百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

取引

2006年01月26日 | 千伝。
信用取引と先物取引は、同じ事で、投資ではなく投機(スペキュレーション)です。

投資とは、企業に資本投下して、その見返りの配当などを期待するものです。

投機とは、目先の値動き(トレンド)を利用して、一定の担保(証拠金)を収めれば市場参加できます。

が、証拠金の半額相当額が、損失計算になったとたんに、翌営業日正午までに損計算分を埋めなければいけません。

これを追加証拠金(追証オイショウ)といいます。

今回のライブドアの大暴落、連続ストップ安で、大量の損失を出した人が相当存在するはずです。

逆に、東京地検が査察に入る前に、空売りをかけた人がいたら、大儲けです。

そんな人がいたとしたらインサイダーでしょうが、売建ちも買建ちも両方出来るから、売りから始めたら下がれば儲け、上がれば損・・ということです。

買いしか知らない素人が手を出すと、手痛い大やけどをするという教訓でしょう。

主婦が相場に手をだしている様子がテレビで報道されたら、暴落の兆しのセオリー通りでした。

稚拙な言葉

2006年01月24日 | 千伝。
ホリエモンを見ていると、短期間に多くを得て、多くを失うという起伏の激しい運勢にもてはやされているように思えます。

人間は多くを得た時に歓喜し大事なモノを失ったり奪われたりした時に涙するようです。

改革、革命、戦争といったものは、世の中の構造を変えることです。

当然得るモノ、失うモノが大量に発生します。

昨年の選挙においても、自民党内でも新旧交代が目立ちました。

経済界でも、ライブドアーが経団連に入ることが決定していました。

武部幹事長などは、すでに金を握らされているのかと思ってしまいました。

今回の騒動の一因として、小泉構造改革が手助けし政治資金の調達も、行く先には、ライブドアーのようなIT関連にスイッチしようとしていたに違いありません。

何でも、ほどほどが善く、人間は、事が順調に進むと傲慢さが台頭するので困ります。

「金があれば、なんでも買える」という稚拙な言葉を吐くようになります。

偽装

2006年01月24日 | 千伝。
人の運命というものは・・。

六本木ヒルズの森タワーが2003年にオープンしてたったの足掛け3年。

ヒルズ族という名前も、世に定着した。

森タワーは子供が回転ドアーにはさまれて死亡するし、出足から縁起のよい建物ではなかったが、日本一注目されるビルには違いなかった。

ただ、急成長のほかのヒルズ族も、おそらくホリエモン同様の手法なので、たたけば埃でしょう。

おそらく、今は自主監査をやって、戦々恐々の時でしょう。

ホリエモンのように株を100分割までしたのは、そんなにいないかもしれないが、時価総額が高くて、実態の伴なわない錬金術では、30億のジェット機は購入出来ても、株主には配当できず。総会で泣いて侘びをするはめになった所以でしょう。

儲かっても無いのに、株価が上がるからお金ジャブジャブ。

これは、儲かる投資があるからといって出資させ、その金を見せ金に、新たな新規客を募る詐欺を、株式市場という大がかりな舞台でやったようなもので、規制緩和が一役買ったところも事実でしょう。

ライブドアの株券は、有価証券の価値はないと東証が決めたことで、現物株を担保に、信用取引をやっている人は、現金か他の有価証券で埋めねばいけません。

それが出来なければ、手仕舞いしなければいけません。

マンション偽装問題、ホリエモン。

ひょっとしたら小泉さんも偽装政権だったかも知れません。

凸と凹

2006年01月20日 | 千伝。
昨日は、2つのセミナーを受けた。

それぞれに教訓を受けた。

ひとつは、ネットワークシステムの類のセミナーだが、昨今のライブドア問題やら東証の欠陥システムに関連している。

今朝のテレビで、若い作家が面白いことを言ってた。

「ライブドアは、高速道路での渋滞中に、その横の路肩を走り抜ける車のように見える」。

東証システムの欠陥やら耐震偽造事件の検査機関の欠陥・・。

0か1かのデジタルのITシステムは、正直だ。

もうひとつは、ストレスに関する講話を聞いた。

日本の自殺者は、1998年以降、7年連続、毎年3万人を超えている。

自殺未遂者になると、すくなくとも、その10倍、つまり30万人強となる。

日本の10万人あたりの自殺率は、24.1人。

世界第3位。先進国では、第1位である。

日本の自殺者が増えたのは、1995年以降、急激にである。

それも男性ばかりである。

1995年と言えば、WINDOW95が登場して、地球上の世界が、インターネットでの繋がりが大幅に繁殖増幅した年である。

白か黒かのデジタル世界は、人間の弱い感情部分を、さらに蝕む(凹)。

曖昧でファジーなアナログ世界は、人間の強い情感部分を、膨らませる(凸)。

用事

2006年01月17日 | 千伝。
昨日の日記、何かの手違いで削除してしまいました。

昨日、「超図解 パソコン用語辞典」を購入。かなり、ぶあついです。

いつも携帯して暇があれば、ペラペラとページをめくるつもりです。

帰り道、雪の小山から車が現れて、びっくり。(笑)