百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

大審問官

2008年03月02日 | 千伝。
今日、ある雑誌を読んでいると・・成る程と思ったこと。

いい加減は、良い加減だとか・・。

つまり、自殺しないための精神状態が健康である基準です。(笑)

・ウソがつける能力があること。
・いやなことはしない、またはあとまわしにする能力があること。
・独りでいられる、または2人でいられる能力があること。
・注意散漫になれる能力があること。
・陰口や噂話をする能力があること。
・いい加減になれる能力があること。

そう、怠惰は、健康な精神状態の必要十分条件の大事な要素なのです。

そう言えば、心が鬱状態になる方は、物事に対して、尊敬できるぐらい、ほんとうにきっちりとしている方が多いです。

人生や生き方には、正しい答えも間違いもない・・そう感じました。

それでも経済的に自分の収入や稼ぎの話題になると、悲しい哉、精神が悲観的に不安定になるのがグローバルな現代社会のようです。

「人は、自由を得るためにパンを食う、そのためには奴隷にもなる」
(ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟:大審問官の章」から抜粋)

彷徨感覚

2008年03月02日 | 千伝。
独り・・ブラ~と車で出かけてしまうことがあります。

昨夜も、ふと一杯の珈琲を飲むために琵琶湖湖畔まで出かけてまいりました。

若い頃は、もっと衝動的に、独り海外へ出かけたり、はたまた山に登ったり・・
思い出せば、危険で甘美でキリが無い限り行動範囲が広かったな・・。

・・こういう放浪癖は少なくなったものの、彷徨癖は、一生直らないかもしれない自分の特技ではないかと良い方向で考えています。(笑)

でも、もう年齢が加齢とともに、ときめき感、わくわく感が、薄れてゆくのも自覚しています。

心が折れそうな時、勇気とか元気をくれる人が、大事な人です。

徘徊老人になるまで・・(笑)
・・ずっと、いつまでも大事な人でありたいものです。