の踏ん張りに感謝です。

なぜ、百島?!

どうして、百島?!

じゃ、百島って、どういう所?!

それじゃ、百島に行ってみようか?!

いいね、このまま、百島に住んでみようか?!

こういった疑問やら、ちょっとした好奇心を、百島から発信できる人材が、地域の宝なのかもしれません。

里山・・海山資本主義は、今、生きている暮らしの誇り(時間)を売りにできること。

今、生きている暮らしの資源(空間)を買いに来てくれること。

そして、人間という資本力です。

里山・・海山資本主義は、ある意味で人生の居住満足感達成のための競争ビジネスかもしれません。

自由への長い道

2014年06月01日 | 千伝。
・・昨日のNHKテレビの「2025年問題 医療」というスペシャル番組。

結論先にありきとして「団塊の世代の方々は、一人でも健康でいて暮らして欲しい」ということかな?

後期高齢者になり、認知症やら寝たきりになると、「自由裁量」という判断が狭まります。

要は、「生き方」と「死に方」なのです。

在宅介護と言えば・・理想ですが、家族のどなたが担当されるのでしょうね?

都会生活の独り暮らしの方は、どこへ、終の棲家を決めればいいのでしょうか?

その準備・用意のための経済的な余裕は、ありますか?

麦の稲穂は、間もなく刈られて、米の稲穂は、これから育ちます。

その命の糧となる生産を繰り返し、延々と繋いでいくのが、人間の営みです。



このフィールドを駆け抜けたい・・。

今夜・・時間に都合がつけば、映画「マンデラ 自由への長い道」を観に行きたいです。

百島スイム・ピクニック

2014年06月01日 | 百伝。
一昨日、大勢の皆さんが、百島へ泳いで来られたとのこと。




(写真提供:株式会社オーシャン・ナビ)

東京から、二泊三日で「しまなみ海道」を、サイクリング&スイムピクニックの行程です。

よく練られたスケジュールだと思いました。

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【日 程】5月30日(金)~6月1日(日) 2泊3日
【スイムピクニック】
尾道市の「境が浜マリーナ」 ~ しまなみの離島「百島」(約2km)を往復します。
もちろんサポート船の乗り降りは自由。疲れたら船に乗って休み、また泳ぎたくなったら海に入るなど、自分のペースで泳いで下さい。
【サイクリング】
2つのサイクリングコースを設定します。
Aコース:しまなみ海道全線走破コース しまなみ海道全線(約70km)を走破するコース 
Bコース:のんびりいいとこ取りコース しまなみ海道のいいところだけを景色を楽しみながら
     おいしいものも食べつつゆったり走るコース(約40km)
●6本の橋の通行料として500円が必要となります。
●自転車は持参(郵送)でもレンタルでもOK。
レンタルの場合は、ロードバイク・クロスバイク・マウンテンバイク・ママチャリ等があります。早い者勝ちなので、ご希望のバイクをご指定ください。レンタル料はタイプにより1500円~5000円です。
【宿泊】
<1泊目>ONOMICHI U2ホテル (http://onomichi-u2.com/)
3月26日にオープンしたばかりの、国内初、自転車に乗ったままチェックインできるホテル。全室自転車持ち込み可能。
<2泊目>神石高原ホテル (http://www.jinsekikogen.jp/)

主催者は、オーシャン・ナビ http://www.ocean-navi.com/info/event/140125151353.html

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とりわけ、百島へのスイムは、旅客船のスケジュール等々、その調整は大変だったと思います。

常石グループとの協力なども必要だったと思いますが、感心します。

百島を取り込んだ・・こういったイベント企画は、個人的にも嬉しくなります。

皆さんの無事帰京を願いながら、次なるイベントが楽しみです。

感謝。