Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

畝火山口神社(2014年5月10日参拝)

2014-06-11 | 神社
一度行ったらもういいかな、と思う橿原神宮を華麗にスルーして、
裏側(?)に鎮座する畝火山口神社へ。

初めて参拝するのですが、
場所が分り難い。

近くまで来てるのに通り過ぎて、行ったりきたり。

細い207号線にはここを曲がれという神社の看板があるが、
軽じゃないと左折出来ないめっちゃ細い道。

仕方ないので車を停めて歩いて神社へ向かう。

神社に行くほど細い道。
車で行けないことはないが、
初めての人はかなり不安を感じる道です。

しかし、神社に着くと結構車を停めれるスペースがありました。


所在地:奈良県橿原市大谷町248-5
主祭神:気長足姫命、豊受比売命、表筒男命
社格:式内社、県社
創建:不明


【由緒】
延喜式祝詞に記される大和国内の山口社6社
(飛鳥・石村・忍坂・長谷・畝火・耳無)のうちの1社であり、
祈雨神祭八十五座の1つである。

気長足姫命(神功皇后)・豊受比売命・表筒男命を祀り、安産の神として信仰されている。
 
他の山口神社の例や神社の性格から、本来の祭神は大山祇命であったとみられる。
現在、大山祇命は末社・大山祇命神社に祀られている。 
 
創始の由緒は不詳で献の初見は「新抄格勅符抄」大同元年(806)の
神封一戸を寄せるという記述である。

日本三代実録によれば貞観元年(859)正月27日条には正五位下の神階を授けられ、
同年9月8日には祈雨のための奉幣使が遣わされている。

延喜式神名帳では「大和国高市郡 畝火山口坐神社」と記載され、
大社に列格、月次・新嘗の奉幣に預ると記されている。

元々畝傍山西麓にあり文安3年(1446)の五郡神社記には畝傍山口神社、
在久米郷畝火山西山尾」とあるが、天正年間の地図には畝傍山頂に記されており、
文安から天正までの間に山麓から山頂に遷されたことになる。

江戸時代には畝火明神、畝火山神功社とも呼ばれていた。
 
昭和15年(1940)畝傍山東麓の橿原神宮で大拡張工事が行われた際、
橿原神宮や神武天皇陵を見下ろすのは良くないとして、
日本政府より畝傍山西麓(現在地)に遷座するよう命じられた。
この際、郷社から県社に昇格した。


【鳥居】



【境内】


思ってた以上に立派。
緑がたくさんで癒されます。


【狛犬】



【拝殿】









【幣殿】



【本殿】



【祓戸大神】



【神馬】



【陰陽石】


男性は向かって左側を、女性は向かって右側を、
子授かりを祈願しながら3回さすると子授かりのご神徳があると言われる。




私は当然のことながら左の石を触りました。

女陰らしく見えました。

久しぶりに触ったな~。

…。

失礼しました。(^^;




こっちは毎日触ってます。

…。

またまた失礼しました。(^^;


しかし、この石は自然で出来たものではなく、
人工的に加工されたものでしたね。

職人さんもこんなモノを加工するとは大変ですね。(苦笑)


【境内社】




左から高良神社、八幡神社、厳島神社、春日神社、埴安彦命神社、大山祇命神社




【御朱印】


閉まって誰もいない社務所と思ったが、
念の為にピンポン押したら中に巫女さんがいらしたので、
無事にいただきました。(^^

御厨子神社(2014年5月10日参拝)

2014-06-11 | 神社
妙法寺の駐車場の横に神社の入口が見えた。



何だか寂しそうな雰囲気。

こういう神社はあんまり行きたくないものだが、
とりあえず行ってみよう。


所在地:奈良県橿原市東池尻町字御厨子447
御祭神:根裂神、安産霊神、誉田別命
創建:不明
社格:村社


【由緒】


この地は清寧天皇「磐余甕栗宮」の跡で、社名の古くは池の尻辺に位置するので、
「水尻神社」といい、祭神は根析神、安産霊神の二柱であったが、
応仁(室町時代)より、御厨子観音(御厨子山妙法寺)が移建され
鎮守八幡宮が合祀されてから「御厨子神社」と改称された。


【参道】


うーむ、やっぱり帰ろうかな。(^^;


【鳥居】



【社務所】


この辺りはさすがに陽が当たってホッとする。

この建物は拝殿ではなく無駄にデカい社務所でした。


【拝殿】



【中門】



【本殿】





【狛犬】



【境内社】


高良神社・歳前神社。




恵美須神社・厳島神社。


【御神木】



【月輪石】


石析神という御祭神が祀られています。

奈良の飛鳥にはこのような巨石がいくつかあり、
これもそれらと同じように古代からの磐座信仰のひとつ。


もしこのような巨石が公園や山とかにあったら普通に座るでしょうけど、
このように祀られているとそんな事は絶対出来ませんよね。

現に御神体として崇められている巨石から、
凄いパワーや邪険な事は出来ないという畏怖を感じる。

だからこそ、このように祀られているのであろう。

この月輪石を見るだけでも、
この神社を訪れる価値はあります。


御朱印は無いと思われます。