薄雲御所・慈受院門跡（2012年1月21日参拝）

所在地：京都市上京区寺之内通堀川東入百々町540
宗派：臨済宗
御本尊：阿弥陀如来
創建：1428年
開基：慈受院浄賢竹庭尼（日野栄子）


【由緒】
古よりは薄雲御所又は烏丸御所、竹の内御所と呼ばれており、
足利義満の子息足利義持（足利4代将軍）の正室日野栄子（慈受院浄賢竹庭尼大禅師）が、
亡夫の遺言により天皇家の菩提を弔うため建立したと伝えられています。
その後、宮家、摂関家から住持し尼門跡となり伏見宮息女も入寺した由緒ある比丘尼御所です。


【山門】




山門の前は駐車場になっていて、
5台分ぐらいは表千家専用の駐車場になっていましたので、
茶道との繋がりも深いようですね。

普段は非公開ですが年に一度は特別公開があるようです。


【毘沙門天堂】


日本三体随一といわれる毘沙門天像が祀られています。
後小松天皇の持仏だったそうです。


【稲荷大明神】



【大日如来、地蔵尊】


珍しい組み合わせで一緒に祀られていました。


【十三重塔】


立派なものでした。


後で調べてみると御朱印がいただけるようです。
門戸が閉じられていると寺院は大概ご朱印は無いだろうという先入観がありました。（＾＾；