Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

道隆寺(2014年7月5日参拝)

2014-07-16 | 四国八十八箇所
続きまして77番の道隆寺へ。

山門横に無料駐車場がありました。

ありがたや ありがたや。


山門前の土産物屋から「お接待しますよ~」と掛け声が。

なんというか、土産物屋からお接待と言われたら、
「何か買えよ」という店側の下心が感じられるのよ。

そう思うのは私の心が穢れているからなんでしょうか。(^^;
 
いかんいかん、もっと純粋な心を持たなくては。
という訳で、早速純粋な心を取り戻す為に参拝です。



所在地:香川県仲多度郡多度津町北鴨一丁目3番30号
宗派:真言宗醍醐派
御本尊:薬師如来
創建:和銅5年(712)
開基:(伝)和気道隆
札所:四国八十八箇所


【歴史】
和銅5年、この地方の領主和気道隆公が桑の大木を切り、
小さな薬師如来像を彫造し草堂を建てたのが寺の初めといわれる。

大同2年(807)、道隆公の子・朝祐公は唐から帰朝した弘法大師に懇願し、
薬師如来像を彫造、その胎内に父・道隆公の像を納めて本尊とした。

朝祐公は大師から授戒をうけて第2世住職となり、
先祖伝来の財産を寺の造営にあてて七堂伽藍を建立、
寺名は創建した父の名から「道隆寺」と号した。

第3世は弘法大師の実弟にあたる真雅僧正(法光大師)が嗣ついで二十三坊を建立し、
第四世の円珍(智証大師)は五大明王、聖観世音菩薩像を彫造して護摩堂を建立、
次の第5世聖宝(理源大師)の代には「宝祚祈願所」となっている。

高僧が相次いで寺勢は栄えたが、貞元年間(976〜78)の大地震による堂塔の倒壊や、
康平3年(1060)の兵火、また「天正の兵火」に遭うなど興亡をくり返しながらも、
法灯を守り続けている。


【山門】



【石仏】


まずは団体さんが完全無視される愚痴きき地蔵、普賢延命大菩薩にご挨拶。

ツアーで先達さんに連れて来られる団体さんは、
本堂と太子堂しか参拝しませんが、
やっぱりこのようなお地蔵さんもちゃんとお参りしたいものである。


【灌頂堀・三界萬霊】



【境内】


決して広くない境内に所狭しと諸仏や諸堂が配置されていますね。


【鐘楼堂】



【本堂】


早速読経。

京都の観光寺では恥ずかしくて読経出来ませんが、
お遍路の札所では読経出来るのがいい。


金倉寺でお会いした団体さんがいた。

うーむ、これは次の郷照寺でもかち合うな。(^^;


堂内は撮影禁止でした。


【大師堂】



【弘法大師・衛門三郎像】


私もすがりたい。(笑)


【多宝塔】


なかなか優美な多宝塔でした。


【寿老人】



【地蔵尊】





【宝筐印塔】



【交通安全千躰観音堂】



【紫雲観音】



【不動明王】



【潜徳院殿堂】


江戸後期の典医・京極左馬造公の墓所で、眼病にご利益があるそうです。


【もどり観音さま】





【稲荷大明神】



【石仏】



【道隆公・朝祐御廟】



【厄除観音】



【妙見宮】


真言宗で妙見とはなんか違和感。


【御朱印】