Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

時光寺(2014年6月1日参拝)

2014-06-24 | 仏閣
続きまして次は播州善光寺と呼ばれる時光寺へ。



すぐそばに無料駐車場があります。



所在地:兵庫県高砂市時光寺町12-18
宗派:浄土宗西山禅林寺派
御本尊:阿弥陀如来
創建:建長元年(1249)
開山:時光上人
札所:西方四十八願所


【歴史】
開山時光坊の信願により阿弥陀如来を海中より引上げ、
これを本尊として曽根村に一宇を創建し時光寺と名づけた。
これが当寺のはじまりである。

時光上人は元の名は源経家と称され、清和源氏の源満仲から九代の末孫である。
出家の願い固く摂津の浄橋寺におられた派祖、西山国師の門に入り剃髪されたものである。

その後、本尊より放光の奇瑞あることが後嵯峨上皇のお耳に達し、
建長6年(1254)勅願寺となり北原の地十余町を寄進。
文永10年(1273)現地に移った。
その為、北原の宿が阿弥陀の宿と改められた。

延元年間(1336~1340)足利氏の兵火に罹り再び堂宇悉く焼尽、
暦応4年(1341)尊氏の命によって再建。
その後、豊臣氏の天正の兵乱(1580)で再び堂宇悉く焼失し寺産も失う。

慶長13年(1608)に領主、池田三左衛門輝政により現在の本堂が再建。
慶安元年(1648)には三代将軍家光より寺領二十石の御朱印を下賜された。
元禄年間(1688~1704)福泊村三木七左衛門の寄進により開山堂再建。
寛政3年(1791)12月楼門の再建、天保3年(1832)本山より小本寺格に列せられ、
末寺十ケ寺、塔中五ケ寺を統べたという。

開山以来43代の法灯を伝え、堂宇十余棟、寺宝什器多数を蔵し、
境内一町歩余、老樹繁茂し古来人呼んで「播州善光寺」と称する名刹である。


【山門】




さすがに立派な山門です。


【宝筐印塔】


南北朝時代の康暦2年(1380)に観阿らによって建立されたもの。


【四天王像】




山門は仁王像ではなく四天王像でした。


【本堂】




残念ながら堂内は撮影禁止でした。


【露座の大仏】



【開山堂】


日清、日露の戦没者追悼のため大仏建立を発願、
明治40年(1907)5月15日に開眼供養されたもの。


【御朱印】