来年3月から、百島へ新しいフェリーが就航されるようです。
船名は、「百風(ももかぜ)」とのこと。
(写真提供:FMおのみち)
~以下、FMおのみち・・百風の進水式取材記事抜粋~
福山市沼隈町常石の備後商船が尾道・百島・常石航路で運航する「フェリーびんご」が建造就航から25年が過ぎ老朽化したことから尾道市が3億5000万円を掛けて昨年度から事業を進め今年2月に発注。
全長38.12m、幅8.9m、総トン数は160t。旅客定員は150人で、普通自動車4台、10tトラック2台を搭載できます。
現在は、車両はバックで乗り込んでいましたが、「百風」は両ランプ式で、前進で乗って前進のまま降りられるようになります。
また高齢者の利便性から1階甲板にも客室を作りバリアフリー化につとめています。
船の名前は百島小・中学校の児童生徒に候補を出してもらい、地元代表者らで審査した結果、百島中学3年の武田竜介くんが「百島に新しい風を吹かせる」イメージで考案した「百風」が採用されました。
船体は「アートベース百島」がデザイン。
瀬戸内海の海と風、太陽を色で表し、風を受けて回るかざぐるまの羽根をイメージ。
赤と青のハーモニーで躍動感を感じられるようにと、青と赤の様々な大きさの半円形が描かれています。
進水式で平谷祐宏市長が命名書を読み上げて披露。
藤本友行市議会議長が支綱を切ると「百風」が尾道水道にゆっくりと滑り降りていきました。
「百風」は市が建造し備後商船に無償貸与する公設民営の航路となります。
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平谷祐宏尾道市長をはじめとして、関係者皆様のご尽力に、感謝の一言に尽きます。
来春には、乗船したいですね。
この「百風」・・尾道から鞆の浦までのサイクリングルートをも新規開拓をする航路になるかもしれませんね。
心地よい新しい「百の風」が吹きますように。