Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

善通寺・東院(2014年7月6日参拝)

2014-07-29 | 四国八十八箇所
香川護国神社の御朱印を書く人がまだ出勤していなかったので、
車を停めさせていただいて歩いて善通寺へ。

近いと思っていたが、15分ぐらい歩いたのでちょっと後悔した。(^^;

ちなみに善通寺の駐車場は有料の200円でしたから、
車で行ってもよかったな。(笑)


所在地:香川県善通寺市善通寺町三丁目3番1号
宗派:真言宗善通寺派
御本尊:薬師如来
創建:(伝)大同2年(807)
開基:佐伯善通
札所:四国八十八箇所、真言宗十八本山


【縁起】
五岳山 善通寺の創建は多度郡屏風浦善通寺之記によると、
唐より帰朝されたお大師さまが、御父の寄進した四町四方の地に、
師である恵果和尚の住した長安・青龍寺を模して建立したお寺で、
大同2年(807)臘月(陰暦12月)朔日に斧始めを行い、弘仁4年(813)6月15日に落慶し、
父の諱「善通」をとって善通寺と号したと記されています。

鎌倉時代に佐伯家の邸宅跡に「誕生院」が建立され、
江戸時代までは、善通寺と誕生院のそれぞれに住職をおく別々のお寺でしたが、
明治時代に至り善通寺として一つのお寺となりました。

御誕生所である善通寺は京都の東寺、和歌山の高野山とならぶ
弘法大師三大霊跡のひとつとして、古くから篤い信仰をあつめてまいりました。

広大な境内は「伽藍」と称される東院、「誕生院」と称される西院の東西二院に分かれています。

金堂、五重塔などが建ち並ぶ「伽藍」は創建時以来の寺域であり、
御影堂を中心とする「誕生院」は、お大師さまが御誕生された佐伯家の邸宅跡にあたり、
ともに弘法大師御誕生所としての由縁を今に伝えています。


【遠景】


ここから見ると京都の東寺の雰囲気を感じる。


【南大門】


永禄元年(1558)に兵火にて消失。
日露戦争戦勝記念で建立されたもの。

善通寺の名に恥じない立派な門です。


【境内】


こういう雰囲気好きです。


【大楠】





【五重塔】




重要文化財。
創建以来、大風や火災により倒壊・焼失を繰り返しそのたびに再建。

現在の塔は弘化2年(1845)年に仁孝天皇の御綸旨により再建が始められ、
明治35年(1902)年に完成した4代目で、
若い塔だけあってまだまだ「味」は感じられませんでした。


【子授修行大師像】



【金堂】






重要文化財。

永禄元年(1558)に兵火にて消失、元禄年間に再建されたもの。

丈六の御本尊薬師如来がおわす堂内は厳かですが、
絶え間ない線香の紫煙と香りがあたかも観音霊場のような雰囲気を醸し出す。

他のお寺の薬師堂はどちらかというと静かで線香の香りは余り感じないが、
こちらはお寺の方々を含めてとても活発でした。

堂内は撮影禁止です。


【釈迦堂】


金堂右手にあります。


【天神社】



【赤門】


東側にもうひとつ門がありました。


【経堂】


金堂の左手にあります。


【龍王社】



【鐘楼堂】



【石像】


東院を囲むように四方に羅漢や観音像が安置されていました。


【佐伯祖廟】





【五社明神】



【大楠】





【三帝御廟】




鎌倉時代の後嵯峨・亀山・後宇多の3人の天の遺言に爪と髪を納めたと伝えられています。


【中門】


こちらから西院に行きます。

長くなりましたのでここまで。
ちなみに朱印は西院でいただけます。