百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

別れの日

2008年03月31日 | 千伝。
「桜の花盛りを見ると・・昔から、わたし、気が滅入るように落ち込むんです・・」

・・とあの人は、言った。

お互い、出会えたことを一生忘れない・・と精一杯の笑顔と澄まし顔。

あの人の過去は、知らない。

封印した過去なんて、どうでもいい。

ままならない今が、辛い。

訣別の言葉を贈りたいです。

強い気持ちであれ!