Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

福島聖天 了徳院(2014年6月28日参拝)

2014-07-14 | 摂津国八十八箇所
持明院から徒歩数分の場所に了徳院というお寺があります。

聖天通りという商店街があるほど、
福島聖天という方が名前が知れているようです。



所在地:大阪府大阪市福島区鷺洲2-14-1
宗派:東寺真言宗
御本尊:準胝観世音菩薩、十一面観音菩薩
創建:不明
開山:不明
札所:摂津四国八十八ヶ所霊場、大阪四不動北方霊場



【縁起】
洪水により当時の記録が失われ開山年代は詳しく分かりませんが、
江戸時代の1736年に宥意上人が高野山善集院より入り、
4年後に堂宇を再建、再興された東寺真言宗のお寺です。

御本尊の聖天尊(十一面観音菩薩)は聖天さんと呼ばれ皆さんに親しまれれています。

当時、この一帯は浦江と呼ばれており海岸地帯になっていました。
聖天さんはこの海で漁師に引き上げられたと伝えられています。

当山は度々淀川の大洪水に遭うばかりか、
昭和20年の戦災では山門を残して建物の殆んどが全焼したが、
戦後、本堂を始めとして諸堂が再建され、現在に至っている。


【鳥居】


1台のみですが駐車場があり助かりました。
こちらのお寺は見所が多いので結構時間がかかりましたので。(^^


【狛犬】



【山門】


写真は撮りませんでしたが、
子持ちの龍の彫刻がありました。

鳩よけの金網がありよく見えませんでしたけど。


【境内】



【鐘楼堂】



【水掛地蔵】





【本堂】




この奥に御本尊が祀られ、
ガラス越しに少しお姿を見れました。


【狛犬】


こちらはかなり凶暴そうですね。


【大根】


狛犬の台座のレリーフに大根が。

聞いたところによると大聖歓喜天さんは象の姿をしたインドの神様で、
大根が好物なのだそうです。


【不動堂】




こちらのお不動さんは私好みの大きさと渋い色でした。


【修行大師像】



【地蔵堂】





【役行者】



【白髪稲荷】





【狛犬】


こちらは少し愛嬌のあるタイプです。
備前焼でしょうかね。


【おもかる石】


どこで持っても重く感じるんですけど。(泣)


【芭蕉句碑】


「かきつばた 語るも 旅のひとつ哉」

二度目の大阪を訪れた貞享5年(1688)4月、
芭蕉45歳の時、大阪の門人保川一笑を訪ねて詠んだのがこの句。


【水掛不動】



【石仏】


向かって左が阿弥陀如来、右が聖観音菩薩。


【祠】



【子安地蔵】



【弁財天】




手前には龍の彫刻、いや失礼、倶哩迦羅龍王がいました。


【石仏】



【石塔】



【観音堂】




准低観音が祀られているようですが、
厨子の中に安置されていて見れませんでした。


【御朱印】

持明院(2014年6月28日参拝)

2014-07-14 | 摂津国八十八箇所
所在地:大阪府大阪市福島区鷺洲2-13-3
宗派:東寺真言宗
御本尊:弘法大師
創建:大正4年(1915)
開山:宜観和尚
札所:摂津八十八ヶ所霊場



【縁起】
開山の宜観和尚は日露戦争の戦死者の霊を弔うため旧満州に渡るが、
明治天皇の崩御に遭い、当地にて出家、その後高野山に登り、
霊感を得て大阪において当寺を開いた。

御本尊の厄除け弘法大師は江戸時代初期の作で河内の寺にあったのを、
宜観和尚が大正8年に招来したもの。

昭和20年(1945)の空襲で堂宇は全焼したが、
御本尊は難を逃れ現在に至っている。

摂津八十八ヶ所霊場の中で最も歴史の浅い寺である。


【山門】


駐車場はありませんが、
ちょっとぐらいならお寺の前に停めても大丈夫でしょう。


【本堂】



【石仏】






狭い境内に四国八十八所霊場、北向地蔵等が祀られていました。


【不動明王】



【手水鉢】



【鎮守社】



【御朱印】