所在地:奈良県吉野郡吉野山2357
宗派:真言宗醍醐派
御本尊:役行者
創建:白鳳時代
開基:日雄角乗
札所:役行者霊蹟札所
【歴史】
役行者の高弟、日雄角乗によって開創されたという
日雄寺の跡地近くに建立された寺院です。
日雄寺には五智如来が祀られていましたが日雄寺が室町期に消失。
その後、火難を逃れた五智如来を祀るため寺院を建立、
名を「大日寺」と改めたと伝えられています。
大日寺は元弘三年(1333)、北条と戦って敗走した大塔宮護良親王を守って
壮烈な最期を遂げた村上義光とその子義隆の菩提所です。
【祠】
大日寺に行く手前にある小さな祠です。
大日寺との関係は不明です。
【山門】
質素な山門です。
【本堂】
現在の本堂は当時のものでなく、
宝永年間(1704-1710)に建立されたものです。
五智如来が祀られていますが、
誠に残念ながらお昼のお勤めでしょうか?
中で御住職が読経をあげられており拝観出来ませんでした。
この素晴らしい御本尊を直接拝まないなんて、
本当に残念でした。
<五智如来>
大日如来を中心とし、東に阿シュク如来、南に宝生如来、西に無量寿如来、北に不空成就如来と
位置する五如来の総称でそれぞれの如来が異なる五つの知恵を象徴していることから、
五智如来と言われます。
大日寺の本尊たる五智如来は平安後期(藤原時代)に造立されたもので、
全国的に見ても稀とされており国の重要文化財に指定されています。
画像はネットで拾ったものです。
【卍地蔵尊】
【鎮守社】
【大木】
【御朱印】