Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

興正寺(2014年6月21日参拝)

2014-07-07 | 仏閣
塩釜口駅から一駅地下鉄に乗って八事駅に到着。

ここは本日のメインである興正寺があります。

正直、このお寺の存在は全然知りませんでした。

2ヶ月前に京都の西本願寺横にある興正寺を検索したら、
たまたま名古屋の興正寺がヒット。

お~、名古屋市内にこんな良さそうなお寺があったのかと、
驚いたとともに無性に参拝したくなったんですよね。


所在地:愛知県名古屋市昭和区八事本町78
宗派:真言宗
御本尊:大日如来
創建年:貞享3年(1686)
開基:天瑞圓照
札所:知多四国八十八ヶ所霊場、名古屋二十一大師霊場、東海三十六不動尊、なごや七福神


【東山門】


ここから参拝してもいいけど、
寂しい雰囲気ですので、矢印に従いましょう。


【境内マップ】


駐車場は有料ですが200台分あるそうです。


【中門】


今日は縁日で凄い賑やかです。

この門はかつては女人門と呼ばれ、
修行の場である東山と西山の境に建ち女人禁制を守っていた門だそうです。

2016年には中門の前に総門が完成予定とのこと。


【五重塔】


文化5年(1808)に建立された重要文化財。

東海三県唯一の木造の五重塔。


【西山本堂】


近くの納経所に御朱印帳を預けて、まずは本堂にお参り。

寛延3年(1750)五世諦忍和尚が西山阿弥陀堂として建立されたもの。












阿弥陀如来、不動明王、弘法大師等諸仏が3つの間に祀られていました。

なかなか見応え、拝み応えのある本堂内陣でした。


【普門園】


拝観出来るようですが、今回は遠慮しました。


【修行大師像】



【石仏】







【エレベーター】


中山寺のようにエレベーターがあった。


【石段】


私はもちろん石段を歩きましたよ。

この程度の石段なら不要だと思うが、
足腰の歩い方々を思えば必要ですね。

出来れば観音正寺や長命寺に設置してほしい。(無理)


【五重塔】




ここの五重塔は良いですよ。

奈良や京都の五重塔に負けてません。

名古屋でこれほどの五重塔が見れるとは思って無かったから、
逆に見れて本当に嬉しさ倍増です。


【圓照堂】






納骨堂のようです。

普段、納骨堂は撮影しないんだけど、
参拝した時は納骨堂とは思わなかったので撮影しちゃった。(^^;


【女人禁制】


奥の院に向かう途中にありました。

今はさすがに女性も大丈夫です。

しかし、奥の院に向かう参道の両端は墓地なんですが、
参道沿いに並ぶ宝筐印塔が凄く多い。

これほどの古い宝筐印塔があるお寺は初めて。
これだけでもお寺の歴史と威容が分かりました。


【大日堂】


ここがお寺の御本尊の大日如来が祀られているのに、
ここは何だか寂しい雰囲気を感じました。



お堂も立派でもなく華美でもない。
質素なものです。



元禄10年(1697)尾張徳川家二代藩主光友公が、
母の供養の為に鋳造させた高さ約3.3メートルの大日如来像が、
総本尊として祀られていました。


【石塔】



【鎮守社】



【弘法堂】


開山和尚百回忌に建立され、開山堂とも呼ばれています。

弘法大師、開山天瑞圓照和尚、興正菩薩叡尊の三祖が祀られていました。

この辺りも参拝客は少なく寂しい感じ。


【西国三十三観音像】



【不動護摩堂】


覚鑁上人作といわれる不動明王と毘沙門天が祀られています。


【東山本堂】


阿弥陀如来を御本尊と當山歴代先師位牌が祀られていますが、
堂内を見ることは出来ませんでした。


【石仏】



【竹翠亭】




こちらの洒落た建物の中で抹茶と和菓子がいただけるようですが、
何だか敷居が高く感じたので入りませんでした。

500円とリーズナブルなんですけどね。


【瓢箪亭】




こちらでも希望の方は抹茶がいただけます。


【手水鉢】





【境内】



【能満堂】




亨保2年(1717)尾張徳川家六代藩主継友公の寄進によって建立。

御本尊の虚空蔵菩薩(秘仏)は開山天瑞圓照和尚が自ら刻んだものとされています。


【紫陽花】



【五重塔】


最後の見納め。


【地蔵堂】


ここは近寄りたくない雰囲気を感じました。


【御朱印】


6種類ある内の2種類をいただきました。


名古屋で有名なお寺といえば大須観音と思っているけど、
興正寺の方が圧倒的に好みですね。

また名古屋を訪れた時は必ず参拝したいと思います。