百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

デラシネ

2008年06月18日 | 千伝。
今日は、半年ぐらい前から考えていた二件のビジネスアイデアを草案という形でまとめました。

なかなかの発想・・ぐぅ~です。我ながら自画自賛です。

つい、欲が出てしまい・・目ぼしい企業に直接提案、あるいは自ら海外へ委託生産、特許・商標の申請等々・・道楽の営業活動も縮小傾向にして、ターゲットを絞り込んでゆこうと思案中です。

ただ、すべて自分の趣味の範囲ですから・・誰かが喜んで小生のアイデアを活用してアレンジしていただき、少しでも社会・地域おこしに貢献できる方向になれば、それで十二分満足すべきだと言い聞かせています。

ところで、岩手・宮城内陸地震で地域おこしのアドバイザーだった二人の北陸関係の方が亡くなられておりました。

駒の湯温泉で亡くなった麦屋弥生さん(48)は、金沢市在住の地域観光アドバイザー、岸由一郎さん(35)は、鉄道博物館(さいたま市)学芸員(福井県立藤島高校出身)でした。
お二人とも、各々の分野では、よく知られていた存在であり、ほんとうに惜しい人材を亡くして残念でなりません。合掌。

「地域おこし」そのものが、新しい国家興隆(国おこし)と繋がるはずなのに・・そろそろ、日本は、世界への上目遣いを止めて、地方からの目線で政治経済の動向を世界にアピールして欲しいものです。

我々の子供の頃の日本の義務教育の方針は、「踏まれて散る花よりも、踏まれても根を張る雑草の如く生きろ」ではなかったのではないでしょうか・・。

週末は、実家での「草むしり」に専念する予定です。

草むしりを怠ると、草かりのような状態となるのが、田舎の状況です。

デラシネ(根無し草)のような生き方(政策・地域おこし)の草花が咲き競いながら、いつまでも枯れるのを忘れているかのような少子高齢化社会・現在の日本です。